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CoolandCool >> 写真とブログ講座 >> まだ終わらんよ >> 200110
 

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  革命家のススメ 2001/10/28(日)



どうもこんにちわ。
こう見えても、剣道三段の犬司です。
……
「コラッ、お前達!竹刀を引っ張ったりシナイ!」
「竹刀を市内で振り回したりシナイ!」
……
通っていた道場の師範の“とっておき”のギャグより抜粋…
(「健司にぃちゃん。みんながひいていくよ?」
 それでいい。それで、いいんじゃ。
 みんな、そうやって大人になっていくんじゃよ…。)

さぁ、豪快かつ無節操かつ無意味にスベッたところで
いつもどうり、コラムの開始です。
ちなみに…
いくら剣道三段って言ったって
棒ッきれもたなきゃ、ただの人です。
普段から竹刀でも持ち歩いてれば
ちょっとしたチンピラぐらい何とかできそうですが
竹刀持ち歩いている時点で
お巡りさん以外相手にしてくれそうにありません。
でも、剣道三段って言うと、実際たいしたこと無いのに
勝手に周りの人々がビビッてくれるのは
ちょっとこそばゆい気持ちです。

さぁ、今度こそ、コラムの開始です。
今日のテーマは、革命家のススメ!!

ここんとこ「ビン・ラーディン」とかいうヒゲもじゃが
なんだかえらくはばを利かせていますよね。
全く、木っ端テロリスト風情が!!
テロはいけませんよ。テロは。
彼らは、自分の意見を聞いてほしいために
やたら物壊したり、人殺したりします。
「言うこと聞かないと、ひどいことするぞ!」
ハロウィンの時のtrick or treatと同じです。
あるいはデパートのおもちゃ売り場で
「買って、買ってぇ〜」と、手足をじたばたさせて
ねっころがってるお子ちゃま達と同じです。
(今日び、見かけませんね)
あれはいけません。
だいの大人が、ヒゲはやかしてすることではありません。

それなのに
世の中、右を向いても左を向いても
テロリストばっかりです。(注:さすがにそんないません。)
気の利いた『革命家』のいないこといないこと。

こう見えても、私、革命にはちょっとうるさいです。
「名誉革命」、「清教徒革命」、「フランス市民革命」で産湯をつかい
「産業革命」を子守唄にして育った私です。(嘘つけ!)
最近の「IT革命」にはちょっと乗り遅れたものの
「脳内革命」ではきっちり眠れる脳みそを活性化。
みごとニュータイプ・コラムニストとして転生をはかりました。
(おいおい。狂牛病のまちがいだろ!)
もちろん日ごろから、『大貧民』をやるときは
たとえ友達の70パーセント以上を失おうとも
「ジョーカー革命」に命をかけるほどの革命家っぷりです。

そんな私に言わせれば、彼らテロリストグループなど
そりゃぁもう、プライドの無いことおびただしいい。
もちろん、一度男として生まれたからには
男子たるもの「政府転覆」や「破壊活動」に
ロマンを感じるのも無理からぬことである。(おいおい)
天皇家から従五位下・武蔵守に叙せられた
家庭内絶対君主である父上相手に
クーデターを画策し、政府転覆を目指すしょういちさんも
絶対王政を打倒しより開民的な民主政を敷かんがために
日夜努力しているのである。
「ジュンとチビと私に、パンと権利と自由を与えよ!!」
休日に近所で街頭演説するのは…
さすがにどうかと思いますけど…しょういちさん!
(してないって!しかもパンぐらいくれるだろ!)

「政府転覆」はぶっちゃけた話、男のロマンだ!
しかし!!それは、あくまで
「革命」という目的のための手段でなくてはならない!!
「政府転覆」そのものが目的となっているテロリストどもと
我々革命家とが一線を画するところはまさにそこである。

さぁ、みなさん。
「政府転覆」を夢見るなら
テロリストではなく、革命家を目指しましょう!!
(「政府転覆」なんぞを夢見た日から
 テロリストとしてのしての第一歩を
 きっちり踏み出していそうな気がするのは
 気のせいです!!…多分)

革命家の第一歩は
まず、虐げられてる民草の声を聞くことから始まります。

例えば私の高校時代
昼飯時に親の愛情たっぷりのお弁当を食べる人達を尻目に
愛のこもらない生協のパンを買って飢えをしのぐ『生協徒』たちの
悲痛な魂の叫びに心を揺り動かされ
かの有名な『生協徒革命』を実現させたのです!!
(通称:ピュータリン革命)
具体的には、朝のホームルームの時間を
『生協のお昼のパン注文時間』と認めさせることに成功。
また、AパンセットからEパンセットまである
バラエティーに富んだセットメニューの周知徹底を図り
生協パン食の栄養面での評価を向上。
さらなる『生協徒』の増大とそれにともなう地位向上の実現。
などなど…生協徒改革開放路線が功を奏して
見事、革命が成功したわけである。
……
(「健司にぃちゃん、みんなが、どんどんひいていくよ。」
 いいんじゃ。今日は、いいんじゃ。
 もう、ここまで来ては、手遅れなんじゃ…。泣)

そして、革命家の第二歩目は、揺るぎ無いカリスマ性です。
地を揺るがすほどの民草の声と力とを集約し
一定の方向性を与えて、万民に行くべき道を示すことが出きるのは
まさしく、「カリスマ」のなせるわざと言えましょう。

例えば、学級崩壊後の混沌とした学級内において
分裂し派閥抗争に明け暮れる生徒達をまとめあげ
再び学級秩序を取り戻すには
『生活指導にマッチョな新任体育教師』ではなく
『学級に一人のカリスマ小学生』なのです!!
どれほどのカリスマっぷりかというと…
まず、ゲームボーイはノーマル・カラー・アドバンス…などを
すべて初期入荷で入手しておくのは当然の常識として
さらに、街角でゲットしたポケモンを2、3匹くらいは
常にカプセルに入れて連れ歩いていなけばなるまい。
また、少し古いが、ベーゴマ、メンコ、ヨーヨーなどを軽くたしなみ
ドッジボールは無敵。
スカートめくりの手さばきも“達人クラス”の腕前は
持っていてほしいものである。
(↑いまやったら、校内セクハラとかPTAで問題にされかねない。)
…まぁ。
とにかく、これほどの圧倒的な小学生っぷりを備えることが
カリスマ小学生たるゆえんなのである。

そして、最後の第三歩目。
民草の声を聞き、カリスマ性を備えたらら
後は政府転覆の実行あるのみ!である。

一般的にコレが一番大変ではないかと錯覚しがちだが
実はたいしたこと無い。
便利な時代になったもので
毎年、アメリカはCIAが“転覆白書”というものを発表している。
コレを見れば、今年、一番転覆しやすい政府が一目瞭然!
“転覆指数”の高い政府を狙い撃ちで転覆させれば
ちょっと軍事クーデターの経験がある人なら、お茶の子さいさい♪
(いるか!そんな人!)
もちろん「私。政府転覆は今回が初めて。」っていう初心者には
CIAとキューバのカストロ氏、リビアのカダフィー氏共著による
「政府転覆マニュアル:ゴルゴ雇えば勝ったも同然!」
をお勧めしましょう。
初心者でもとても分かりやすい解説本になっています。
(題名見ただけでも分かりやすいですね。)

ちなみに、今年の9月末日付けの“転覆白書”によると
“転覆指数”が最も高いのは「ムツゴロウの動物王国」!
国王であるムツゴロウさんも
近年はトラにかじられて指無くしたりと
動物たちに対する指導力の低下が見られ
また、石川さんご一家の台頭と
さらに若手従業員達の下からの突き上げにより
だいぶ支配体制が揺らいできています。
・権力者の指導力、支配力の低下
・被支配階級の不満の増大
・それを吸収する勢力の台頭
この三つが“三大転覆要因”と呼ばれるものであり
すべてを備えつつある「動物王国」は
まさに“転覆適状”にあると言えましょう。

さぁ、みなさん!!レッツ・革命♪♪
いまこそ「動物王国」にのりこみ石川さんを担ぎ上げ
民主革命を成功させましょう!
絶対王政「動物王国」から
「ムツゴロウおよびその愉快な仲間達による民主主義人民共和国」
…ってこれだと、動物たちがはずされちゃうから
「〜民主主義人民および動物共和国」
…って、長すぎ!!

さぁ、しょうもないことをダラダラと書きました。
微妙に歴史的な事実や名称が織り込んであるから
なおさら厄介ですね。
困ったものです。

さっさと、撤収します。

ではでは、皆さん。
ごきげんよう。
さよ〜なら〜。




  言葉の意味? 2001/10/24(水)



どうもこんばんわ。
ウチの会社の職人さんに
「マッカーサー元帥って、知ってるか?」
と、聞いたら
「あれっすよね。確か…黒船に乗ってきた人っすよね。」
……
幕末から、二次大戦終結にいたるまで
マッカーサー元帥が恐ろしくご長寿だったことを知り
“人は見かけによらない”と改めて思い知らされた犬司です。
……
ちょっと疑問なんですが…『ペリー』って、誰でしたっけ?

