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CoolandCool >> 写真とブログ講座 >> まだ終わらんよ >> 200106
 

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  ネチケット 2001/06/29(金)



ネット上でのエチケットについて
ここ数日、“初心者物申す”で熱い議論が繰り広げられている。
いや、この駄文がアップされる頃には
〜繰り広げられていた
と、過去形になっているかも知れない。
私はそもそもネット関係やパソコン関係のことに関しては
ずぶの素人。
だからこの手の企画は大変ありがたく読ませていただきました。
そこで私の私見をこのコラムにて物申させていただきます!!
…なんて身の程知らずなことはしません。

ただちょこっとした感想をたった一言。
………
ネチケットって、要するに“大貧民”に似てねぇ?
………
あっ、ちょっと待って。
あくまで、“たった一言”で言ったから
ちょこっと伝わりにくかったかもしれないけど。
そんな憐れみのこもった目で見ないでくれ!!
最後まで説明させてくれ!!

“大貧民”ってトランプのゲームはみんな知ってるでしょ。
それで、“大貧民”ってローカルルールがむちゃくちゃ多いでしょ。
しかも自分が普段使っていたローカルルールは
どこでも通用するインターナショナルルールだ!
ぐらいに、みんなが思いこんでいるでしょ。
この辺がネチケットと似ているんじゃないかと愚考したわけですよ。
ねっ、ちょっとは納得いったでしょ?
ほら、たまにはちゃんとしたことも言うんですよ。

なんせ、私がはじめて“しばり”という
ローカルルールとであった時などは
そりゃぁひどいもんでした……

注:“しばり”とは…
  例えば場にハートの5が出ていて最初のプレーヤーが
  同じハートの7などを出した場合
  それ以降のプレーヤーはハート以外のカードが出せなくなる
  というルール。
  場がハートで縛られることから“しばり”と呼ばれる。

少なくとも私が生まれ育った板橋区高島平地方では
こんなルールは存在しませんでした。
したがって、私はハートの5、ハートの7の次に
全く躊躇することなくダイヤの2を出し
そこから一気にAのトリプルをお見舞いし
最後にダイヤの3で“あっがり〜♪”と舞い上がっていたところ
「ちょっと何やってんの?今ハート縛りじゃん」
「あっがり〜♪ぢゃねぇだろ。カードよく見ろよ」
「えっ?もしかして“しばり”知らないの?……ウソだろ?」
……
全く非常識な人間はこれだから困るぜベイベー
と、みんなの冷たぁい目が言っていました。
大好きだった“大貧民”が一発で嫌いになる衝撃的な出来事でした。
その他にも“8切り”や“没落”など私の知らなかったルールが
大人になるにつれてだんだんと明らかになっていきました。
「母さん。……大人になるって
よりたくさんのルールに縛られるってことなんだね」
……
的を得ているんだかいないんだかわからないような悩みを
お星様に向かってつぶやいたこともしばしばです。

大体“8切り”なんて知ってます?
8を出すと問答無用でその場を流すことができ
あらたに自分のカードではじめられるという
使いようによっては、非常に強力なルール。
大富豪や富豪が圧倒的な強さで勝ち抜けしていった後
もうほとんど絵札も残って無いような底辺の争いにおける
切り札的な機能を“8”に期待したルールであろう。
しかし、もちろんこれを容赦なく有効に使う大富豪もいて
結局のところ“貧富の差”を一層拡大させるだけじゃねぇか?
と思わせる凶悪なルールである。
全く知らないプレイヤーにとっては
とてもすぐには使いこなせないようなルール。

ちなみに“没落”とは、大富豪が一番に上がれなかったときは
問答無用で大貧民にまで“没落”させられるというルール。
普通は大富豪になれば失敗しても平民ぐらいであがれるものだが
このルールでは、大富豪を守り通すことに失敗すれば
直ちに大貧民決定である。
長年の栄華が一朝にして崩れ去る瞬間。
まさに証券神話に躍らされたバブル成金を襲う
突然の株価大暴落!!!
ぢつに現実を反映したような深刻なルールである。
したがって大富豪にはとてつもないリスクが生じる。
そこで、このルール使用時には、どんなに手札がよくても
いわゆる“2ちゃねらい(2着の富豪ねらい)”をする奴がいる。
トップ周辺に妙な緊迫感が漂い、いまいちダイナミズムを欠く。
また、逆にずっと負け続けても上から新たな大貧民が降ってくるため
貧民層にも“自力で這い上がる”ハングリー精神がみられなくなる。
使い方の難しいルールだと思うのだが……。
ちなみみにこのルールの別名“都落ち”…泣かせる!

ほかに珍しいものでは“ジョーカー1枚は3のトリプルで敗れる”
というのを見たことがある。
おそらく貧民層の一発逆転技として発生したルールであろう。
とくに大人数でプレーするときは一人ごとのもち札が少ないため
“革命”よりも一枚少なくて繰り出せるこのルールは重宝される。
“お手軽革命”などというシュールなネーミングを聞いたときは
ちょこっと笑ってしまった。

無難なセンでは“2上がりジョーカー上がりの禁止”などは
ほぼ一般的なルールとして通用しているのではなかろうか。

なお、“456の三枚つづり”に勝てるのは“567”でいいのか
それとも“789”以上でなくてはならないかについては
プレーヤー同士でほぼ乱闘寸前の論争になった記憶がある。
プレー前に忘れず確認し、合意に達しておこう!
(なお、議論が白熱すると「黙れ貧民ふぜいが」なぞという
とんでもない爆弾発言がでてくる可能性アリ(笑)要注意!!)


………
しまった。
“大貧民コラム”になってしまった。
しかも“大貧民コラムって”やたら悲壮感あふれるコラムだな。
悲しくなるからせめて“大富豪コラム”にしよう。
うぉ〜。ごぉじゃすな響きだ。
……。
このローカルルールまみれのゲーム。
思えばゲーム名すら統一されていないのに
これだけ有名なゲームっていうのも珍しい。

ただし、大富豪を楽しむ上で一番重要な恐らく唯一絶対のルール。
“自分が知っているルールをむやみに人に押し付けてはいけない!!”

例えば
「あれ?これって8切りなしなの?」
「8きり?なにそれ。」
「<優しく説明>…っていうルール」
「へぇ〜はじめて知った。じゃぁ次からそれでいこっか。」
「いいよ。」
これがいわゆる常識的な対応というやつでしょう。
大富豪は本来とてもよくできたゲームであり
だからこそ多くの人に愛され、多くのルールが発明される。
こういう巨大な規模のゲームをやる場合
自分の世界がすべてだと過信しないことが重要だと思います。
相手のルールと自分のルールの“すり合わせ”ができない人には
このゲームに参加する資格はないでしょう。

一番最初に“ネチケットって要するに大貧民に似てねぇ?”
といったのは、こういうことです。

って、そんなに偉そうなことが言いたかったというよりも
ネチケットって題名つけて読者の心ひきつけといて
思いっきり大貧民の話を羅列したかったという
いたずら心によって書いちゃったというのが
ぢぢつです。
……。
ごめん。


大貧民ネタのコメント期待しています。
ネチケットに関する私のコメント…期待しないでください。

では、たま。




  ご使用上の注意 2001/06/27(水)



当コラムは下記の使用上の注意をよく読み
正しくお使いください。

****使用上の注意****
1.1日1回1コラムずつ服用ください。
 一日に二つ以上読まないでください。
 胃にもたれます。
 目も疲れます。
 非常に後悔し、精神衛生上よくありません。
 そして、すぐに読むネタ無くなります!!!
 そんなに頻繁に更新しないんだから
 大事に大事に読んで上げて下さい。

2.食後30分以内の服用はお止めください。
 食後30分以内に読むととても眠くなりす。
 とくに、運転前、お仕事前、お勉強前は避けてください。
 また、睡眠薬のかわりにこのコラムを食後服用する場合は
 悪いことは言いません
 ちゃんとしたお医者さんに診てもらって
 ちゃんとした睡眠薬を処方してもらってください。
 こんなコラム読みながら眠ると
 絶対悪い夢見ます。
 目覚めも悪いです。
 なによりも、寝ている間の電気代がもったいないです!!!
 でんこちゃんが怒ります。

3.なお、食前、特に空腹時の服用もお止めください。
 空腹でイライラしているときは、何を読んでも面白くありません。
 そんな時に当コラムを読まれたらたまりません。
 怒りのコメント…とっても怖いです。
 筆者は臆病な小動物ですので
 不必要なショックを与えないでください。
 <ワンポイント・アドバイス>
 なお、“食間”の服用とは、朝食と昼食の間
 といったような意味であり
 決して“食事中”の意味ではありません。
 今まで間違っていた人、先生黙っていてあげるから
 正直に手を上げなさい。
 ……。
 木村、大丈夫だ。おまえだけぢゃない。(黙っとけって!)
 ……。
 ちなみに知人のおばぁちゃんは“食間に服用するお薬”を
 ご飯→おかず→お味噌汁→お薬!!→ご飯→……
 食事のローテーションの中にいれていた(笑)
 ちなみに当コラムは、食事中に読むのアリです。
 できるだけ何かをしながら、片手間に読んでください。
 例)ご飯→おかず→コラム→お味噌汁→コラム→ご飯→コラ……
   (ちょっと読みすぎ)

4.服用後、吐き気、頭痛、虚脱感等の症状が出た方は……
 つわりです!!…嘘です。
 ぢつに正常です。心配しないでください。
 ただし、すぐに服用をお止めください。
 胸が悪くなる、目の前が暗くなる、犬司の将来が心配になる…
 などの症状が出た方は……ほっといてください。
 本人だって心配してるんです。自分の将来。
 いや、自分の現在にすら危機感を持っています。
 でも、現実を直視する勇気を持てないんです。
 だれか…勇気をください。
 ネットオークションとかで売ってないかな?
 “格安勇気!新品同様。このスペックがこの値段で?!1980円〜”
 すぐ買うのに…。