さぁ。
相変わらずテーマとは全く関係の無いネタで始まりましたこのコラム。
さっさと、本題にうつりましょう。
今日のテーマは『言葉の意味?』です。
まぁ、大雑把にかつ偉そうに断言してしまえば
最近の若いもんはろくに言葉を知りません。
もちろん、私だって十分“若いもん”ですが
…私は別格です。(根拠無し)

まぁ、なんでこんなことを思ったのかというと…
ウチの職人さんの一人が、最近、iモードの占いのサイトを毎日見て
「今日の運勢」と「本日のお言葉」というものに一喜一憂しているのです。
……
仕事運とか恋愛運とか総合運とかが星の数で表され
最後に「本日のお言葉」なる一言が書いてあるわけです。
それで…まぁ「運勢」のほうは置いとくとして
問題なのは「お言葉」のほうです。

先日のお言葉は『本末転倒』でした。
これを見た、ウチの職人…
「もとまつてんとう?なんっすか、コレ。」
……
“転倒”が読めたんなら“本末”ぐらいなんとかしてくれ
と言いたくなりますが、ここはじっと我慢です。
とりあえず「ほんまつてんとう」と教えてやります。
…「へぇ〜。健司さん、やっぱ物知りっすね。」
常識だろ!とか、突っ込んじゃだめです。
…「で。意味はなんなんっすか?」
お前のことだよ!って、言ってやりました。

なにせ彼、彼女に浮気がばれた時に
「だってお前ばっか見てたら、お前がどれだけ大切かわかんねーだろ!」
って逆切れした経歴の持ち主です。
「お前、短気だよな」の一言に
「短気じゃねーよ!(怒)」って逆切れした友人より
よっぽど理不尽な逆切れだと思います。
とにかく、人生、本末転倒しっぱなしなんです。
そんな彼に、よりによって本末転倒を
もとまつてんとう?とか読まれると
なんか、むしょうにやるせない気持ちになります。

ちなみに、今日のお言葉は「郷に入っては郷に従え」。
…「郷って…やっぱヒロミっすかねぇ。(笑)」
多分、ねらったつもりだと思うんですが…
語尾に(笑)とかついてるし…
本当の意味も知らんくせに
ネタにしてウケねらおうとする姿勢が
そもそも本末転倒な気がします。
しかも、ちょっとウケたと得意げになっている彼を見てると…
「世の中って…
 思った以上に甘く見ても平気なんじゃねぇか?」
と、なんだか勇気すらわいてくる始末です。

もちろん、ちょいとことわざを知ってたからって
別に威張れることではありません。
そんな言葉を知らなくても、幸せな人生はたくさんあります。
でも、それをこういう形で見せつけられると
むしょうに腹立たしいのはなぜなんでしょうか?

まぁ、いいでしょう。
先に進みます。

『風が吹けば桶屋が儲かる』ってことわざ
みなさんは知ってますか?
思わぬ結果が生じる
あるいは当てにならぬ結果を期待することのたとえです。
風が吹く→ほこりが舞う→目に入って失明する
→目が見えない人は三味線を弾く→三味線には猫の皮を張る
→猫が減るとネズミが増える→ネズミが桶をかじる
→桶屋が儲かる。
ということです。
まぁ、要するに、こんなことはありえないんです。
そのことを踏まえて…
先日、山手線で新たな学説を拝聴しました。
見知らぬカップルの会話。
「風が吹けば〜」の意味を尋ねる彼女に対して
彼は、こう回答しました。
「風が吹くだろ、そしたらほこりが舞って汚れるじゃん。
 だからみんなすぐ風呂に入るんだよ。
 風呂に入るには風呂桶が必要だろ?
 だから桶屋が儲かるんだよ。」
………
えぇとね。
風呂に入る前に、まず桶買い行く人!!
もしいたら、元気よく手を上げてくれ…。
……
だいたい。
彼の論理で行けば、桶屋よりももっとストレートに
「風が吹けば風呂屋が儲かる」のではないだろうか?
仮にウチ風呂が普及しているため風呂屋が繁盛しないとしても
ウチ風呂を持つ家庭において桶を買うタイミングは
「風が吹いた時」ではないはずだ。
「今使ってる桶が壊れたとき」に“ニュー桶”を買うはずだ。
それこそ、風が吹くたんびに桶が壊れるんだとしたら
桶屋が儲かる前に、桶の品質が問題視されるべきだろう。

いろんな意味で、楽しませてもらえる学説でした。

そうそう。
電車で聞いた見知らぬカップルの会話でもう一つ面白かったもの。
みなさん“ジャン卓”ってしってます?
単純に“麻雀をやるテーブル”のことで
一般的に緑色のマットが敷いてあるテーブルのことです。
高価なものでは、“全自動麻雀卓”なるものがあり
これはゲーム開始時の“牌の山積み”を
電動の機械でやってくれるものです。
貧乏学生などが、ちょっと“ごぉじゃす”に麻雀を打ちたいとき
雀荘などに行って、この卓を囲みます。
まぁ、これを踏まえて…
ある、カップルの会話です。
「ねぇ。昨日の夜、どこで何してたのよ〜。(ちょい怒)」
「バイト先の奴らとジャン卓囲んでただけだよ。」
「えっ?マジ?それで…どうしたの?」
「どうしたの?って…麻雀やってただけだよ。」
「うっそー。なんでー?なんでそんなヤツと麻雀やってんのー?
 ボッコボコにしちゃえばよかったのに。(かなり怒)」
「ボッコボコって…。なに怒ってんだよ。
 バイト先の友達だよ。お前も会ったことあるだろ。」
「違うよ。その“ジャン卓”のことだよ。」
「へっ?…な…なに言ってんの?」
………
どうやら、彼女。
どうも、“ジャン卓”のことをボコボコにしろと言っているらしい。
なぜかというと…
「“ジャン卓”って“マージャンオタク”のことでしょ?」
おいおいおいおいおい!!
ちょっとまて。
話がやたら複雑になってきた。
まず。
“マージャンオタク”って、なに?
マージャンがたんに好きなだけじゃなくて
なんだかそれ以上に、マージャンにのめりこんでる
危ない人のことを言うんだろうけど…誰か心当たりありますか?

まぁいい。
仮に“マージャンオタク”なる代物が実在するとして…
なんで「ボッコボコ」にする必要があるの?
この点に関しては
「だって。オタクって、女の子のこと待ち伏せしたり
 追いかけまわしたりするやつでしょ。
 むかつくジャン!」
………
おいおい、それは…ストーカーだよ。
オタクとは違う。
仮にだ。
ストーカーまがいのことをするようなオタクが存在するとしてだ。
なんで“マージャン”のオタクが
女の子のことを追い掛け回す必要があるんだよ!
かりにそんなことするやつがいるとしたら
そりゃぁマージャンとは違う意味で“てんぱちゃってる”だけだ!
ほっといてあげなさい。
いや。ほっとけるような問題ではないか…。

とにかく。
どんな言葉であるにせよ
やはりある程度、言葉の意味というのは
勉強しておいたほうがいいんじゃないかと痛感いたしました。
だって…
“ジャン卓”→“マージャンオタク(?)”の勘違いはいいとして
“オタク”=“ストーカー”=“ボッコボコ”ってぇのは
やっぱまずいでしょ!!
多分。

さてさて。
今日は短めに、このあたりで撤収です。
なんだか、さえないコラムだな。
次回に期待して、今日は……寝る!

さやうなら…おやすみなさい。







どうもこんにちわ。
久方ぶりの昼間更新です。
やはり人間はお日様のあるうちに活動しなくてはだめですね。
夜は寝るものです。
夜に脳みそ使ってコラム書いてもろくなもになるはずありません。
やっぱり昼間に書くのが一番!

とは言うものの
残念ながら昼に書いたからって
ろくなコラムになる保証はどこにもありませんが…

ちなみに。
以前『徒然なるままに』というコラムを書いたときは
日曜日の朝8時くらいだったと思います。
確か…そのコラムの内容は…
朝っぱらからウンコとカレー。
……
どうやら、朝早く書こうが夜遅く書こうが
結局、使う脳みそがいっしょなら
出来上がるコラムも一緒なようです。


しかし!!
今日のテーマは朝っぱらから“アフガニスタン”。
うおぉぉぉぉ!(歓声)

最近無理やり時事ネタをいじって
「一応、毎日ちゃんと新聞に目を通しているぞっ」って
社会人っぷりをアピールしようとたくらみながらも
毎回、見事失敗に終わっていると評判の犬司です。

先に言っておこう!
今日も、失敗だ。
……
期待せず、読んでくれ。

えぇと。
なんでこんなテーマを選んだのかと言うと…
昨日ですね。
車を運転しながらラジオを聞いていたんですよ。
私、普段はラジオをあまり聞かないものですから
車の運転中、しかも気が向いたときにほんの少し聞くだけなんですよ。
で、たまたまラジオを聞いていたら…。
作家の村上龍さんって、知ってます?
題名忘れたけど、確か私も一冊読んだことあります。
有名な作家さんです。
で、たまたま流れていたラジオ番組の中で
彼が何年か前に中東に取材旅行したときの話をしていたんですよ。
確か、湾岸戦争の前後ぐらいの頃の話だと思います。
ホンの10分前後の短い話だったんですが
その内容に、とても驚かされたため
ちょいとばかり、皆さんにも紹介しておこうと思いまして……

村上龍さんが訪問したときも、アノ近辺はだいぶ物騒だったそうです。
しかも、住民達の生活は少しも安定せず
貧しい暮らしが続いていたのだそうです。
街中を歩いていても、お店にはあまり品物が並んでいないし
しかも、結構物価が高いんだそうです。
もちろん、日本円に換算して日本の物価と比較してしまえば
それほど高くないと思うかもしれませんが
アフガニスタンの人々の平均収入から考えると
かなり物価が高いといえるのだそうです。
しかも品数が少ないという深刻な状況なのでしょう。

しかし、そんなアフガニスタンでも
ものすごく安く、かつ大量に出まわっている品物があったそうです。
そう!
みなさんも見当はつくかと思いますが…
案の定、武器弾薬です!
中東の物騒な地域にはやたらと武器弾薬があふれているのは
ほとんど世間一般の常識と言えましょう。
バルカン半島が今も昔も『火薬庫』と呼ばれているのと同じように
アフガニスタン周辺ももまた『石油と火薬のイケナイ関係』
とか呼ばれちゃうわけです。
…まぁ。呼んでんの俺ぐらいだけど。
しかし、村上龍さんのお話によると
こんな我々の一般常識を遥かに超えるほど
アフガニスタンには武器弾薬があふれかえっているのだそうです。

アフガニスタン周辺の中東諸国の武器弾薬事情が
どれほど世界の常識を踏み倒しているのかと言うと…
まず、第一に
『東京の街中にある“コンビ二”なんかと同じくらいの感覚で
 アフガンの街中には、そこらじゅうに“武器屋”がある!』
だそうです。
………
おそらく、ちょっと広い国道沿いなんか
交差点ごとに、ほこほこ“武器屋”があるのでしょう。
あるいは商店街にも三件くらいはあるはずです。
それこそ『○○銀座商店街』といったベタなネーミングの
ちょっとサビれた商店街に
『○○商店』とか看板ぶらさげた、ちっちゃなお店で
M16自動小銃とか売ってるんですよ。きっと。
しかも、買いにくるのはごくごく一般人。
家庭の主婦が夕飯のおかずと一緒に買いにくるんです。
「えぇと…お大根は買ったし、キャベツも買ったでしょう。
 あと、対戦車無反動ロケットランチャーも買わなくちゃ♪」
とか、お買い物メモをみながら商店街歩いてるんです……
……
すんません。さすがにこの辺は作りました(汗)。
夕飯のおかずでロケットランチャーは使いません。
でもね。
武器屋さんが生活に密着しているのは確かなんだそうです。
だって、コンビに並みの数って多すぎるでしょ。
『ドラゴンクエスト』だって、武器屋は街に一軒が相場です。
大きな街でも2軒がいいとこ。
それこそ街を1歩出ると
“ドラゴンゾンビ”とかがうようよしているような
そんなRPGの世界ですら、武器屋は街に一軒あれば十分なんです。
一家に一本“はがねのツルギ”があれば足りるんですよ。
ところがアフガニスタンでは
一家に何丁もの自動小銃とアサルトライフル
ロケットランチャーにグレネードランチャー
対戦車地雷と手榴弾と…
おそらく家計全体に占める“軍事費”は
収入の40パーセントを超えているのでしょう。
これは、戦時中の国家予算並です。
おかぁさんがつけてる家計簿に“軍事費”の欄があるんですよ。
なんか…イヤ。
……
すんません。また、作りました(滝汗)。
さすがに、家計簿に軍事費は計上してません。多分。
でも、ひょっとしたら課税控除対象になっているかもしれません。
“子供が三人いる家庭では軍事費の50パーセントは税額控除”
みたいに。……すんません。

さぁ。
先に進みましょう。
村上さんの話によると、他のお店に比べて
“武器屋”さんは品数がやたら豊富なんだそうです。
『それこそ、手榴弾とかが大きな籠に山済みに盛られて
 店先に実に無造作においてあるんですよ。しかもとても安い。』
だそうです。
おそらく…
「奥さん。今日は手榴弾の新鮮なやつが入ってるよ。」
「あらホンと。握りやすくて投げやすそうねぇ。
 それじゃぁ…これ。800グラムいただくわ♪」
って、おいおい。手榴弾、はかり売りかよ!!!
……
まぁ。それぐらい安くて大量においてあるってことなんです。

それこそ、村上さんのお話によると
『カラシニコフが18、000円!そんな感じの安さなんです。』
だそうですよ。
カラシニコフって言うのはロシア製の自動小銃。
正式にはAK−47という名前のもので、世界中で有名な武器です。
正式採用している軍隊も世界中でかなり多い。
そんな代物がホンとに18000円ってことはないでしょうけど
ごく普通の一般家庭で買える程度の値段なのでしょう。
普通の家庭にAK−47が実戦配備されてるわけです。
子供だって、自動小銃やライフル銃はともかく
拳銃ぐらいだったら持ち歩いているんだそうですよ。普通に。
だいたい、18000円っていったら
携帯電話の新機種とおんなじくらいですよ。
それこそアフガニスタンの女子高生なんか
「Pってさ。電波の入り悪いよね。」
「っていうかさぁ。AUってかなり入るらしいよ」
「写メールって、かなりよくない?(語尾あげ)」
っていうのとほとんど同じ感覚で
「AK−47って暴発多いらしいよ。」
「っていうかワルサーP38って当たらなくない?」
「トカレフの503iSって、どっかで安く売ってないかな?」
とか、そんなような話をしてるんです。きっと。
(注:トカレフの503iSは実在しません。)
……
ま…まぁ、それぐらい
一般家庭に武器弾薬があふれているってことですよ。

でも、実際こういう生活環境にあれば
武器弾薬に対する緊張感なんてあんまりなくなるのでしょう。
彼らにとっては、むしろ、果物ナイフとか包丁とかのほうが
よっぽど物騒なものなのかも知れません。
例えば、先のコンビニ感覚の武器屋さんに
果物ナイフをもったコンビニ強盗?が入ったとします。
そしたらもう。店中のお客さん、大パニック。
もっていた自動小銃だのライフル銃だのを取り落として
悲鳴をあげて、あっさり、逃げ回る始末。
店員さんも両手を上げて命乞い。
「カ…カネなら、いくらでもやるから…命だけは助けてくれ!」
すると強盗もレジのお金をワシづかんで
それこそ周りの武器弾薬には一切目もくれず
果物ナイフを振り回しながら逃走する。
店中、所狭しと並べられた銃器類は
一本の果物ナイフの前に全くの役立たず。
しかし。
店を一歩出てしまえば
そこは、女子高生ですらAK−47を持ち歩く“実弾パラダイス”。
一般市民のエチケットよろしく携帯される、実弾装填銃器類。
取り扱いも、実に手馴れたもの。
「泥棒〜!」の一声に
周囲の人々は“ごく自然に”手持ちの銃をぶっ放す。
しかも、やたらめったら精密射撃。
眉間と左胸と利き腕に3発ずつの銃弾がいっせいに打ち込まれ
文字通り瞬殺されるコンビニ強盗。
しかし、その手に握られた果物ナイフを見た瞬間
周囲の一般市民に戦慄にもに似た恐怖が走る。
「け…警察だ。だ…誰か、警察呼んで来い!」
勇敢な青年が、くたばったコンビニ強盗の手から
果物ナイフを遠くへ蹴飛ばす。
そのナイフを遠巻きに囲んで、恐怖に震える一般市民…。
手には、自動小銃を握りしめながら…
…………
って……
一体、俺は何が言いたかったんだ。

とにかく
武器弾薬があふれかえっているアフガンの現状は
それほど滑稽だということなんですよ。
思わずパロディーにしたくなるほど。

でもね。
村上さんの最後のコメントが心に残りました。
『今、アフガニスタンでは、飢饉が始まっているんです。』
そう。
彼らには、食料が不足しているし
着る服も寝る毛布もないんです。
高地で冬を越すための生活必需品が欠乏しているんです。
……
なのに、武器弾薬だけが有り余っているんです。
これは、とっても滑稽なことなんです。
とても悲惨な状況というのは
ときとして、ものすごく滑稽なものなんです。
笑い話にできるぐらいに。
でも、それどころじゃぁないんです。

そして
石油やエネルギー資源が多く眠るこの地域に
だいぶ昔に、勝手な国境線を引いて
民族紛争の火種を作ったのは、現在の欧米諸国なんです。
少なくとも、欧米諸国に責任の一端があるのは確かです。
そして、自国の利権のために、その後も民族紛争に介入して
武器弾薬を送りこみつづけたのも、やはり欧米諸国なのです。
旧ソビエトのアフガン侵攻の際
アメリカの援助をうけて、ソビエトに果敢に立ち向かった
アフガンの兵士の一人が、ラーディンなんだそうですね。