5.直射日光のあたる場所で保管しないでください。
 湿気の多い所や結露しやすい所も避けてください。
 コラム読んで頭やられる前にパソコンやられます。
 …失礼しました。
 ちなみに、ウイルスの侵入し易い環境で
 保管しないでくださいね、しょういちさん。
 善良な読者に災難が降りかかります。
 (この点、管理人の犬司に管理能力全くありません)
 読者は善良なんです。
 筆者が問題なだけで…

6.幼児の目の届かないところに保管してください。
 何事にも影響されやすい幼児の目に
 このコラムを見せることは、余り得策とは言えません。
 筆者は子供の頃のうちどころが悪くて
 こんなんなっちゃいましたが(ほっといてくれ)
 純な青少年達にはまっすぐに育ってもらいたいものです。
 なお、18歳未満禁とまでは言いませんが
 27歳にもなってこんなコラムを書いている男を
 笑って見逃してやるだけの“ゆとり”のある“おとな”
 のみ、読んでください。
 コギャル系の10代女性に
 “おっさんイイ年ぶっこいて何書いてんの?マジ馬鹿?”
 なんて言われたら、めそめそします。
 (注:コギャル系10代女性は当コラムの読者に多分いません。)
 (注2:コギャル〜はおそらく“ぶっこいて”なんて言いません。)
 あるいは天岩戸に閉じこもって3日間ぐらいしくしく泣きます。
 しかも誰も開けに来ないことに気づいて
 もう3日間ぐらいへこみます。
 
7.継続的に服用してください。
 内容の更新は実に不規則です。
 いつ更新するか分かりません。私にも。
 しかし、毎日見に来て、きっちりカウンター1回まわして
 「ちぇっ。またはずれかよ。(更新無しかよ)」
 とか毒づきながら、おとなしくお帰りください。
 でもね。
 筆者は一応一生懸命なんです。
 がんばってます。
 だから見捨てずにいてください。

8.読んだらすぐに忘れてください!!
 きっちり覚えていて、10年後とかに
 「あの時おまえ、こんなコラム書いてたろ。」
 とかいってみんなの前で暴露されたらたまりません。
 このコラム、私の不発弾となる可能性、大!
 読んだらすぐに忘れてくださいね。
(なお、10年後になってもこんなコラム書きつづけている可能性
 ……必ずしも無いとは言いきれない。泣 )


以上!!





  じぇいそん 2001/06/26(火)



あの…どうも。
はじめまして。
わたくし、犬司さんの友人の“じぇいそん”って言います。
あっ、これは芸名みたいなものですけど。
生きてた時は山田義雄でした。
今はゾンビやってます。
このたび、犬司さんのご好意で一度だけ
コラムを担当させていただくことになりました。
何で私みたいのがって思われるでしょうけど
…来月の13日って、金曜日なんです。
そう、「13日の金曜日」なんです。
「決戦は金曜日」とは無関係ですよ。
……(のっけから大失敗)。
そっ、それで、わたくしも今回の13日は
ちょっと一仕事させていただこうと思いまして
まずはご挨拶まで、と思いまして…。

えぇと…“じぇいそん”って皆さん知ってます?
本場アメリカでは映画化されて庶民にも大人気のゾンビなんですよ。
13日の金曜日のみ、活動期間限定ゾンビ。
もちろん日本でも公開されて結構人気です。
で…私はその日本支部に所属しているゾンビでして
一応“じぇいそん”を名乗るライセンスを持っています。
あっ、これって免許制なんですよ。
無免許のもぐりも結構いますけど。
私はJJA公認の「第二種普通じぇいそん」の免許を持っています。
えっ?農協?…それはJA。競馬はJRAですよ。
JJAはJapan Jason Association:日本じぇいそん協会のことです。
全米Jason協会(AJA:通称あじゃ)の下部団体なんです。
正式に登録されたいわゆる「オフィシャルじぇいそん」達は
例のアイスホッケーのお面の右下あたりに
ちっちゃく「AJA」って書いてあるんですよ。
もちろん標準装備の「斧」や「チェーンソー」にも
「AJA」の刻印が打ってあります。

どうやってライセンスを取るのかというと……。
まぁ一種の審査みたいなものがありまして…。
なんて説明したらいいのかな……?
う〜んと。
あのー、まず、死にますよね。
そしたら日本国内での死亡の場合
たいてい三途の川を渡らされるんですよ。
あっ、気をつけてくださいね。
死んじゃった場合は
死者の国籍ではなく、死亡地主義が採られますから。
日本国内で死んだ場合、人種・宗教を問わず
いわゆるジャパニーズ・スタンダードな
死後の世界に送られるんですよ。
ちなみに
三途の川→閻魔大王→天国地獄分別→次回転生までガンバロー
っていうのが、一番オーソドックスな日本方式。
でもって、最初の三途の川を渡る手前の川原で
“日じぇい協”が会員募集キャンペーンみたいなのやってるんですよ。
他にもたくさんの国産妖怪や国産幽霊さん達が
同じことやっています。
たいていは後継者探しですね。
でもうちの場合、ここ4、5年の新規参入ですから
もっぱら新規会員獲得のためにがんばってます。
でもって、うちの場合、多くの死人さん達の中から
自治省発行の死人白書をデータベースにして
うちの基準に見合う人をピックアップするんです。
でもって、どういう基準で審査するのかというと
1.死体が残っている
2.現世に未練がある
3.現世に恨みが強い
この3点です。
どうってこと無い一般的な基準なんですが
うちの特色はなんと言っても一番目。
「死体が残っている。」
うち、ゾンビの団体だから死体が残ってなくちゃダメなんです。
どんなにでろんでろんでもいいから死体がなくちゃダメです。
国産の幽霊さん達って、ほとんど霊体だから「実体感」って無いでしょ。
リアルな生々しさが無いんですよ。
それに引き換えうちのような欧米モノはこの「実体感」が売りなんです。
ニオイまでしますから。
胃袋から逆流してくる恐怖感!!
これがうちらの持ち味です。
ところがどっこい、日本ってたいてい火葬しちゃうでしょ。
死体残して死んでくる人少ないんですよ。
だからこの基準って、日本ではすごく厳しいんです。
もちろん私の場合は、完璧な状態で死体を保存したまま死にました。
登山中に冬山で凍死しちゃったんですよ。
もう春がくるまでコチンコチン。
「きみ、とっても綺麗な死体だね〜」
って勧誘されました。
しかも、もう一度その山に挑戦したいって思ってたから
現世への未練たらたら。
一発で基準クリアーしました。
現世への恨みは全く無かったんですけど
「こんだけ死体が綺麗な問題無いよ〜」
って言われてついうっかりその気になっちゃいました。
すぐに契約してゾンビとして完全復活。
ちょっとやそっとじゃ死なない体になったから
今度こそがんばって再登頂!!って思ってたら
そのときになって初めて協会の活動方針を聞きました。
当協会の活動方針。
生きてる人間達を恐怖のドン底に突き落とすべし!!
……。
いや、実にまいった。
はっきりいって苦手なんですよ、そういうの。
そりゃぁ学園祭の肝試しぐらいなら経験あるけど
お化け屋敷でバイトしたことすらないド素人ですよ。
それがちょっとゾンビになったぐらいで
人怖がらせるなんて無理ですよ。
大体、私の死体ってむちゃくちゃ保存状態よかったから
生きてる人とほとんど見分けつかないんですよ。
見た目ふつーの一般人。
パンピーですよパンピー。
えっ?これってもう死語なの?
いいんですよ私だって死人なんだから。

とにかくそんな私に人を怖がらせるなんて無茶なんですよ。
だけどね。
ここが重要。
活動期間が13日の金曜日限定なんですよ。
それ以外は基本的にシーズンオフ。
好きなことしてていいんです。
もうかっちゃいました。
一年にほんの数回ですよ、13日の金曜日って。
その日だけ人怖がらせればいいんです。
はっきりいって楽勝。
勝ったも同然です。
例えば11日の水曜日ぐらいから
ターゲットの家の庭先に埋まっていて
13日の金曜日の夜になったらムクッて起きあがるだけで
そりゃぁもう十分怖いはず。
……
と思いきや。
現実は厳しかったんです。
このあいだの13日の金曜日って“大安”だったんですよ。
あの日って日本じゃ基本的にめでたいんですよ。
……
「君ねぇ。今日って大安なんだよ。
ゾンビが出てくるような日じゃないんだよ。
そういうのは仏滅の日えらぶのが常識だろ!!
13日だかなんだか知らないけど、情緒ってもんが無いのかね!!」
その家のご主人に
そりゃもう死ぬほど(?)怒られました。
庭先に正座させられて延々と3時間。
実にまいった。

欧米では13って不吉な数なんですよ。
ところが日本では13って言ってもゴルゴ13ぐらいでしょ。
たいして不吉感がないんですよね。
むしろ4のほうが不吉なんですよ。
だからって
「4日、14日、24日の金曜日」じゃぁ
なんだか巣鴨とげ抜き地蔵さんとこの
酉の市(とりのいち)みたいでしょ。
お年寄りが集まってきそう。
「わしもゾンビみたいなもんじゃて。ひゃぁ〜っひゃっひゃ。」
「いやだよ〜。うめばぁさんったら。ひゃぁ〜っひゃっひゃ。」
……。
こんな会話聞かされたら、こっちが死んじゃいます。

とにかく13って日本ではインパクトが弱過ぎです。
圧倒的に“仏滅”のが強いんです。
そこで……われわれ、日本じぇいそん協会。
夏のシーズン中は活動期間変更します。
ずばり13日、捨てます!!
夏季期間中は、「毎月、第二第四金曜日」
……。
歯医者さんの休診日みたいでちょっといや。
でも、我慢します。
とにかく夏といえば怪談、ホラーのシーズン。
この期間は13という数字にこだわらず
第二第四金曜日はすべて休まず活動します。
一生懸命、日本の夏に貢献します。
だから日本の神社仏閣さん、お願ひ。
7・8・9月はできる限り
第二第四金曜日、“仏滅”にして下さい!!
そして来る7月13日は、花の第二金曜日。
せめてこの一日だけでも、“仏滅”にして下さい!!!

……ダメですか?
やっぱ…ダメですよね。
そもそも、犬司さんのこのページって
神社仏閣関係者の方って読んでないでしょ!
きっと。
そもそも、仏滅だの大安だの友引だのって
神社仏閣関係者の方達で決めてるもんなんですか?