だからって、無差別テロは容認できません。
イスラム原理主義を支持するつもりもありません。
アメリカの報復にだって、もろ手を上げて賛成なんてできませんが
テロによって亡くなった何千人もの人々を思うと
やはり、止める気持がおこりません。

ただ、自動小銃を胸に抱いて
食べるものも無く飢え死にしていく
アフガニスタンの子供達のことを思うと
その滑稽さに、涙が出るほどの救いがたさを感じます。
今回の『戦争』がどういう結末を迎えるにせよ
武器のあるところには
必ず、滑稽さと悲惨さが同居していることを
しっかりと心にとめておく必要があるのだと思います。

今日のは、そんなコラムです。

ではでは。
また。




  英才教育 2001/10/18(木)



どうもこんばんわ。
最近、狂牛病への感染をおそれて
三時のおやつに肉骨紛を食べるのをひかえている犬司です。
賞味期限切れの牛乳を、そのまま新パックに詰め替えた
雪○乳業製の通称『リサイクル牛乳』は
私も、こよなく愛飲していたのですが
今回の狂牛病だけは、しゃれになりません。
さすがにヤバイ感じです。
みなさんも肉骨紛を食べるのは
ちょっとひかえたほうがいいでしょう。
今しばらくの辛抱です。
(誰が食うかそんなもん!!)

ちょっと時事ネタをいじっておこうと思ったのですが
やはり慣れないことはするもんじゃぁありませんね。

さっさと本文にいきましょう。
今日のテーマは、英才教育です。
……
あっ、こらこら。
さっさとページ変えようとするんじゃないって。
「犬司に“英才教育”は無理だろ。」
とか、口に出して言うんじゃないって!
ため息混じりに、首を振りながら
悲しそうな目を向けるんじゃないって!!

……
とにかく
今日のテーマは英才教育です。

最近、私の周りでも
やれ英会話だの、やれ社交ダンスだのと
いろいろと“習い事”をはじめる人が増えてきました。
“ケイコとマナブ”なんかを見ると
そりゃぁもういろんな“習い事”が目白押し。
趣味と実益を兼ねたものから、趣味八割ぐらいのもまで
“生涯学習”の美名のもとに
さまざまな習い事がもてはやされています。
それこそ、世のいじめられっ子達の“下克上バイブル”として
隠れたブームを誇っていた『通信教育空手』ですら
いまや日のあたる場所で広く認知されるに至りました。
(↑ホンとか?)
まさに、ビバ・生涯学習!!

しかし、単に「老後の楽しみ」
ないし「趣味の一環」としての“習い事”であるならいざ知らず
まがりなりにも自己のスキルアップを目指した「実益」を重視するなら
そのような“習い事”を始める時期は
早ければ早いほど良いのは言うまでもありません。

例えば
社会人になって初めて、英会話の重要性が身に染みたとしても
やはり若干、手遅れの感が否めません。
「あぁ。学生時代に駅前留学しときゃよかった…」
「いやいや。せめて高校時代から…」
「いっそのこと小さいころから英会話教室へ…」
そして、つまるところ
ご幼少のみぎりにおける英才教育へと行き着くわけです。
まして。50歳過ぎてから慌ててIT革命するなど
もはや『おとといきやがれ明日のジョー』って感じです。

そう。
実益を追求すればするほど、英才教育なわけですよ。
小さいころからやっておけば
苦労も減るし、スキルの洗練度は跳ね上がるものなんです。
しかし残念ながら、例えば私のように
平均寿命の30パーセント近くをすでに消費してしまうと
これからの“英才教育”で
残りの70パーセントの人生をバラ色にすることは
不可能ではないにせよ、かなり難しくなることは確かです。
極論すれば、残り70パーセントの消化試合を退屈せずに過ごすための
“趣味八割の生涯学習”が関の山といえましょう。
それだってたいしたものですが…

やはり“英才教育”とは
感性豊かな子供の時期にのみ許されたものなのです。

そこで!
今、仮に何らかの“習い事”を始めるだけの財力があるとして
自分の今後の“消化試合”のためにその財力をつぎ込むべきなのか?
それとも、生まれてくる我が子の“英才教育”にこそ
つぎ込むのべきなのか?
……
将来を見据えた上で考えれば
出てくる答えはただひとつ!!
そう。“英才教育”です。

我が子を未来のメジャーリーグ首位打者にするのも
あるいはセリエA強豪チームの司令塔にするのも
またはF1ドライバーにするのも、天才ピアニストにするのも
天才卓球少女にするのも、天才宇宙飛行士?にするのも
ニュータイプにするのも、スーパーサイヤ人にするのも…
……
とにかく、みなさんの心ひとつなのです!!
(うまいことすれば、老後は遊んで暮らせます!!)
(人生勝ったも同然!逆転勝利です。)
(もう。うっはうはです。)
……

(注:ニュータイプやスーパーサイヤ人を除く…)


まぁ。とにかく。
レッツ、英才教育♪
(もちろん私の場合、まだ見ぬ子供の英才教育を夢見るより
 まだ見ぬ嫁さんを探すほうが、ずっと先決だし
 その遥か以前にまだ見ぬ彼女をゲットする必要があるし
 さらに遥か以前に彼女予備軍として
 一緒に遊んでくれる女の子すらいなひし…
 ………
 さぁ、暗い話は抜きにして、とりあえず話を進めましょう♪)

我が子の英才教育を考える場合
次の二つのバランスを考える必要があります。
1、子供の将来
2、自分の将来(老後の生活)
これです!!

1番は、たとえ子供が将来どういう道を歩もうとも
できる限り“つぶしが利くような”スキルを
身に着けさせるということです。
もちろん、子供の興味も考慮に入れて…
2番は、それでいて一発あたれば“大もうけ”できそうなスキルを
さりげなく身に着けさせてみたいな、という希望です。
どちらが本音でどちらが建前かは言うまでもないでしょう。
あとは、皆さんそれぞれの“良識”
あるいは“親としての自覚”の問題です。

これを踏まえた上で、私がいくつかアドバイスをしておきましょう!

まず、あくまで無難に“将来役立つスキル”を考えた場合
ぢつにオーソドックスですが
やはり、公文式、習字、英会話…などが基本でしょう。
ちょっと機をてらって、中国語会話やロシア語会話。
さらにレアもので勝負するなら
日本人でも数人しかしゃべれないスワヒリ語会話なんて
ねらい目かもしれませんが
ここまでくると“つぶしが利かない”のは確かです。
最高に出世しても、外務省駐インド大使ぐらい…。
やや、おもしろみにかけますね。

かといって
思い切って“アクターズスクール”あたりに我が子を放り込んで
第二の“安室なみへい”あるいは“スピード”を目指すのも
よくありがちなパターンではありますが、あまりお勧めできません。
もちろん、運良くあたれば一攫千金。
あたった本人も幸せでしょう。
しかし、あたらなかったときの“つぶしが利かない”のは…
それはおいとくとしても
むしろ中途半端にあたってしまったときこそ
本気でつぶしが利きません!!
例えば、中途半端にテレビ出演の依頼がくるようになり
『東京フレンドパーク』の“アシスタントそのいち”
ぐらいの仕事がくるようになると…
おそらく、そこどまり、でしょう。
かたや、なんにも英才教育を受けずに渋谷で遊び歩いてた同級生が
たまたま街角で“モーニング娘の新メンバー”としてスカウトされ
大ブレイク!!
なんてことになったら…へこむぐらいじゃぁ済まされません!

しかも、短いタレント活動があっさり終了してしまうと…
「あたし、昔はテレビとか出てたんだよ〜。
 今活躍してる○○ちゃんって、ぢつは私の同期だったの〜♪
 あの娘ねぇ〜……」
いわゆる“アイドルの友達”ネタぐらいでしか勝負できなくなります。
しかも、統計上、この手の話は80パーセントぐらいの確立で
“友達”というよりむしろ“知り合い”であり
中には「…っていうか、あんた誰?」
ぐらいの面識しか無い場合も多い。
これを支えにして、残り人生の消化試合を過ごすのはキツ過ぎます!!
勝負できません。

また、最近はやりの『超能力開発』なども
うかつに手を出すのは時期尚早でしょう。
今現在、超能力開発と称して
・スプーンが曲げられる
・五択がよく当たる
・おでこに1円玉が何枚も重ねてくっつく
……
などという能力が身についたとしても…
はっきり言いましょう。
そんなもん、世間では通用しません!!
将来、たいしたカネにはなりません。
っていうか、趣味にすらなりません。
もちろん今後の研究次第で、『カメハメ波』や『んちゃ砲』ぐらい
ぶっ放せるほどの能力が開発されるのなら
やってみる価値あるかもしれませんが…
1円玉がおでこにくっつくぐらいでは…ちょっと厳しいです。
しかも、10枚もくっつく“天才少年”を目の当たりにして
7枚しかくっつかない自分の能力に挫折する子供がいたとしたら…
そりゃもう、無駄な挫折です!!
数ある挫折の中でも、もっとも無意味な挫折です。
「7枚もくっつけば、それだって十分大したもんだよ」
っていう慰めの言葉すら寒すぎます。
フォローのしようがありません。

こんなことばかり言っていると
「わしゃぁ、いったいどんな英才教育をほどこしゃぁいいんじゃぁ!!」
という皆さんの悲鳴が聞こえてきそうです。
…嘘です。ちっとも聞こえません。
でも、私のたわごとは聞いてください。

今後の流行りすたりや、実益、将来性など
さまざまな要素を検討した結果
私がぜひともお勧めする英才教育とは…ジャン♪
“農業”と“気象予報士”
……
「へっ?」
っと、間の抜けた驚きの声が聞こえてきました。
こんどは、ホンとです、聞こえます。(しくしく)
でも、めげません。

まず最初の“農業”。
ほら。今、『鉄腕ダッシュ』って番組で
『ダッシュ村』ってやってるでしょ。
やっぱ農業っすよ。農業。
間違い無く、これからはやります。
地に足の着いた、着実な産業。
四季折々の自然と親しみ、心豊かにもなります。
人々が遠い昔のバブルを思い出して夢を見るのを尻目に
自分の子供には着実な道を歩んでほしいという
親心あふれる、ベストな英才教育!
おぉぅ!ざっつ ぐれいとぉ!(大げさに)
もちろん、こんなご時世。
脱サラした企業戦士たちが第二の人生を農村でスタート!
なんて言うのをしょっちゅう耳にしますが
はっきり言って、甘い甘い。
農林水産業をなめてもらっては困ります(←おいおい、何様だよ)。
私が目指しているのは
そんなレベルを遥かに超えて
それこそ神の領域と恐れられるほどのカリスマ農家!(ないし漁師!)
その領域に達するには
やはり子供のころからの英才教育以外にはありえません。
どれほどすごいレベルを目指すのかというと…

例えば…
ハワイ沖で漁をしている最中
漁船めがけて演習中の米潜水艦が緊急浮上してきたとしても
「そんな動きで…あたるかよ!」とか叫びながら
あっさりかわしてしまうほどの操艦技術を持ったカリスマ漁師。

また、例えば…
「何だ?この、足元の方向からくるプレッシャー…
 この感じ…… シャァか!」
とか意味不明なことを言いながら、今年の早霜を的確に予知し
農作物を冷害から守るニュータイプ農家。
「アムロ…刻が見える…」とかいいながら
絶妙な収穫時期を決して見逃さないのも
その能力のひとつです。
さらに、模型飛行機に新型の農薬散布機をつけて
それこそメガ粒子砲のごとく農薬を撒き散らしながら
「ビグザムが量産のあかつきには…」
とか、豪語したりして…
って、今回のネタ、ガンダム多すぎき!!
ガンダム見てない人には
ネタかどうかすら理解してもらえませんね。
反省!
っていうか、次回のコラムまでに
機動戦士ガンダム見といてください。

まぁ、こんなようなとてつもない能力を持った次世代農家。
21世紀農業の時代を担う英才教育!
みなさん。とってもねらい目です。
これからですよ。
(ホンとかよ!)

それともう一つ。
“気象予報士”の英才教育。
これも、リストラ予備軍サラリーマン達が
セカンド・スキルとして、手を出しそうな能力ですが
私が目指している気象予報士とは
そんなものじゃぁありません。
……
それこそ幼いころから血の滲むような
過酷なスパルタ教育を受けた結果
例えば、雨が降る日には自然と鼻の頭がしめってみたり
やたら高いところへと登りたがったり
あるいは地震がきそうになるとひげを震わせてみたり
嵐の予感を感じていっせいに飛び立っていったり(どこにだよ!)
……
まぁ、それぐらい体に染みついた気象予報っぷりを発揮するほどの
カリスマ予報士を英才教育してみたいわけですよ。

だって、このレベルまでくると
気象予報にアメダスなんて要らないんですよ!
(その時点ですでに予報の領域越えてんだろ!)
さらに修行を続けていけば雨乞いくらいできるかもしれません。
あるいは台風の進路を操ってみたり…
(だから、それは予報じゃないし…)
素敵でしょ♪

もちろん仮にこれほどの能力が開花しなくても(するか!)
ちょっと気象に詳しいというスキルは
将来、決して無駄にはなりません。
普通の会社に就職しても、そのお天気おじさんっぷりは
会社のみなさんの評判になること間違いなし!
「お天気係長♪」とか親しみを込めて呼ばれたりして
みんな気軽に明日の天気を聞いてくるんです。

まぁ、裏ではOLさん達から
“アメダス”とかあだ名つけられちゃったりして…
「なんかさぁ。アメダス、最近やたらしめってない?」
「そうそう。なんかアメダスの半径3mって湿度高いよね。」
とか陰口たたかれちゃうかもしれないけど…

…ちょっと…イヤ…かな。

なんだかダラダラと長く書きすぎました。
もちろん、いつもどおり、オチが弱いです。
いつもどおりってことは
…要するに絶好調です!!(おいおい)

さぁ。
読み疲れた皆さんには、もう一仕事。
“私の意外な英才教育”についてコメントください。
お願いします。
書き疲れた私は…もう寝ます。

追記:
 生まれてきた我が子に
 コラムニストとしての英才教育をほどこそうかと考えているあなた!
 くれぐれも私のコラムだけは、決して読ませない方向で…




  常時接続!! 2001/10/16(火)



うっきょきょきょきょきょ〜!!
私のパソコンもついに常時接続環境をげっとぉぉぉぉ!!!
ひゅ〜ひゅ〜!
ダンダンダンダン!
パフ♪パフ♪

さっ。
年甲斐もなくおおはしゃぎしている犬司です。
こんばんわ。

とうとう、ついに常時接続環境をてにいれました。
ケーブルテレビの回線を利用したブロードバンドです。

思えば、1年前、初めて自分のパソコンを手に入れたときは
我が家の電話回線は兄のパソコンの支配下に置かれており
私のパソコンは唯一兄のパソコンとLANで結ばれるのみで
(それも、単に兄がいろいろとLANの実験をしたかったという理由で…)
インターネットと接続すらしていない状況でした。
それが、この7月に川崎に引っ越してきて
初めて、私のPCが直接インターネットと接続するようになり
それから三ヶ月ほどして
今度はケーブルテレビ回線による常時接続環境。
時は流れうつろうものですね。
うちの“はそこん”も、ようやく“パソコン”に昇進です。

実を言うと…
ヤフーBBには8月の初め頃に、すでに仮契約をすませていたのですが
その後、ウンともスンとも言ってこなかったため
「こりゃぁ、だいぶ先かな」
と、ちょっと腹を据えて、長期戦模様を決め込んでいました。
そんな矢先に…
ウチの母親が
「我が家にケーブルテレビを導入して
 映画チャンネルが見たい!!」
と、のたまいました。

ちょいと内輪の話になりまして恐縮ですが
我が家における最高権力者は
問答無用かつ圧倒的に母親です。
逆らえません。
父親と長男と私、男が三人もいる家庭ではありますが
たった一人、かぁちゃんだけが最高権力者です。
あとのその他大勢には権力の「け」の字もありません。
まぁ、我が家の家族構成、勢力図、権限分配、役割分担
その他に関しては、いずれご紹介するときがあるかもしれません。
とにかく、最高意思決定機関にして
唯一の立法機関、裁判機関、強制執行機関は
かぁちゃんです。
(かぁちゃんに逆らうと、我が家では文字通り食いっぱぐれます。)

その母親が、ある日
『ケーブルテレビ視聴契約と同時に
 インターネット接続サービスもお申し込みになれば
 さらに大幅割引!!』
なる広告を引っさげて、私のもとにやってきました。
そして、一言
「わたし、ケーブルテレビで映画が見たい!
 健司もインターネットやりたいんでしょ!
 これだと、なんだかお得みたいよ!」
………
「そ…そうだね。」
無論、即決でした。

もちろん、この一瞬の“交渉”の際に
文面には、明確に表れていないながらも
「ケーブルテレビの初期設置費用の“全額”
 および月々のインターネット接続の“正規の料金分”」
が、私の負担になることまで決定されました。
すなわち、“なんだかお得”な“割引”部分は
全て母親が希望するケーブルテレビ視聴料の値引きに
もっていかれたことは言うまでもありません。
……
いいんです!
世の中なんてこんなものです。
めげません。
とにかく、常時接続環境が整ったのですから!!