私は知りません。
きっと犬司さんも知らないでしょう。
あの人の知識って、ものすごく広くて浅いんです。
薄っぺらです。
しかも、たいして調べもせずに
思いつきで文章書くんです。
こまったもんです。
親切にコメント書いてくれる人達の苦労が
また一つ増えるんでしょうね。

ちなみに今度の7月13日って“仏滅”?
えっ?それすら調べてないの?犬司さん。
ちゃんとしてくださいよ。

もうあったまきた。
今度の7月13日がたとえ“大安”でも
犬司の家で暴れてやる。
通販で「チェーンソー」買っておこ。
泣き叫ぶ犬司を×××して×××して……
……

(犬司:助けて大王。僕、殺されちゃいそうです。)
(でも。いいこと思いついちゃいました。)
(僕が殺されても決して火葬しないでください。)
(できれば綺麗な形で保存しといてください。)
(そしたら僕も明日から日じぇい協)
(もう怖いものなしです。)
(ちょっとまて。相手がチェーンソー持ってるのに)
(綺麗な死体が残るはずないか。)
(じぇいそんさん。お願いだから綺麗にさばいてください。)
(……)

こうして。
2001年7月13日金曜日
人類初の「三枚おろし殺人事件」が発生した。
残忍だが実に綺麗なさばき方……。

……。
しかしその後、三枚おろしにされたゾンビが発見されることは
未来永劫、ないであろう。


注1)このコラムは危険な犯罪予告をする文章では決してありません!!
注2)山田義雄さんという名前の方、実在したら本当にすいません!!!
  私の知り合いに無い名前の中で、最も普通っぽいものを思い浮かべ
  て単なるネタ振りとして、使ってしまいました。(一層失礼)
  心よりお詫び申し上げます。




  手うちとんかつ 2001/06/21(木)



もうだいぶ前になるのですが
「手うちとんかつ」なるものを食べたことがあるのです。
ひょっとしたら有名なものなのかもしれないのですが
私はいまだに「とんかつ」の「手うち」なるものが
それこそ想像もつきません。
およそグルメとは関わりの無い私にとっては
全くわかりません。
豚肉が軟らかくなるよう「たたく」という程度の意味なら
どんなとんかつやさんでもやっているんじゃないでしょうか?
単に「手作り」という意味でもなさそうだし…。
とんかつの「手うち」って、なんなんでしょう?

結論:「手うち」=「手討ち」
今日はネタ振りから結論まで、早いです。
巻いていきます。
“文章が長すぎるうえにつまらない”
というご批判をホウボウから頂いておりますので
せめて、“文章は短いんだけど面白くない”
ぐらいには進歩しようかと思います。
千里の道も一歩から。
でも、3歩で挫折。
しかも2歩下がる。
進めなひ。
……。

とにかく「手討ち」とんかつ。
すなわち本格“手討ち”豚使用。

“手討ち豚”…主君のご不興をこうむり、手討ちにされた豚。
より具体的にはおよそ次の通り。
殿様(養豚場の牧場主)がご城下(牧場内)を視察中に
1.うっかり前を横切る
2.ウンコのついた足で殿の長靴を踏んづける
3.くしゃみした拍子に鼻汁ひっかける
4.殿のヅラに気づいて「ブピッ」っと笑う
などなど…
豚さん達がこういった些細だが深刻な狼藉を働いた場合
たいてい即刻、無礼討ちにされる。
しかし、御家人衆(従業員さん)の必死の嘆願により
殿中(豚舎内)での“お殿様ご乱心”をかろうじて回避できた豚さんは
はれて、正式な“お手討ち処分”(精肉工場での解体?)となる。
この場合、まず体を清めた後、白装束を着せられる。
そして辞世の句を読むこともできる。
「どうしても チョキしか出せない このひづめ  ブピッ」
といった具合である。
そして介錯人が静かに刀(肉切り包丁)を振り上げる。
この時、「介錯不要」とか言って、切腹して自害するという
いさぎよい死に方は認められない。
腹肉も内臓も貴重な商品だから
むやみに傷つけることは許されないのである。
介錯人、一刀のもとに首を落とす。
「御免。」
「ぷぎぃ〜」
……
トンッ。(首が落ちる)
……
すぐさま血抜き。
鮮度の落ちないうちに解体作業が進む。
部位ごとに分けられ冷凍庫へ。
凍結保存で鮮度を保つ。
このあたり、なによりもスピードが勝負。
翌日には保冷トラックにて全国各地へ。
主にヒレ肉およびロースがとんかつやさんへ配送される。
ここで解凍されて、丸一昼夜熟成される。
いたみ始める寸前が、お肉の一番おいしいとき。
うまみが増し、軟らかくなる。
はれて「とんかつ」へと調理される。
さくさくのコロモ、じゅわ〜っとあふれる肉汁。
うまい。うますぎる。
これぞまさしく“手討ち”とんかつの味!
……
…おや?
出来上がったとんかつのおいしさと“手討ち”の間には
何の因果関係も無いのでは?
お、おかしい。
……
やっぱり常識的に考えて
「調理」の段階で初めて、何らかの“手うち”がなされるのか?
はっ!も、もしや。
お店の調理場までは“生きたまま”連れてこられ
調理場で初めて“手討ち”にされるのでは?
そういえばお店の奥のほうで
ドタン!バタン!…ぷぎぃ〜
とかいう激しい音が響いていたような気が…
店員さんの手も心なしか血みどろだったような…
……。
違うな。
そんなこたぁ無かった。
だいたい“手討ち”にしてから後の調理方法が全く一緒なら
味が変わりゃぁしないよな。

やはり、ここは潔く“手うち”=“手討ち”という結論を
撤回するほかなかろう。
……撤回!
撤回も早いです。巻いていきます。
あくまで、おそばやうどんのような意味での“手うち”を考えるなら
とんかつ作成上“手うち”条件を満たすような食材はただひとつ。
コロモ!!
厳密にはコロモとして使用されるパン粉のパン!
そうか…。
やっぱりな。
サックサクのあんちきしょうが“手うち”による品物だったのか。
どうりで、サクサク感が一味違うと…
……
誰が思うか、ばかもの!!
そんな違いがわかるか!!
だいたいこれじゃ“手うちコロモ使用とんかつ”であって
決して“手うちとんかつ”たりえない。

やはり、何らかの形で豚肉自体に“手うち”が加えられたのであろう。
そう考えなければ不自然だ。
とすると、やはり。
実にオーソドックスだが豚肉を“手”で“うった”のだろう。
ひょっとしたらお肉を軟らかくする以外にも
なにか意味があるのかもしれない。
いずれにせよ。
調理場では一流の板さん達が
豚肉一枚一枚をそれこそ何時間もかけて、手で打ちすえる。
ばしぃん。ばしぃん。
鳴り響く音が、一流の証。
ばしぃん。ばしぃん。
ひと打ちごとに込められる、板さん達の情熱。
ばしぃん。ばしぃん。
あっちで、ばしぃん。
こっちで、ばしぃん。
みんなで、ばしぃん。
……。
どやかましい!!!
聞いてるだけで手がしびれる。
もっと肉を大事にしろ!!
肉になんか恨みでもあんのか。

恐らくこれも間違いだろう。
“手うち”“てうち”“テウチ”…。
やはり分からない。
分からないくせにこんだけ引っ張っちゃうと
オトシどころも分からない。

今日も、オチ、つきませんでした。
通信簿に、「おちつきが無い」って書かれそうです。

誰か、オチ、つけてください。
あるいは、“手うち”の意味、教えてください。
だれか、助けて。
おねがひ。






  いとしき人 2001/06/20(水)



先日、学生時代の英語の授業の
ちょっとした思い出話を書きました。
それがきっかけでもうひとつ
くだらない過去を思い出しました。

“opportunity”
という単語、知ってます?
機会とかチャンスとか言う意味の名詞です。
辞書見ると熟語とか結構あります。
でも、そんなことはどうでもいいのです。
問題はこの語の発音。
発音記号を表記するのは大変だし
読めない方も多いと思いますので
ここはひとつ、思いきってひらがな表記します。
おぽちゅにちー。
もしくは、おぽてぃゅにてぃー?
いや、やっぱり、おぽちゅにてぃー、にしときましょう。
たまたま高校の英語のリーダーの授業の長文で
この単語が出てきたんです。
あっ、うちの高校、英語の授業の中に
リーダーとグラマーの二種類の授業があったんですよ。
長文読解と文法の二種類。
リーダーとは長文読解のほうです。
だから、この授業、教科書読まされるんです。
その日の授業でも、その日の日付とかを根拠に
出席番号を呼ばれた人が、立って教科書を読まされていたんです。
どんな文章だったかは忘れたんですが
この“opportunity”の単語が出てきた瞬間
そのクラスメートが突然どもったんです。
「おぽ…おぽ…おぽちゅ…ぽちゅ…ぽちゅてにー?」
普段はすごく発音のきれいな娘なんです。
そうそう、確か女の子でした。
でも、どういうわけか“opportunity”とは
相性が合わなかったんです。
「おぽ…おぽ…」
高校生時分、同じクラスの女の子が
授業中みんなの前で、おぽおぽ、言うんですよ。
しかも普段は発音にすっごく自信を持っているから
必至に平静さを装って
何とか読もうと努力するんです。
「おぽちゅ…ぽちゅ…」
それでも、ぽちゅぽちゅ、繰り返すんですよ。
どうします?
クラスのあの娘が
ある日突然、おぽおぽ。
とどまることなく、ぽちゅぽちゅ。
そりゃぁもう、顔真っ赤にして…。
……。
思いがけない出来事に動転して
必死になっている姿って
どうしてこんなにかわいいんでしょう?
もちろん同情しますよ。
もし自分がおぽおぽ言っていたらと思うと
恐ろしくって冷や汗でます。
さらに、ぽちゅぽちゅ言ってしまった日にゃぁ
きっとあだ名は“おぽちゅにちー”
耐えられません。
略して“おぽちゅ”とか呼ばれるんですよ、絶対。