そりゃぁ
ケーブルテレビのほうは半月くらい前からとっくに映っていたのに
インターネット接続工事の方は若干の順番待ちとかいって
二週間ぐらい待たされた挙句
つい先日ようやっと工事が完了したと思ったら
ケーブル回線とパソコンをつなぐモデムの不具合で
何日間か未接続状態が続いちゃったりして
それでも俺が初期費用全額もって
なおかつ月々の費用も圧倒的に負担するんじゃぁ
もう、踏んだり蹴ったりじゃん!!
なんて、愚痴の一つもこぼしたくなりましたが…
(うわっ、ちぃせぇ。)

とにかく、常時接続ですよ
ぢょぅじせつぞく!!
そりゃぁもう、世界中の“ぢょーじ”たちと接続したい放題ですよ!!
例えばジョージ・ブッシュとか
ジョージ・ワシントンとか
ジョージ・マイカンとか
所ジョージとか
柳ジョージとか
はては、リーダー城島とか…
…って、違うデス!! (←犬黒さんからのもらいネタ)
これは、“じょうじ”つながり、です。
“じょうじ”接続ではありません。
だいたい、世界中の“じょーじ”なんかと繋がりたくありません。
ジョージ・ワシントン生きてないし…

まぁ、ともかく、四六時中インターネット繋がりたい放題です!
♪四六時中も好き〜と言って…
んもぉ〜大好き!!

って、ちょっと待った。
俺ってば、昼間仕事してるから
パソコンの前座るのなんて、たいてい1時間かそこらじゃん!
ってことは残り23時間未接続じゃん!
24時間常時接続って…意味無いじゃん!!
……
おや?
ひょっとして、母親にだまされたのかな?
……
いや。違う。
そうじゃぁない。
私が欲しかったのは、ケーブル回線を利用した
下り1.5メガの通信速度だ!!

とっても、快適ですよ。
なんせ“まだ終わらんよ”なんて、一瞬で表示されるんだから!!
すごくあっさりと…
……
うわっ、ありがたみがねぇ!!!

ウチのページは56kモデム推奨だな。
あの、じっくり表示される感じが
もったいぶっててよかったのに…。
あっさり表示されて、あっさり読まれちゃったら
ネタもあっさり流されそうだな。
身もふたもないようなコメントを、あっさり書かれちゃいそうだし。
……

とにかく、電話回線+56kモデムに比べれば
ケーブル回線の通信速度(快適さ)は比べ物になりません!!
快適です!

今日から私も、ネットサーファーです。
プロの(石膏)ボーダーにして(ネット)サーファー。
しかも、ぢつは、おかサーファー程度…
…どうやら、ギャルのハートをゲットするには
道はまだまだ遠いようです…
(っていうか、一秒ごとに道から遠ざかっているようです…)


というわけで(どういうわけで?)
わたしの(俺の)ホームページ見て欲しぃぃぃ!!!
という方、今すぐ、コメント下さい。
見に行きます。
注:“俺の”がカッコ書きになっているのは深い意味はありません。
   でも、どちらかというと“わたしの”のほうが興味あります…

とりあえず、ただいま浮かれまくっております。
二三日すると、落ち着くと思います。
そしたら、少しはまともなコラムを書きます。
まずは、ご報告まで…







<辞世の句>
『チビうせて 待てど戻らじ 犬隠し 帰巣本能 神のみぞ知る』
            犬司著 歌集「みだれ犬」より抜粋  

自分の不注意でチビの脱走を誘発してしまったことなど
棚の上にかる〜くほうりあげて
無責任極まりない辞世の句などを詠む、相変わらずの犬司です。
こんばんわ。

いきなり何の事か訳がわからない方は
前号・第四部の最後のあたりをもう一度読みかえしておいて下さい。

ちなみに、上の句。
季語は「犬隠し」。秋の句です。(嘘です)
……

さぁ、くだらないことをほざいていないで
さっさとお話を進めましょう。
次号の予告でも書いておいたように
今回のサブタイトルは『再会』……。
もちろん、チビとの再会です。
つまり…辞世の句は必要なくなったわけなんです!!

感動の再会の場面に行く前に
事の顛末をお話しておきましょう。

どう言う経緯でチビとの再会が果たされたのかというと…
私の血の滲むような捜索活動の成果が実ったわけではなく
ましてや、哲学犬チビの帰巣本能の成果が実ったわけでもありません。
ジュンにいたっては何か貢献していたのかすら定かではありません。
我々非力な当事者達をあざ笑うかのように
事件は我々の全くあずかり知らぬところで、鮮やかに解決されました。
……
そう。
しいて言えば、チビ失踪後15時間ほど経って私が届けた
「迷い犬」届けが引き金となって
見事、警察機構の力により解決されたのです!!

私が「迷い犬」届けを提出したのは、最寄のちっちゃな交番でした。
地元住民から情報を得て探したにもかかわらず
そこが交番だと気づいたのは、その前を三回ほど素通りした後でした。
もちろんお巡りさんの住宅と一体型となっている交番です。
というより…
お巡りさんの住宅に、ついでだから交番もくっつけといた
といったような、そう言う代物でした。
私が訪れたとき、交番部分は無人だったため、呼び鈴を押すと
パトロール中のご主人(お巡りさん)のかわりに
留守を預かる奥さんが、2人の子供連れで応対に出てきました。
思いっきり普段着で…。
とりあえずエプロンだけはずして台所から出てきました…って感じです。
どこにでもいる、ごくごく普通のおばちゃんでした。
「マイルドセブンひとつ。」と声をかけると
「はいよ。250円。」とか返事が返ってきそうなほど
三丁目の角のタバコ屋さん的な雰囲気にあふれていました。
260歩ぐらいゆずっても、警察機構の一部には到底見えません。
……
しかし、交番は交番です。
よく言えばとても地域密着型でアットホームな国家権力。
庶民的な警察組織。
……
とにかく迷い犬の捜索にはもってこいといえるかもしれません。
とても親切に応対してくれました。
チビの特徴、すなわち犬種や毛色、名前、首輪の色・形・特徴…
などのほか、最後に私の携帯の番号や自宅の番号、住所など
必要事項を全て伝えて、チビらしき犬の情報が入り次第
どんな些細な情報でもいいからすぐに連絡くれるように頼んで
交番をあとにしました。

しかし、この時点では、まことに失礼ながら
このアットホームな交番にはさして期待しておりませんでした。
なにせお巡りさん本人と奥さん、他に幼児二名という人員構成では
チビ捜索の決定打にはとてもなり得ないと思っていたからです。
実は、このお巡りさん、ないし奥さんが
「犬探しの神様」と呼ばれるほどの達人であるという
ごくわずかな可能性を除けば
チビの捜索は、この交番には明らかに荷が重いでしょう。

しかし、それこそ浅はかな勘違いだったようです。

交番を出たあと、
日曜日の真昼間の閑静な住宅街であることも忘れて
そこらじゅうを車で何度も往復したり
あるいはチビの名を連呼しつつ歩き回ったりと
非常に近所迷惑かつ挙動不審な捜索活動を展開していた頃
それとほぼ、同じ時刻に…
先ほどの交番では、すぐさま奥さんが
その近辺を管轄する警察署に「迷い犬」届けを提出し
警察署ではそれに対応する情報が管轄内の他の交番から
提出されていないかどうかの照会が、すぐさまなさたそうです。
私が交番で書いた、実にいい加減な「迷い犬」の捜索願いは
奥さんと警察署担当者との手を経て
瞬く間に、正式な『遺失物届け』に進化し
警察署のファイルに収まることになりました。

さすがは、奥さん!!(←おいおい)
洗濯とお掃除とお買い物の間隙を縫ってなされたとは思われないほどの
鮮やかな処理能力!!
やはり、カタギの奥さんではありませんでした。

…ってか、その間付近をパトロール中の旦那は
近所迷惑かつ挙動不審な俺を、きっちり見過ごしているし…
ここの交番。この奥さんでもっているんじゃないだろうな!

まぁ、そんなよけいな心配はおいといて。
どんなにかわいい飼い犬であっても
警察では「物」として扱われるの知っていました?
“迷い犬届け”ではなく“遺失物届け”として受理されるんですよ。
お財布や傘やカバンをなくしたときと全く同じです。
従って、当然の事ながら
犬を見つけて保護した場合も“拾得物”扱いなんです。
実物の届出用紙を見るとちょっとシュールですよ。
“遺失物”の欄に「犬」って書いてあって
その下の“遺失物の色、形状、その他特徴”の欄に
「柴犬。茶色。名前はチビ…」とか書いてあるんです。
もちろん飼主ではなく「遺失主」として
しょういちさんの父上の名前が書かれており
私の名前は「届出人」となっておりました。

まぁ、そんなこんなでようやくチビの失踪も
警察機構の捜索ラインに、無事、乗ることができたわけです。
私の「努力は買うが実るあてのない無意味な捜索」や
ジュンの「目的意識のかけらもない無意味な遠吠え」などとは
一味も二味も三味も違う、実効性の高い捜索活動です。
もちろん、警察署員総出で探し回ってくれるわけではありませんが
警察署管轄内における圧倒的な情報量は
この際、迷い犬の捜索における“救いの神”となり得ます。

ビバ・警察権力!
(シートベルト検問やねずみ取りなどを見るたんびに
 「全くくだらないことに税金使いやがって、この能無しどもが!」
 と、口ぎたなくののしっていたことなどは
 今はきっちり思い出の中です。)