実際どもっていたのなんか一瞬だったと思うんです。
でもくっきりと印象に残っているんです。
忘れられないんです。
とてっも必死な“おぽちゅにちー”が
今になっても忘れられません。

そうそう。
思いがけなく必死な女の娘
もう一人思い出しました。
大学近くのファミレスの店員さん。
サークルの人達と6人ぐらいで店に入ったんです。
それで料理が出そろうと、店員さんが伝票おいていくじゃないですか。
テーブルに置いてある透明な筒に。
運悪くあれの真横に私の水飲みグラスがおいてあったんです。
もちろん店員さん。
思いっきり私の水グラスに伝票突っ込んでくれました。
「ひゃっ!!」
驚いたのは店員さんだけじゃありません。
あんなハプニング私もはじめて見ました。
びしょびしょでろでろの伝票。
テーブルに広がる水たまり。
慌てふためいた店員さん。
濡れた伝票で思いっきりテーブル拭き始める。
拭けない拭けない。
私の心のツッコミが通じたのか
「も…申し訳ありませんっ!すぐに、ふっ布巾をお持ちします。
あっ、すぐに新しいものもお持ちしますのでっ!」
と言い置いて猛然とダッシュ!!
当然きれいな布巾と新しいお水が出てくるのかと思いきや
彼女が持ってきたのは布巾が一枚と、真新しい伝票。
おいおい。
それでも、彼女がテーブルを拭き終わり
伝票ホルダー?に伝票を正しくセットするのを待って
おそるおそる
「あのぉ、お水も頂けるとうれしいんで…」
「もっ、もうっしわけありません!!!!」
彼女、せっかくセットした伝票をわしづかむと
再び渾身のダッシュ!
なにも伝票持っていくことなのに…
よっぽどあせってたんでしょう。
もう気の毒で気の毒で…
かわいくってたまりませんでした。
ようやく新しい水を持ってきたときは
彼女の顔は、恥ずかしさと連続ダッシュで汗ダクダク。
「よかったら、このお水どうぞ」
って勧めるところでした。

あっ、もう一人。
気が動転したわけじゃないけれど
一生懸命なためにとても滑稽だった人思い出した。
私、数年前、鼻の病気で手術したんですよ。
蓄膿症の手術。
手術の話はまたの機会にゆずるとして
10日間ぐらい入院していたんですよ。
それで、退院してからも何度か外来に通っていたんです。
その帰り道、病院を出たところで
ちょうど私の担当看護婦さんだった人と
ばったり出会いました。
入院病棟と外来って看護婦さんが別だから
外来に通っててもほとんど会わないんですよ。
10日間ぐらいの入院だったから
まさか私のこと覚えているとは思わなかったんですが
きっちり覚えていてくれました。しかも名前まで。
「藤島さーん。その後、お鼻の具合どうですかー?」
出会ったのは通りを隔ててむこう側とこっち側。
8メートルぐらい離れていたでしょうか。
だからおっきな声で話し掛けてくれたんです。
正直うれしかった。
しかし、彼女の姿を見た瞬間、凍り付きました。
彼女、身振り手振りまでつけていたんです。
きっと道を隔てて遠かったからでしょう。
そういう思いやりのできる、とっても優しい看護婦さんなんです。
その彼女の手が、「お鼻の具合」を指し示していたんです。
それも人差し指で、お鼻の頭をちょいと指差せばイイのに
こともあろうに人差し指と中指の二本を使って
下から上に向けて「お鼻」を指差していたんです。
カトちゃんペ。
…指先、ちょっと穴に入ってました。
あぁ、なんて素敵な看護婦さん。
彼女もちろん一生懸命。
患者さんのその後の容態を心配してくれているんです。
とっても素敵な、カトちゃんペ。
一生忘れません。
たとえ指先がちょこっと入っていても
あなたの姿は美しかった。
…「お鼻の具合」もう大丈夫です。
むしろあのカトちゃんペ、同僚や彼氏に見られていなかったか
そのことのほうがよっぽど心配です。

またまた、徒然なるままに書いてしまいました。
テーマなき論文集。
文字どうり、もう書きたい放題。
ただ、一応、一生懸命で必死な姿が
とっても素敵だということをお伝えしたかった。
だからみんさん。
とりあえず一生懸命やりましょう。
思いっきりドジこいてください。
そんな姿が、一番美しいものなんです。
少なくとも、私は大好きです。

では、また。




  英語の先生 2001/06/18(月)



突然思い出した出来事。

私の中学校の頃の英語の教科書って
確か「ニューホライズン」を使っていました。
英語の長文で例の「タイタニック号」のお話が使われていた。
そのときの中間試験で、その長文がテスト問題になった。
タイタニック号が氷山とぶつかるシーンで
船員の一人が目前に迫る氷山を発見して絶叫する
「Iceberg ahead!」(前方に氷山だ!)
このせりふのところに下線が引かれ
問題に使われていた。

…問5 下線部2の意味として正しいものを下から選びなさい。
ア)霧深い宵闇の中、甲板で警戒にあたっていた水夫が目前に迫った氷  山を発見。「前方に氷山あり!」と大声で知らせている。
イ)霧が深く視界が悪いため、甲板前方で氷山の警戒にあたるよう艦長  から指示が出されている。
ウ)氷山とは頂上のほんの一部だけが水面上にあり、実際は海面下に大  きな氷塊があることを艦長が乗客に説明している。
エ)氷山に頭をぶつけて出血したときは首をしめて止血するとよい。

……。
これ、マジです。
イ)やウ)はちょっとうろ覚え。
でもエ)は一字一句たがわずこのとおり。
一応答えはア)です。
イ)やウ)はちょっとそれっぽくても
授業を聞いていれば全く問題外。
ア)を見た瞬間、誰がなんといおうとア)しかないんです。
引っ掛け問題では決してない。
それでも心配性の私は、一応他の選択肢にも目を通しておこうと思い
最後のエ)に出会ってしまいました。
ヒトメボレでした。
心を奪われてしまいました。
その他の問題のことはまったく覚えていません。
試験が終わったとき
他の解答欄に何を書いたのかまったく覚えていませんでした。
しかし最後の最後まで
問5の回答欄にア)とエ)を書いては消していました。
もちろん点数をとりに行くのならア)です。
しかし、そんな次元の問題では無いんです。
この英語の先生、学年主任でもあり、普段はとっても真面目なんです。
冗談もほとんど言わず、低俗なギャグを憎んですらいました。
その先生が、エ)で、勝負してきたのです。
“頭部から出血した際には首をしめて止血せよ”
というデンジャラスジョークを引っさげて
ガチンコ勝負を仕掛けてきたのです。
「氷山にぶつかった奴がいたら止血の前に引き上げろよ!」
とか、
「血ぃとめるついでに息の根止めてどーすんだよ!!」
とかいったツッコミなど
それこそ走馬灯のように浮かんでは消えていきました。
もうテスト中、はらわたちぎれる思いでした。

ところがぶったまげたのはテストの後の最初の授業。
例の英語教師が淡々とテストの解説をはじめる。
「…えぇと、問5は…あぁ、これはサービス問題ですね。
 ア)以外を書いた人はいないでしょう。
 …それでは、次の問6。この問題は…」
……。
あっぶねぇ。思いっきりエ)って書くとこだった。
…それにしても
教室中が文字通り凍りつきました。
この先生、全くクールに、表情一つ変えずに
サービス問題って…。
そりゃぁねぇだろう。
あんだけの事やらかしといて。
普通ならちょっと照れ笑いしながら
「あれ、どうだった?」
とか聞くもんでしょ。
この学年主任が自分のダイナマイトジョークに
いったいどんなコメントを残すのか
学年中の注目の的だったのです。
それを、全くのノーコメント。
それこそ選択肢エ)など無かったかのように。
……。
はなっからこの先生
確信犯だったんです。
自分のハイセンスなジョークに絶対の自信をもっていたのです。
だから、皆の反応などちっとも期待していなかったんです。
「あれ、面白かったですよ」
とか
「先生最高!」
なんて言葉、それこそ彼にとっては片腹痛いんです。
面白いに決まっているんです。
だからこそア)で決まりきっている問5の
エ)なんてところに平気であんなジョークを置けるんです。
実際エ)に気がつかなかった人多かったんですよ。
でも、読み飛ばされることなど百も承知だったんでしょう。
彼の芸術的なまでのジョーク・センス。
緊張感あふれる真面目なテスト問題。
その中にさりげなく紛れ込む異質なジョーク。
しかもその内容はとってもシュール。
頭っから血ぃ流して首しめて止血すんですよ!
どうします?
あれ以来頭っから出血している人見ると
笑いが止まらないんですよ。
もう完敗です。
あの学年主任の厳しいマスクすら
自らのダイナマイトジョークを際立たせるための
演出にすら思えてきます。

とても印象的な先生でした。
もちろんこれ以外にも、いくつかやらかしています。
例えば。
別のテストの問題で、問題用紙の右上の隅に、ちっちゃい文字で
“壁に耳あり、正直メアリー”
……。
意味なんて無いんですよ。
そう言うもんじゃぁ無いんです。
テストの本文と全く関係無いんです。
でも、真剣なテストのしょっぱなに
こんなもん見てしまったら
もうテストどころじゃないんです。
負けです。
完敗です。
はらわたがすぐちぎれちゃうんです。
しばらくくっつきません。

高校時代にもこの手の英語教師がいました。
文法の先生でものすごく目が鋭いんです。
笑った顔など見たこともないし
それこそ背の低いゴルゴ13なんです。
あるいは二、三人殺していたかもしれません。
まぁ、ともかく。
この先生、見た目とは裏腹に
小ギャグが大好きなんです。

うちのクラスの出席番号一番、確か秋田君でした。
彼の出席をとるのに
……
え〜、では。出席をとります。
青森。…岩手。じゃない秋田。

もちろんベタです。
活字にするとぜんぜん面白くない。
ところがあの先生が言うと断然面白いんです。
とにかくニコリともせず、突然くりだしてくるんです。
しかもそれでうけたとかすべったとか
皆の反応をちっとも気にしないんです。
ただ淡々と、市原君、上野君の出席をとっていくのです。
ものすごくクールな親父ギャグ。
初めて出会いました。

この授業、市販の問題集を使っていたんです。
いろんな大学入試の過去問から抜粋しているような本。
だからこの問題集の中の問題って、必ず最後に出題大学名が
括弧がきで書き込まれているんです。
その中のひとつに
……下線部3を訳しなさい。(東海女大)
っていうのがあったんです。
この先生、これを読んで。
……
ほ〜。東あま(海女)大学ですか。
というと西にもあるんでしょう。
海女さんになるにも大学行かなきゃ行けないんですねぇ。
皆さん知ってました?
私は初めてですね。
ウニ採り実習とか、ハマグリ実習とか…あるんですかねぇ。
最低必修漁獲量とか決められたりしてね。
漁獲量が足りない学生は就職活動中も必至だ。
まぁ、その辺にして。
じゃぁ、次に問題。

…って、行けるか次の問題に!!
一人でさんざん暴走しといて完結するな!
どう見ても東海・女子・大学だろ。
東・海女・大学なはずねぇだろ!!
ついでに西にも無い!

これをニコリともせず真顔でやられてごらんなさい。
もう涙がちょちょ切れてくる。
しかも普段は一切雑談なしの硬い授業。
とてもギャグが出てくる雰囲気じゃぁ無いんです。
でも、そういう授業が続いてくると
突然ダイナマイトジョークが炸裂です。
油断しきった皆の心を木っ端微塵にします。

……。
この二人の先生。
こういうセンスにあこがれます。
悔しいぐらい笑っちゃうんです。
緊張感あふれる状況を
ピンポイントで狙ってくるんです。
しかも普段はいたって真面目なんです。
もう、そういった全体に
ものすごいセンスを感じます。
私の理想像であり、憧れです。

皆さんの身近にも
こんな偉人っていませんか?
ふと思い出したので書いてみました。
これはそんなコラムです。

偉人の伝説。
コメント期待してます。




  『不快指数』 2001/06/15(金)



先日『梅雨入り宣言』を書いたが
梅雨時に出てくる気象用語として欠かせない
もうひとつのキーワードがこの『不快指数』。

…気温・湿度など、いくつかの気象要素を組み合わせて
人体の感じる快・不快の程度を表した指数。
70以上では一部の人が
75以上では半数の人が
80以上では全部の人が不快を感ずる。

という、とっても素敵な指数。
おそらく、気象庁がもつさまざまな気象データを結集して
この指数が算出されるのだろう。
実際には気温と湿度が98パーセントぐらいのウェイトを
占めていると思われるが、余り気にしない。
そしてそれらのデータを一定の方法で計算した結果
算出されるのがこの指数。
しかし、一般の人がただの数字を見てもピントは来ないため
あくまでその目安として
70だったら一部の人は不快に感じる程度だろうし
75あったら半分ぐらいの人が不快に感じる
もう80くらいになると不快に感じない奴はいないだろう
という指数なんだと思う。
……っておい。
なんで70から80の間で全部フォローしてんだよ。
69以下と81以降って存在価値無いだろ。
なんか指数の出し方、かたよってない?
しかも、例えば『不快指数73』って、どうなの?
どのくらいの人が不快に思うの?
って言うかもっと根本的に、どんぐらい不快なの?
実際は、意外とわかりずらい指数なんだと思う。
だけど数字にされると信じちゃうってひと多いでしょ。
すごく科学的っぽくて。
みんなすっかり気象庁にだまされてる。
そう言った意味で『梅雨明け宣言』といっしょ。
あれだって気象庁がもったいぶって出すから
「そうか、いよいよ梅雨入りか」
と思いこんでしまうだけで
じっさいとっくに雨なんか降りまくってんだから。

だいだい、一部の人が不快に感じる、っていうときの
「一部の人」ってのはどうやって調べたんだ。
街中でいきなり気象庁の役人に
「今、不快ですか?」
なんて聞かれたら、聞かれたそのことで不快になる。
「おまえに会うまでは快適だったよ」
なんて捨て台詞がはきたくなる。
恐らく私の予想では、専門の気象研究機関などで
日々白衣を着て研究にいそしんでいる方々に
「現在の不快指数の数値は○○ですが、現在不快ですか?」
とか質問して、研究員達がそれこそクソ真面目に
「う〜ん。不快といえば言えなくも無いか」
とかいいながらアンケートにお答えする
という方法で、定められたのであろう。
ぞっとする。
普通、世間一般の人々は
じっくり考えた上で不快かどうかの結論には達さない。
文字どうり直感的に不快だと感じるのである。
しかもその場合の直感にはとてつもない個人差がある。
だから、この手の個人的な直感に左右されやすいものを
誰にでもわかりやすいように一般化するという前提が
そもそも間違っているのである。

ここで気象庁が用いたマジックの種を解き明かそう。
1.気温・湿度など客観的なデータを元に指数を算出することで
  多くの一般市民のハートをゲット。
2.しかし、面倒くさくないよに指数は原則として3段階評価。
  70・75・80の三種類のみを原則的に使用。
3.ただし、すっごく快適なときに限り例外的に
  50・40などの極端な指数を使用可。
  同じく逆の場合には90・95などを使用する。
  こうすることで、全体では7から8段階評価のように見せかける。
4.国民の皆さんは、個人的な直感より『指数』の評価を
  信じるようになる。
5.気象庁、まさに“してやったり”。
である。
こうして、次のような会話が生まれる。
A:「今日って、すっごくじめじめしててやだよね。」
B:「そんなこと無いだろ。だってきょうの不快指数は60だったよ。」
A:「あっ、それじゃ過ごしやすいや。」
……。
見事に洗脳されている。
まさに気象庁のいいなりである。

例えば「不快指数」が70だったとすると
「一部の人が不快と感じる」わけだが
極端に湿気を嫌う人にとっては
「その一部の人ってまさに俺だろ!」
ということになる。
そういう人にとっては「不快指数」70以上はすべて同じである。
これでは意味が無い。
逆に、異常に高温多湿を好む人?だっているかもしれない。
そういう人にとっては「不快指数」90以上では
むしろ快適ですらある。
要するに、不快指数を「どれだけの人が不快に感じるか?」
によって、三段階に分けることが間違っているのだ。
ずばり、「どれだけ不快な現象が発生するか?」
を7段階ぐらいに分けて示せばよい。
そこで、恒例の私の提案。
基本的には地震の時の「震度」を見習う。
震度1“微震”に始まり、震度2“軽震”……“烈震”、“激震”。
“激震”ですよ、激震。
もう聞いただけでむっちゃくちゃ震えてきますよ。
こういう視聴者のハートにぐっとくるようなネーミングで
“不快さ”を表現してほしい。

例えば不快度1“しっとり”。
ちょっとしめっぽい感じはするがそれほど水っぽさは感じない。
ぱさぱさヘアーでお悩みの人も一日中髪の水分が保たれるほどの
適度な湿り具合。

不快度2“ちょいじめ(ちょいとじめじめ気味)”
空気中の水分量が中途半端に高く、皮膚から蒸発しようとする水分が
いまいち蒸発できずに、皮膚でもたつく感じ
それでも乾燥肌の人にとっては、「今日はお肌がみずみずしい!」
とかいって、十分快適。

不快度3“じめじめ”
むしろ皮膚表面から水分が逆流してきそうな感じ。
体中がふやけて、血液濃度薄くなってんじゃねぇかと思うほど。
貧血気味の人にとっては深刻に不快(うそ)。

不快度4“じっとり”
“じめじめ”に気温の上昇がプラスされる。
ほっといてもうっすら汗ばむ気温ではあるが
空気中の水分が体表で結露しているのと錯覚しがち。
なめてみるとちょっとしょっぱくて
「やっぱ汗なんだ」と実感。
汗フェチにはちょっと微妙な快感?
一般人にとってはこのあたりからきっちり不快。

不快度5“むしむし”
蒸し暑さを感じる。一般的に日本の夏はこうなる。
湿気よりも気温の高さが気力と体力を奪う。
むしろ「人間の汗で空気中の湿度が上がってんじゃねぇか?」
と思えるほど、暑くて仕方ない。
蚊の羽音が不快感を著しくあおる。

不快度6“むんむん(ムンムン)”
ニオイがする。
湿度と温度それ自体がニオイを発しているようなそんな錯覚に陥る。
とにかく空気がくさい。嗅覚に湿気がまとわりつく感じ。
衣類があたり湿気を吸いこんでいくさまが視覚的にわかる。
同時にニオイも吸いこんでいるようでかなり深刻に不快。
ただし、“ムンムン”時の電車内などは
ごく一部の深刻なフェチやろうどもにとっては
いけない妄想をかきたてる、またと無い天国である。
もちろん妄想ではとどまらない犯罪者もいるので要注意。

不快度7“でろでろ”
そりゃもうでろんでろんである。
湿気と気温がピークに達し、気力体力を根こそぎ奪う。
心身ともにでろんでろんな状態。
皮膚呼吸で空気中の水分を異常に吸収してしまい
じっとしているだけで尿意を催す。
しかも酷暑により大量に汗を掻き
その汗が空気そのものをしょっぱくするため
異常にのどが乾く。
ほっておくとナメクジが解け始める。
これが“でろでろ”の兆候である。
人体へのダメージが深刻であり、要注意。
なお、不快とかいうレベルはとっくに踏み越えており
生命の危機すらある。
気象庁は“でろでろ警報”を発令することが義務付けられる。

こんなんでどうでしょう。
ナイスアイデアだと思うけど。
……そうでもないか。
「ひょっとして犬司の奴、湿気フェチじゃねぇのか?」
と思った人。
何度も言うが私は夏が嫌いなひとなのだ。
憎んですらいる。
春のさわやかな風や、秋のやわらかな日溜りを
こよなく愛するナイスガイ。
それが私である。
……ごめんなさひ。
ないすがい、といのはうそです。

とにかくきしょーちょーの皆さん。
この“不快指数改め不快度”
採用する気があったら
勝手に使ってください。
朝の天気予報で、お天気おねぇさんが
「今日の東京の不快度は“ちょいじめ”。
比較的に過ごしやすい一日でしょう。」
とか言ってくれたら素敵。
一日中とっても幸せだ。