こうして、交番に届出を出した翌日の午後
チビ失踪から38時間あまりが経過してようやく
「チビの身柄確保!!」
の連絡が私の元に飛びこんでまいりました。

その日は平日であり、私が昼間仕事に行っている間に
私の自宅のほうに警察署の遺失物係のほうから電話がありました。
その電話を自宅で受けた母が
すぐさま私の携帯に電話をかけてきました。

「チビちゃん、見つかったって!!!」

………
その後きっちり3分間ほど、身動き一つするのも忘れて
母の一言を繰り返し心の中で反芻していたことは
言うまでもありません。
母の一言をこれほど繰り返し反芻したのは
およそ生まれて以来最初で恐らく最後の経験でしょう。

それから仕事を早引けし、ダッシュでウチに帰り
これもダッシュでチビの待つ警察署へと向かいました。
警察署への道を、問答無用なスピードでフッ飛ばしていた時は
「えぇい!捕まえられるもんなら捕まえてみろ!」
というくらい強気な心境でした。
とにかくチビに一刻でも早く会いたくて
おそらく本気で捕まった場合には
「よ〜し分かった。後の話は署で聞こう。」
と、こちらから切り出していたことは間違いありません。
そのままパトカーの運転席に乗り込みそうな勢いでした。

まぁ、幸い誰にも捕まることなく、無事警察署へ。
(↑…なんか変な文章)
「迷い犬を預かってもらっていると連絡を受けたものですが…」
と切り出すと、すぐさま
「あぁ。あのおとなしいワンちゃんの!」
と返事が…。

どうやらチビは、その賢さでも、思慮深さでも無く
単に“おとなしいワンちゃん”として
婦警さん達のハートをガッチリキャッチした模様です!!!

とりあえずチビのいるところへと案内してくれました。
さぁ。感激・感動・涙の再会!!
………
……

(Zzzzzzz…)

っておい。
チビ、しっかり寝てるし…。
チビは、とっても幸せそうな顔で、すやすやと眠っていました。

それでも感動の再会に胸はちきれそうな私が
思わず「チビ!」と、声をかけようとした、その時
「しーっ!」
と、私を制する婦警さん。
「どうやら眠っちゃってるみたいだから
 先に書類ととのえちゃいましょ!」
と、婦警さんに促され
チビを起こさないように気を付けながら(なんでやねん!!)
静かに受付まで戻ってきてしまいました。
署内の婦警さんたちは、どうやら全てチビの味方のようです。


感動の再会がすっかり空振りに終わり
あとは事務的な手続きのみ…。
その時初めて、先に書いた「遺失物届け」を見たわけです。

ちなみに、この時、もう一つの衝撃的な事実が発覚しました。
それは「拾得物届け」の記載内容について。
『拾得時間:○月×日、午後8時30分ごろ』
おや?っと思い、私の「遺失物届を」確認する。
『遺失時間:○月×日、午後8時00分ごろ』
……
って、コラ!チビ!!
お前さん失踪して30分後にはきっちり保護されてんじゃねぇか!!
俺は10時間近くも犠牲にしてお前さんを探し回ったし
38時間に渡って心配しつづけたんだぞ!!
そ…それを、たった30分って…
あんまりだ。あんまりだよ。
もし、これもマーフィーの仕業だというのなら
ようし、分かったぜベイベー。
断言しよう。
俺は、奴を、斬る!!!

おそらく、チビは、失踪して30分後には
ごく当たり前のように、よそのウチで馴染んでしまい
ごく当たり前のように、ご飯を食べさせてもらっていたのであろう。
保護した人は、チビの首輪に書いてある電話番号を見て
何度か電話をかけるも、全て留守電。
飼主と連絡が取れるまで気長に待っては見たものの
丸一昼夜、飼主と連絡が取れないことを不審に思って
ようやく警察に「拾得物届け」をした模様。

まぁ、チビが怖い思いをしないですんだのは
せめてもの救いである。

っていうか、そう自分に言い聞かせて自分を慰めなければ
自分がかわいそ過ぎます!!

とにかく、あまりに拍子抜けした感動の再会は過ぎ去り
いよいよ、チビをつれて帰ることになりました。

と…ここで最後の難関。
果たしてチビはおとなしく私の車に乗ってくれるのだろうか?
それよりなにより、おとなしく私についてきてくれるのだろうか?
騒いだり暴れたり噛んだりしないのだろうか?

先ほど私が「拾得物届け」を見て衝撃を受けていたとき
例の婦警さんは「遺失物届け」を見て
若干の不安を胸に抱いたようである。
そう。
私が「遺失主(飼主)」ではなく
単なる「届出人」に過ぎないことを
彼女は見ていたのである。

「えぇと…飼主さんじゃぁ無いんですよねぇ。」
「はい。そうなんです。だからおとなしくついてきてくれるかどうか」
……
未だ安らかに眠るチビを起こすことを恐れて(まだ寝っぱなしか!)
檻の前にじっと座りこむ婦警さんと私。
……
しばしの沈黙…

しかし、そんな不安はどこ吹く風。
ふと目が覚めたチビが起き上がり
やおら、こっちを見る。
チビの不思議そうな目と、私の視線がぶつかる。
じっと黙るふたり(正確にはひとりと一匹)……
やはり…私のことは覚えていないのだろうか…
心によぎる一抹の不安。
考えてみれば私のお世話係初日に、チビは失踪したため
私と過ごした時間などホンの1時間足らず。
それに引き換え
失踪先のお宅で一泊二日を過ごしているし
隣の婦警さんとだって半日近くを過ごしているのだ。
私を覚えているはずは…残念ながら、無いだろう。
もはやあきらめ、かくなる上は腕力勝負。
泣こうがわめこうが首根っこふん捕まえて
家につれて帰る覚悟を決める。

せめておとなしく捕まってくれと
祈る気持ちでジャーキーを取り出した、その瞬間。
チビの目に、光が宿る!

「そうだ、ジャーキーのおにぃちゃんだ!!」

おーけー。わかったよ、チビ。
それでいい。
もう、なんだっていいよ。
そうさ、俺はしょせん、ジャーキーのおにぃちゃんだ。
ジャーキーくれる以外には能が無い、つうまらない男さ。
あと俺にできることはチーズぐらいだ。
それでいい。もう、何も言うまい。
お前がなついてくれさえすれば
俺はジャーキーの付属物程度にしか思われていなくとも
いっこうにかまいやしないさ。
あぁ、いいさ。
いいんだ。


ちぇっ


私の心の中で、どとーのごとく流れ出す涙を、知ってか知らずか
隣でチビと戯れる、無邪気な婦警さん。
「やっぱりおりこうさんだねぇ。
 飼主じゃない人のこともちゃんと覚えているんだぁ〜。偉いぞ!」
その一言が、うちひしがれた私の魂に、トドメを刺したことを
彼女は知らない。

そう。
恐らく、マーフィーの次ぎに、復讐リストに名前が載ったことも…


チビは結局、しょういちさんちに連れて帰って
ジュンと兄弟喧嘩のようなじゃれあいを始めるまで
ただの一度も吠えなかったことを記しておく。
(ぢつは、袋いっぱいのジャーキーに
 ただただ目を奪われていただけだということも、記しておく)

チビは…
多分、哲学犬ではありません。
彼は、肉体的に巨大化しなかったかわりに
知的に巨大化したのではなく
単に、神経ばかりが図太くなっただけだと思います。
だから、物事にあまり動じないし、無駄に吠えることも無いんです。
空を眺めて、物思いにふけったように見えるのは…
……
そりゃぁ、飼主の身びいきです!!(断言)

ただし、おおよそ今回の失踪事件において、一番ものをいったのは
まさに、彼の神経の図太さだったといえます。
彼が神経質であれば、未だに人を怖がって放浪中だったでしょう。
力尽きて倒れるまで、歩きつづける羽目になっていたかもしれません。
しかし、神経が図太かったことが、まさに効をそうして
優しい人に保護してもらい、放浪せずにすんだのです。
結果として歩き回ったのは私一人。(まだ言ってる)

めでたし、めでたし。(泣き)


以上が、長々と連載してきた
犬のお世話ミッション:ミッション・ドッグ・ストリームの
経過報告書です。
なるほど、犬に振り回されるという意味で
まさに、ドッグがストリームなミッションであったといえましょう。

しょういちさんのネーミングセンスに、乾杯!!