通りすがり1号さん
あなたのありがたいコメントが
こんなコラムを書くきっかけになりました。
……。
責任とってください(笑)。

もう終わりそう。




  その後の“大王” 2001/06/13(水)



先日、大王から久しぶりに電話があった。
1999年、結局姿を見せずじまいだった例の大王である。
久しぶりに酒でも飲もうということだったので
西台駅のガード下の居酒屋「わっしょい」で待ち合わせた。
待ち合わせの7時を少し過ぎたころ
ポロシャツにジーパンにサンダル履き
というラフな格好であいつはやってきた。

私:「おっ、久しぶり〜。」
大王:「いや〜ごめん、ごめん。ちょっと道間違えちゃって。」
どうやらいつもの原チャリで来たらしい。
席につくなり中ジョッキを軽く空け
二杯目を飲むころには早速愚痴をこぼしまじめた。
……。

そりゃぁ俺だって悪かったと思ってるよ。
あんときゃぁ、みんな期待してたみたいだし。
結果として、ドタキャンっていうの?
なんかそんな感じだったからね。
だけどさ、聞いてよ。
俺だって1999年に向けてそれこそ一大プロジェクトてやつを
ちゃんと手がけていたのよ。
これホンと。
地球壊滅って言うより人類めつぼー計画。
あっ、けんちゃん信じてないでしょ。
ほんとなんだって。
ぶっちゃけた話、地球全体を氷付けにする大計画!
どう?驚いた?
ほら、何万年ぐらい前だったかなぁ。
地球がすっごく冷えたときあったでしょ。
覚えてないかなぁ。
…あっ、それそれ、氷河期。
あれ、実はうちの先代の仕事なのよ。
たまたまうちんなか整理してたら
そん時のマニュアルが出てきちゃってさ。
よしっ、今度の世紀末はこれでいこうって。
そっから20年ぐらいかけてさ
それこそ筋トレから始めたよ。
基礎体力作って魔力高めて
儀式に使う道具と材料集めて
一日3回欠かさず儀式を行って
ホンと気が遠くなるほどの地道な努力。
ところがさ、いつまでたってもちっとも地球が冷えてこないの。
間違えたかと思って何度もマニュアル読み直して
儀式の手順チェックして
材料と道具再点検して
それこそチェック表まで作ってチェックしたよ。
ところがまったく原因不明。
マニュアル読むとその時点で最低でもマイナス15度ぐらいに
気温が低くなってなくちゃいけないのに
真冬でも東京の気温が10度ぐらいある日があってさ。
おかしいなぁと思ってたら
偶然読んだ新聞記事で原因わかっちゃったよ。
『地球温暖化現象』
……ってなんだよそれ。
地球あったまってんじゃん。
俺が必至になって冷やしてんのに。
俺が冷やしてなかったら1980年ごろに人類滅んでたよ。
まじで。
なにやってんだよ、人間。
俺出る幕ねぇじゃん。
うっかり地球を救ってたよ。
それでさ、この温暖化のおかげで異常気象が続いたろ。
ネルシーニョ現象って言ったっけ?
えっ?なに?…エルニーニョ現象?
どっちでもいいよそんなもん。
俺一枚もかんでねぇもん。
週刊誌読みゃぁ、この異常気象こそが恐怖の大王の仕業
みてぇなベタな記事書いてあってさ。
イヤミかっつーの!!
俺なんもしてねぇよ。
これですっかりやる気なくしちゃったよ。

でもさ、それで諦めちゃったわけじゃないよ。
俺だって一応“恐怖の”大王様だかんね。
俺的にはあんまり好きじゃないんだけど
最後の手段。第三次世界大戦。つまり核戦争勃発!!
ほら、ちょうどアメリカにいっぱいいっぱいの大統領いたでしょ。 
モニカなんやらちゃんとホワイトハウスで
やっちゃったとかやっちゃってないとかでもめてたやつ。
栗きんとん?……クリントン。そうそう。
ああいうときの人間って操りやすいんだ。
心の中に忍び込んで、ちょこちょこっといじってやれば
すぐに核ボタン、ポチッ。
全米のミサイル基地から核爆弾がちゅど〜ん。
それを軍事衛星でとらえたロシアからも同時にちゅど〜ん。
世界中でどっか〜ん。
こんなのホンとに朝飯前。
これを1999年最後の最後、
12月あたりにお見舞いしようと思ってたらさ
その頃とっくに俺のブームが終わってやんの。
なんだよ“7の月”って。
俺そんなの聞いてないよ。
誰だよそんな勝手なこと言ったの。
例のノストラ何とかって奴だろ。
俺のこと勝手に言いふらしてた奴。
なんなんだよマジで。
ふざけんなよ。
世紀末って言ったら1999年12月31日が
一番それっぽいだろ。
それをなんだよ7の月って。
しかも7月とは違うんだろ。
実際いつなんだよ。
俺マジ知らないって。
10月頃になったらさ、近所の女子高生が
「っていうか来なかったよねぇ〜恐怖の大王」
「人騒がせだよね〜」
とか、言ってんの。
本気でへこんだよ。
女子高生に人騒がせ呼ばわりされてんだよ。
この恐怖の大王の俺様が。
ホンとムカつくよ。

俺、もう意地でも今年中に何かしてやろうって思ったよ。
そんなとき目に入ったのが、「2000年問題」。
これだッ!って思ったね。
ところでさ。
俺も知らなかったんだけど本当の世紀末って2000年だったのな。
てっきり1999年かと思ってたよ。
何で20世紀って2000年から始まんねぇのかな?
俺1900年代ってずっと19世紀かと思ってたよ。
1999年が19世紀末。
2000年から20世紀。
絶対こう思うって。普通。
ところが実際は2000年が20世紀末なんだろ。
2001年からが21世紀。
人間って変だよ。
まぁいいや。
とにかくこのYKKでもうひと勝負してやろうと思ったわけよ。
…えっ?Y2K?YKKじゃないの?
やべっ、今まで勘違いしてた。
……。
…まぁいいや。
そんでさ、まずはパソコンをマスターしようとしたら
今のDOS−Vマシンってすごいのな。
ぜんぜん性能が違って手も足も出ねぇの。
俺なんかウインドウズ95も実は買っただけで
インストールすらしてなかったよ。
俺90年代後半て、ホンと忙しかったから
ぜんぜんパソコンの進歩を知らなかったのよ。
だから慌ててパソコン買い換えた。
ウインドウズなんて98が主流になってて
ウインドウズ2000のβ版なんてでてんのな。
なんだよ2000って。
なに開発してんでだよ。
1999年で人類めつぼーさせようとしてたのに。
だいたい2002年のワールドカップ開催で
日本盛り上がりすぎ。
俺ってホンと何のためにがんばってきたんだろ。
……。
結局パソコン買ったけど、ウイルスだの誤作動だの
ぜんぜんわかんなくってさ。
やけになってネット対戦型ゲームを買ったら
これがはまってはまって。
年末年始はずっとゲームやってた。
それでも「2000年問題」が怖くって
大晦日からさんがにちまでずっと電源切ってたよ。
結局何にもおこんねぇ〜の。
正直言って俺よかたちわり〜よ。
……。

それでさ。
恐怖の大王も廃業かなって。
最近思うんだ。
天変地異なんて俺とは無関係に頻発してるし
大体俺よか怖い奴ってごくふつーにいるだろ。
一般市民に混じって。
希少価値ってやつが無いんだよね。
なにも俺が恐怖の大王やってる必要ないもんな。
最後に何か大仕事がしたかったけど
なにもしないでひっそりと引退するっていうのも
カッコイイよな。
しばらくは実家のほうに帰るよ。
犬司も元気でな。
しめっぽい話で悪かったな。
あっ、ここは俺がおごるよ。
それじゃっ。

…そう言い残して大王は
二人で2時間3400円の飲み代を支払って(うわッ安ッ)
颯爽と帰っていった。
恐らく今度の世紀末頃になれば
きっと退屈してこっちの世界に現れるでしょう。
そのときは
「○○○○の大予言」とか発表して
また彼に活躍の場を与えてあげてください。
根は、イイ奴なんです。
では、また。




  『梅雨入り宣言』 2001/06/11(月)



今年も梅雨の季節がやってまいりした。
じめじめしていて実に過ごしづらい。
私など夏の日差しも嫌いなくせに
この鬱陶しい梅雨空も嫌いときている。
つまり、この時期からめっきり秋が深くなるまで
四ヶ月余りの間が私にとってはとてもつらい。
このいや〜な季節の始まりを告げるのが
『梅雨入り宣言』なのである。

そんでもって毎年毎年、気なるんだけど
この『梅雨入り宣言』ってなんか意味あるの?
毎年5月の末頃から雨が降り続くようになって
ほとんど誰もが「こりゃ本格的に梅雨入りだな」と思い始めるころ
まさに待ってましたとばかりに出される『梅雨入り宣言』。
皆さんのリアクションも「ほ〜、やっとでたか」
つまり、だれしもが梅雨入りしたことなどわかりきっているのである。
梅雨入りしたことをみんなが納得した後に
「ホンじゃ梅雨入り宣言でも出しとこか。」
といった感じで出されてる気がする。
実際は何らかのデータに基づいているのかもしれないけど。
すでに渋滞ど真ん中にはまっているときに
『渋滞中!!』の電光掲示板を見るのと似ている。
渋滞でカリカリきている運転手にとっては、
「そんなん、わかっとるわい!」と神経逆なでするようなもんである。
『梅雨入り宣言』の場合、必ずしもみんながカリカリきていないため
気象庁へのツッコミが甘いのである。

でもせっかく宣言出すんだから、何らかの意味がほしい。
そこで、毎度毎度わたくしめのおせっかい。
たとえばこんなのどうだろう。
“梅雨入り宣言期間中は天気予報の降水確率10パーセント増量中!!”
だからすっごく晴れてる日でも、降水確率は10パーセント。
0パーセントのときは無い。
そうなるとわれわれ一般市民にもある種の緊張感が芽生える。
まさかこんなに雲一つない青空なのに?
と思っていても…「梅雨ってあなどれねぇ。」
朝、空を見上げてほんの少しでも雲をみかけたら傘をつかむ。
仕事中もついつい空を見上げる。
少しでも降り始めたら「ふっやっぱりな。そうくると思ったぜ。」
ちゃんと傘を持ってきた自分が誇らしい。
梅雨に勝利した実感。ささやかな自己陶酔。
おや?なんとなく梅雨の雨と親しくなれそう。
こりは意外とナイスアイデアかも。
逆に降らなかったりすると
「なんだよの梅雨のくせに。この根性なし!!」
とかわけのわからん怒りを梅雨空にぶつけるようになる。
とにかくこの『梅雨入り宣言』を境に
みんなが緊張感を持つようになると
気象庁としても“してやったり”という感じである。
もちろん宣言を出してから、実際にはちっとも降らなかったりすると
気象庁への怒り大爆発である。
気象庁の前で雨乞い姿の抗議活動。
「早過ぎる宣言、晴れ渡る青空」とか横断幕に書かれ
街宣車でも出てくる始末。
そりゃぁもうキャリア官僚の首が2つ3つ飛びかねないほど
大問題となる。
けれどもせっかく国家機関が出す宣言なんだから
これくらいの意味と緊張感とがあったほうがいい。
だって『梅雨明け宣言』なんかひどいもんである。
何年か前になるが『梅雨明け宣言』が出されたとたんに
どとーのごとく雨が降り続いたことがある。
そしたら気象庁、そりゃぁもう平然とした顔で
『戻り梅雨』などとぬかしおった。
なんじゃい、そりゃ。
戻すな!!

そうそう、これって意味あるの?と思うものって
道路標識にも意外と多い。
皆さんおなじみの『落石注意』。
山道などで実際に落石をよけられる人って
多分私の知る限りではコリン=マクレーとかトミ=マキネンとかぐらいだと思う。
(いずれも世界ラリー選手権で優勝争いをするほどのプロ。)
その他大勢のドライバー達は
実際に石が落ちてきたらあたって砕けるのみ。
まぁ「路上に落石がおちてる可能性がありますよ」
という注意にはなるかもね。
あれ?ひょとしてあの標識ってこういう意味なのかな?
だとしたら私の勘違い。
それともうひとつ。
これも知ってる人は知っている『その他の危険』。
知ってます?これ。
黄色地に黒い三角マークが書いてあって
その中心にびっくりマークが書いてある標識。
まさに運転手おどかすために立ててんじゃねぇかと思えるほど
見た瞬間こっちがびっくりするような標識である。
『落石注意』とか『動物注意』とか
その他いろいろな注意に当てはまらないものが
すべてこのびっくりマーク注意の守備範囲となるようである。
というと要するに『落石注意』などの標識が立ってないところで
一番頻繁に目に付くのがこの標識だろうと思われるのだが
実はこの標識、驚くほど少ない。
よっぽどすごい危険があるところでなければ立てていないらしい。
でもそんなにすごい危険でありながら
この標識を見ただけでは正体不明。
なんじゃい、そりゃ(本日2度目)。
最初にこれを見たときは
「アダムスキー型のUFOでも落っこちてくるんかい。」
と、口に出して突っ込んでみたものである。
あっ、もう一個思い出した。
高速道路にあるわき見運転注意の看板。
この看板が道路脇にかかげてあって
やたら目立つ色を使うもんだからなんて書いてあるのか気になって
じっと見ていると
『わき見運転するな!!』
ってそりゃおまえのせいじゃぁ〜!
この看板さえなかったらわき見運転などしなかったのに。
あれ?でも実際わき見運転している人に見せるためには
道路脇におかなくちゃいけないのか。
それじゃぁこれはあってるのかな。
意味があるのか。
どうだろ。
……。
…。
っていうかおまえの書いてるこの文章に意味がねぇよ!
というツッコミが聞こえてきそうなので
またしてもだらだら書きっぱなしのまま撤収します。
撤収!




  終日禁煙 2001/06/08(金)



『終日禁煙』

まずはじめに、この文章ちょっと長いよ。
後悔する前に、今すぐやめるか。
後先考えず直ちに読め。

つい最近の出来事。
駅の構内には、よく「終日禁煙」の張り紙がしてある。
この「終日禁煙」の意味について、議論しているカップルを見かけた。
女:「あっ、この駅って終日禁煙なんだ。」
男:「ホンとだ。今何時だっけ?」
女:「7時半だよ。」
男:「ってことはまだタバコ吸っていいんだ。」
私:(えっ?)
女:「えっ?」
私:(そうそう、吸っちゃいかんだろ。)
男:「いやほら、まだ7時半だから。」
女:「えっ?なっ何言ってんの?時間なんて関係ないじゃん。」
私:(そうそう。関係ないだろう。)
女:「今日って水曜日だよ。」
私:(こらこら、曜日も関係ないだろう。)
男:「おいおい、水曜日ってなんだよ。」
女:「ちょっとやだ。あんた終日禁煙の意味知らないの?」
男:「ばか、そんなん当然知ってるよ。あったりまえじゃん。」
女:「ちょっと言ってみなよぉ。」
私:(そうそう。言ってみてくれ)
男:「そんなん決まってんじゃん。終日ってことは一日の終わりだよ。」
女:「!」
私:(?)
男:「ってことは当然、夜の8時以降が禁煙なんだよ。」
私:(ちゅど〜ん)
女:「やだちょっと何言ってんの?」
男:「えっ?…マジ?…なに、ちっ違うの?」
女:「ばっかじゃない。もうサイテー。」
男:「ち、ちょっと教えろよ。どういう意味だよ。」
私:(そうそう。教えてやってくれ。)
女:「終日っていうのは、一週間の最後の日って意味だよ。」
私:(…へっ?)
男:「うっそ。ってことは日曜日?」
私:(こよみのうえでは土曜だろ)
女:「あったりまえじゃん。」
私:(…あ、あたりまえなんだ。)
男:「でも日曜日に吸えないなんて、そんなんキツすぎじゃん。」
私:(何曜日でもおんなじだろ!)
女:「もちろんキツすぎだよ。」
私:(…あぁ、やっぱりキツいんだ。)
女:「だ〜か〜ら〜、この場合は平日の最後の日って意味だよ。」
私:(おいおい。)
男:「金曜日!!」
女:「あったりまえじゃん。」
私:(ちゅどご〜ん)
男:「おまえって、あったまいいな。」
女:「っていうか常識でしょ。」
その後、この二人は仲良く煙草を吸い始めた。

いまさらいうまでもないが、
「終日禁煙」とは、一日中煙草を吸っちゃいかんという意味である。
何曜日とか限定していない以上、そりゃぁもう一年365日、
雨が降ろうが槍が降ろうが、とにかく朝から晩まで吸っちゃぁいかんのである。
そのことを踏まえた上で。
いやぁ、とにかくツッコミごたえたっぷりな二人の会話でした。
おまえらホンとはわかってて、わざとやってんじゃねぇか?
と、思えるほど、よくできた会話でした。

まず、男っ。
終日とはいうまでもなく一日の終わりなんかじゃぁない。
だがそんなことはもはやどうでもいい!
そもそも、君にはたいして期待していなかった。
君の鼻ピアスから垂れ下がった鎖が、
しゃべるたんびに、ブルンブルンと暴れまわるのを見た時点で、
君に「終日」は、ちと荷が思いと思ったよ。
っていうかその鎖…切れ!!
だが、それでもあえて、一言だけいわせてくれ。
一日の終わりが“当然”8時以降だといいきれる根拠は、
いったい何なんだ。
あの部分だけがやけに説得力があった。
だが今になって振り返ると、
なんだかむしょうに引っかかる。
だって8時って、すげぇ中途半端だろ。
サラリーマンの帰宅時間、ラッシュはたいてい5時から7時。
一杯やって帰ってくるのは10時ごろ。
終電間際が11時半から12時。
おいおい8時ってなんだよ。
おまえの8時にゃ、いったいどんなドラマが隠されているんだ。
あぁ、気なって気になって仕方ない。
おまえの8時が、俺を悩ませる。

まぁいい。
つぎに、女っ。
実を言うと君にはちょっと期待していた。
長くてきれいなさらさらヘアーは
ちょこっと私の好みだし(おいおい)、
すべてそり上げた上でまったくイチから書き直した
繊細そうな細眉は、さりげなく知的に見えていたよ。
でも見えていただけだった。
いや、そんなことは言うまい。
実を言うと私の知りあいにも、終日と週末がごっちゃになっている人がいたよ。
むしろ、週末は一週間の最後の日、終日は平日の最終日、
という使い分けをしているのは、
画期的ないアイデアにすら思えてくる。
危うく目からうろこが落ちるところだった。
あぶなかった。
もちろん君は使い分けをしたのではない。
日曜日禁煙が“キツすぎ”るから、金曜日なのだ。
………。
……。
…って、だからなぜなんだ。
なぜ日曜日はキツいんだ。
なぜ金曜日ならおっけぇなのだ。
煙草の味でもちがうんかい。
わからない。
私が嫌煙家だからだろうか。
タバコ好きならわかるのだろうか。
誰か教えてくれ。
そもそも金曜日だけ禁煙することにどんな意味があるんだ。
わからない。
わからなすぎる。
一日の夜八時以降だけ禁煙にする理由。
一週間の一日だけ完全禁煙にする理由。
なぞがなぞを呼ぶ。
何が悔しいって、彼ら二人の中では問題が解決しきっているってこと。
こんなに悩める子羊ちゃんを生んでおきながら、
彼ら二人は幸せそうに一服つける。
くゆらす煙もハートマーク。
…って、吸っちゃいかんだろ〜(思わず絶叫)。
はぁはぁ。
危うく爆発するとこだった。

それにしてもこの二人。
「あったりまえじゃん」
「当然だよ」
「決まってんじゃん」
「常識でしょ」
いやぁ、よくぞもうした。
のたもうた。
あっぱれあっぱれ、よは満足じゃ。
君たち二人の、どとーのごとく湧き上がるその自信は、
いったい何処からくるのか、何処へ行くのか。
いつか君達が、真の「終日禁煙」にたどりついたとしても、
君ら二人の快進撃は、
いつまでたっても、「まだおわらんよ」。


さてさて。
さんざんこの二人をこき下ろしましたが、
実を言うと私にもこれと似たようなことがある。
「天地無用」である。
宅急便のダンボ−ルなぞによく書いてある。
上下さかさまにしてはいけませんの意味。
しかし私にとって「天地無用」とは、
上だろうが下だろうがまったく無関係ですよの意味に聞こえる。
生まれてはじめて「天地無用」とであったときは、
心の底からそう思った。
本当の意味を知った今でも、「天地無用」という言葉には、
上下さかさまにしてはいけないという感じが、しっくりとこない。
どうしても「上下など無関係」に聞こえる。
なんとなくそう感じるのである。
彼ら流にいうと、「あったりまえじゃん」なのである。
「名誉挽回」と「汚名返上」がごっちゃになって、
「汚名挽回」と言う言葉を、あったりまえに使っている人がいるのも、
このたぐいである。
ちなみにうちのIME98も「おめいばんかい」という言葉を変換すると、
一発で「汚名挽回」がでてくる。
この変換の早さに「あったりまえ」感があふれだしている。
…それは、ちとちがうか。

そんでもって何が言いたいのかというと、
このての「あったりまえな非常識」を、
ちょっとした笑い話風にアレンジした上で、
それとなくネット上で公開することによって、
「いっけねぇ。実は俺も勘違いしていたよ。」
という、かくれ鎖つき鼻ピアス君たちを、ニアミスから救おう!
と、考えている次第でございます。
もちろんこれをおせっかいというのだが、
そんな事は気にしない。
大体こんな長い文章、
最後まで読む人はあんまりいないだろうし、
次回を読む人なんていっそういないだろう。
ってことは要するにひとりよがりなのである。
にもかかわらず、自分ではもうこんなネタあんまり思いつかないから、
誰かネタを分けてくれ。
意外と多くの人が勘違いしている常識。
そんなネタがあったら教えてください。
誰かさんがネタをくれる限り、
私のコラムは「まだおわらんよ」。
(うわ、今すぐにでも終わりそう。)





  聖域なき構造改革? 2001/06/08(金)



「聖域なき構造改革」
小泉純一郎首相が打ち出してから
いまやちょっとした流行語となりつつあるこの「聖域なき構造改革」。
ほんとうは「痛みをともなう」という枕詞が
もれなくくっついてくるのだが
それを忘れさせるほどのインパクトが
「聖域なき…」という言葉にはある。
コピーライターを目指している私としては(大嘘)
「純ちゃんうまいことやったな」とちょっと悔しい思いすらする。

さて、やらなくてはならない構造改革については
従来から多くの議論がなされており
今現在は、まず最初にどの構造改革から手をつけるべきか
というところを模索している最中なんだと思う。
私としては、国会の中におっきなルーレットでも持ち込んで
そこにたくさんの構造改革を書き込んでおいて
衆議院議員の皆さん全員で「パジェロ!」とか叫びながら
中央で純ちゃんがダーツを投げて決める
というのが手っ取り早くていいんじゃないかと思う。
今度純ちゃんに言ってみようかな。
もちろん純ちゃんと私とは
西台駅のガードしたの居酒屋「わっしょい」で
よく飲む飲み友達である(大嘘)。
そんでもって、ダーツがルーレットのど真ん中にいっちゃって
純ちゃんが“たわし”をもらって帰ってくるところを
国会中継で見ていた国民の皆さんが
「また“たわし”かよ〜」
って突っ込む光景が非常にほほえましくていいと思う。
「小泉内閣たわし続きで支持率低下」なんていう見出しが
東スポではなく、日経の一面あたりを飾ったりすればなおさら素敵。
…ってやべ、これじゃなんも解決しねぇや。
だいたいなんでたわしのエリアがあるんだよ。
やっぱりこの提案却下。
純ちゃんには言わないでおこう。

まぁそれはともかく
この構造改革が具体的に実行されるのはこの秋から冬にかけてか
あるいはもっと先の話になるのかもしれない。
それまでの間、国民の皆さんがのほほんと待っていて
いざ改革が実行されて、いわゆる「痛み」がともないはじめてから
あれこれと批判し出すのは余りにも芸がない。
ここはひとつ、国民の側から
「まず最初にこの改革からおっぱじめなさい」
というアピールをすべきである。
相手の話題に先手先手で絡んでいくというのが
ただしいい芸人魂。
いや、それは関係ない。
国の政治に積極的に参加していくのが
国民のただしい政治姿勢。
そうそう。これこれ。
これが言いたかった。
そこで、不肖このわたくしめが、純ちゃんの飲み友達を代表して
何事にも優先してなさねばならない緊急の構造改革問題を
ひとつ提言したい。
閣外協力というやつである。
もちろんおせっかいとも言う。
……
まぁいい。

とにかくその構造改革問題とはとは……ジャン♪。

『粒入り缶ジュースの缶の構造』

………。
…。
あっ、こらこら。
いきなりトップページに戻ろうとするんじゃない。
何も読む側だけがつらいんじゃないんだから。
何より書いてる私が一番つらい。
もうちょっと辛抱して、最後まで読んでいきなさい。
やりだしたことは途中で投げ出してはいけないって
小学校2年生ぐらいで習ったでしょう。
いや、人に説教たれてる場合じゃない。
本題に戻ろう。
とにかく何が何でも粒入り缶ジュースの缶が問題なの。
だって、誰にでも経験あるでしょう。
あと少しのつぶつぶが出てこないってやつ。
ひどいのになると、飲んでる最中はほとんど出てこなくて
飲み終わってはじめて
飲み口のはしっこからちょろっと「こんにちわ」している
つぶつぶに気がついたりする。
「えっ、これって粒入りだったの?」
って思っても、もう後の祭り。
いまさら缶底にへばりついている数多くのつぶつぶたちを
救出する手段はもはやない。
とっても悔しい。
しかも、無理矢理舌で掻き出そうとして
飲み口のところで舌の横っちょを切ってみたり
あるいは缶を口に当てたまま真上を向いて
缶の底をひっぱたいたら前歯に缶が「カツン」と来た日にゃぁ
もう人生そのものがいやになったりする。
これはもう立派な災害事例である。
しかも
年間30万トンとも40万トンとも言われる未回収つぶつぶが(大嘘)
空き缶リサイクルの大きな障害となっていることも
見過ごしにはできないだろう(超大嘘)。
さらにこの余剰つぶつぶを削減することができれば
ジュース製造メーカーの企業資本を充実させ
ひいては産業界全体の活性化につながり
あの「景気は緩やかに回復基調」という魅惑のフレーズを
もたらすことにもつながるだろう。
(このへんほとんど風が吹けば桶屋が儲かる状態)
もはや国家規模で缶の構造を再検討する必要があるのである。

しかもなぜ緊急なのかというと、冬になってしまえば
あの「おしるこ・コーンポタージュ商戦」が始まるからである。
特に近年は、皆さんもご存知のとおり
「○○産、本格あずき使用」とか、「大粒コーンたっぷり」
などといったキャッチコピーが目立っており
つぶつぶの大型化、増量化傾向が顕著に見られる。
すなわち日本国民1億3千万すべてが
この冬、魅惑のつぶつぶのとりこになってしまうといっても
過言ではないだろう。
したがって、この冬を迎える前に
なんとしてもこの問題にはけりをつけておかねばならないのである。

もちろん、例の伊東さんちあたりでは
「粒入り缶ジュースのつぶつぶを上手に飲む裏技」
なんぞがすでに発表されているかもしれない。
しかし、そんな小手先の技術で
問題の本質から目をそらすような時期では、もはやないのである。
国民全員、老いも若きも男も女も
あんたも、わたしも、しゃっちょさんも、モーニング娘も
とにかくみんなが等しく
粒入り缶ジュースの最後の一粒を手に入れるためには
なんとしても缶の構造そのものを変革する必要があるのである。

なぜこれほどの大問題でありながら
今まで手をつけられなかったのかというと
これは当然、日本の政治産業界のいつものパターン。
政官財の癒着というやつである(大嘘)。
許認可を握る通産省や厚生省あたりからの天下り官僚たちが
缶製造メーカに流れ着き
幾度となく持ち上がった「新・粒缶構想」を
握りつぶしていたのである。(もうホンとすいません本気で大嘘)
「天下り缶僚たちの暗躍」、「密室のあま〜いつぶつぶ談合」、
東スポあたりでは「ツブ缶構想ぶっツブす」なんて言う見出しが
新聞紙面をにぎわしていたのも記憶に新しい(平謝り)。

だがしかし、純ちゃんの構造改革は
文字どうり「聖域」があってはならないのである。
いよいよこのツブ缶問題にも、改革のメスが入るのである。
そして、この秋頃にははれて
「新・粒缶構想」が日の目を見ることになるだろう。
でも、きっと役所のやることだから
出来上がった新型の粒専用缶に
「粒缶2001」とかべたなネーミングをするんだろうな。
それならいっそ
民間企業の企業努力というやつで新型の缶を作ってもらおうかな。
あれっ?国家規模での構造改革なんて言ってたっけ?
忘れてください。
大体純ちゃんがこんなくだらない意見聞いてくれそうもないし。
最近冷たいからな、純ちゃん。
むかし「わっしょい」で飲んでいたころなんか…いや、もはや言うまい。
なんだかたいした結論もつかないまま
くだらないうえに膨大な文章を書いてしまった。
なによりも読者の反応が怖い。
もはや残る手段は、パソコンの電源をプチ切って、
プレステ2でも買い込んで
ほとぼりが冷めるまで部屋に閉じこもろう。
粒入り缶ジュースも買っておこ。
アロエとしろぶどうのはいってるやつがお気に入り。
さぁ、買いにいかなくちゃ。
というわけで筆を、もとい、キーボードをおきます。
ってそれははなっからおきっぱなしだろ〜。


ほとぼりがさめたら
またなんか書いてやる。
負けるもんか。
「まだおわらんよ」






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