次回からは、また、単発のものを
真面目にこつこつとコラみますので
今後ともよろしくお願いいたします。

最後まで読んでいただいた方々へ。
誠にありがとうございました。
ならびに、大変お疲れ様でした。
(私も心のそこからお疲れましたとさ。)








さてさて、こんばんわ。
この手の日記まがいの連載ものは
とにかくテンポよく更新することがいわば生命線とも言えるのに
なんだか更新テンポが非常に悪い犬司です。
書く内容もネタもほとんど決まっているので
あとは文章化する体力の問題だけなのですが…
認めたくはありませんが、どうやら若くはないようです。

さぁ、そんな言い訳はおいといて
とりあえず最後までお話を続けましょう。

ジュン・チビが失踪して、ジュンだけが戻ってきたところからでしたね。
えぇと…。

ジュンが戻ってきた時は
「なんだ、ほっとけばちゃんと戻って来れるんじゃん」
と思い、しばらくはジュンと2人でチビを待つことに決めました。
(ぢつはそれ以外に打つ手がなかったというのは…内緒です)
なにせ、やたら人懐っこく無駄にハイテンションなジュンに比べると
チビはなんと言っても哲学者(←飼い主談)。
思索探究犬ですから。
帰巣本能だって強いはずです!!(なんで?)
ジュンにはとても失礼ですが
「ジュンですら戻って来れたんだから!(いわんやチビおや)」
と軽く考えていたわけです。
この頃までは、まだまだあせりつつも
心には若干の余裕がありました。

これは飼い主から聞いた話なんですが
チビは、小さい頃、とても骨太でたくましい手足をしていたので
「この子はきっと将来大きくなるよ」
と言われつづけてきたそうです。
近所の愛犬家のみならず、獣医さんからも言われたそうです。
けれども、そんな子犬に“チビ”と命名したためか
結局その後、一向に大きくならなず、文字通りの存在となったチビ。
しかし、あえて言おう。
彼は身体的な巨大化の道を歩まなかったことと引き換えに
まさに、知的巨人(巨犬?)と呼ぶに相応しい成長をとげたのである。
彼の巨大化は首から下ではなく、まさに頭蓋骨の内側において
すでに始まっていたのである。
その証拠に、犬とは思えないほどの思慮深さと哲学的探究心!
(↑おいおい、ほんとか?)
そんな彼にとって、帰巣本能などは朝飯前のはずなんです!!
……
(そう願うほかにないんです。)

しかし、時間だけが無常に過ぎ去り
待てど暮らせどチビは帰らない。

もう一度付近の捜索を敢行するも
夜の暗さと道の不案内とで、全く成果なし。
しかも、非常にやっかいなことに
ようやく帰ってきたジュンの二度目の脱走を恐れるあまり
二度とくぐり戸を開けることができなくなってしまいました。
……
すなわち、私がしょういちさん宅に出入りする唯一の合法的なルート
“預かっている鍵を使ってくぐり戸を開けて穏便に侵入(撤収)”
の道が閉ざされてしまいました。
それ以後、私がしょういちさん宅に出入りするルートは
“非常に怪しげながらも正門によじ登り、乗り越えて侵入(撤収)”
となってしまいました。
もし万が一付近の人に見つかったら、一発で警察呼ばれます。
さらに十万が一お巡りさん本人に見つかったら
檻に入るのはジュンやチビではなくこの私。
……
状況というものは
一度悪いほうに傾くと、なかなか好転しないものですね。
これも例の“マーフィーの法則”のしわざです。
たしか、そうです。まちがいありません。
奴が出てきてからこのかた
探し物は探せば探すほど見つからなくなるし
お出かけする日に限って雨が降ったりするし
もう世界中が迷惑しています。
20世紀末に無責任な予言で世界中を騒がした
例のあんちきしょうの次ぎぐらいに迷惑な奴です。

とにかく
待てば待つほどチビは帰って来ないような思いに駆られ
とりあえず、その日は帰る事にしました。

一夜開けて、翌朝。
起き抜けに、再度しょういちさん宅に出勤。
この日は休日だったため、一日かけて捜索活動が展開できるし
だいたい、一晩たてば遊び疲れて帰ってきているだろうという
楽観的な観測も手伝って、ややお気楽に朝を迎えました。

…しょういちさん宅につくと、門の前でちょこんと座っているチビ。
「チビィ〜♪帰ってたの。心配したんだぞぉ♪」
とか言いながらギュゥっと抱きしめる…
うっかり「タロー!」とか名前間違ったりしたらどうしよう?(古っ)
なんて妄想しながら、いざ、出陣!!

しかし、しょういちさん宅についてみると
それが浅はかな考えであったことを思い知らされる。
チビは家に帰った気配すらなかったのです。

このあたりから、本気で事態の深刻さがのしかかってくる。
チビが家を出てからおよそ15時間ほどが経過し
我々捜査一課(私とジュンだけ)は
“チビのお茶目な夜遊び”を“失踪事件”と断定。
広域緊急配備をかける。
具体的には近所の交番に迷い犬の届出をする。
…っていうか、それだけ。
あと、できることといえば…
愛車を駆り、マップル(道路地図)をたよりに付近をくまなく捜索。
近所で最も大きな道路、環状八号線を
4往復くらいして事故の形跡がないか調べる。
幸い秋の交通安全期間中であり
近所の交差点で地元住民がテントを張っていたため
その方達にも若干の協力を要請。
さらに、大至急しょういちさん御一家と連絡をとるため
しょういちさんの彼女さんにもメールで事の次第を報告し
協力を要請(っていうか巻き添え)。

なお、事件当時
旅先のしょういちさんから直接電話を受ける可能性があるのは
考えられる限り、彼女だけだったのである。
しかし、私が彼女にメールを送信したのは
その日のしょういちさんからのラブコール(電話)が終わった
直後であったそうだ。
もちろん、このタイミングの悪さも
すべてマーフィーの仕業である。

こうして、できる限りの人事を尽くしてはみたものの
(マーフィーの策略により)成果は上がらず
チビは未だ見つからない。
恐るべし、マーフィー。
…ってか、一体どこ行ったんだよ、チビ!!

結局この日一日をかけた捜索も空振りに終わった。
明日からは私の仕事も始まるため
捜索はまた、夜だけになってしまう。
成果が上がらないのは目に見えている。
頼みの綱はもはや警察だけとなってきた。
最初から警察だけという説もあるが…
頼む、せめてこんな時くらい役に立ってくれ!←だいぶ失礼
もちろん、ジュンははなっから役に立たない。←かなり失礼
かわいさと人懐っこさだけがとりえだ。
(っていうか、それだけで十分ではあるが…)
もちろん、ジュンと一緒にチビを捜索。
ジュンとチビ、互いの友情が呼応し、ついに発見!
という感動的な展開を期待したこと一度ではなかったが
マーフィーに毒された私の脳ミソはそんな夢のような話に
いちいち反応する感性をすでに失っていた。
結局もう一度ジュンに脱走されるという最悪な現実ばかりが
リアルに浮かんできたため、結局、却下。

そんなジュンをギュっと抱きしめつつ
もしチビが見つからなかった場合はどうしようなどと
非建設的な方向に思い巡らす。
……
その場合
しょういちさん御一家、とりわけご両親の落胆ぶりは
想像を絶するものがあるだろう。
なにしろ、大変な愛犬家なのである。
私がこのミッションを引き受けたときの、ご両親の言葉が胸に染みる…

『私達にはもう、この子達(ジュン&チビ)しかいないんです…』

おいおい、息子も娘も健在だろ!!!
っとか突っ込むことなんて、とても恐ろしくてできません。
それほど、心のそこから犬たちを愛していたわけです。
(もちろん息子と娘のこともちゃんと愛しているのでしょう。…多分)

それがわかるだけに、もうなんとお詫びしていいのやら。
…かくなるうえは腹掻っ捌いてお詫び申し上げまする…
そう、堅く決意しつつ
ジュンの傍らで辞世の句の推敲を始める犬司であった…。
かなり弱気。


さて、ダラダラ長い連載もいよいよ最終回
次回、第五部『再会』
ダラダラと、待て!










Guten Abend!
どうもこんばんわ。
学生時代はドイツ語を第二外国語として学んでいたことを
ちょっと自慢したい年頃の犬司です。
いっひ れるね げるん どいちゅ!!

もちろん、過去の思い出にしがみつきたくなる年頃ともいう…
現在の自分から目をそらすために…

さっ、自分から逃げ出すことばかり考えてないで
しょういちさん宅から逃げ出したチビとジュンのお話を続けましょう。
そっちのほうが30倍ほど深刻です。
怒涛の連載もいよいよ第三部。
「そして、誰もいなくなった…」
はじまりはじまり…

注)いまさら言うまでもありませんが
  前号コラムを先に読んでおいてくださいね。

さて。
私の犬のお世話任務の初日。
昼間は普通に仕事をしていたため
家に帰って夕食を食べて終えてから
夜、しょういちさん宅で任務遂行。
前号コラムに記した手順どおりに任務をこなし
後は、いよいよ帰るのみ。

思う存分ジュン・チビと戯れ、さぁボチボチ撤収しようかと思い
いまいちど冷蔵庫を開ける。
言うまでもなく“お別れチーズ”である。
家族がみんな出かけてしまい、心細く思いながらも
たった二匹でけなげにお留守番しているのだから
大好物を一日に二回ぐらいあげたっていいはずだ!
(好物のジャーキーを乱発したことは、すでに忘れている)
しかも、大好物をたくさんくれる人としてインプットされれば
明日からのミッション遂行にもいい結果をもたらすはずだ!
(っていうか、彼らの機嫌をとりたいだけ)
という、わらながら非の打ち所のない理論武装をした上で
ふたたびチーズを取り出す。

飛びかからんばかりの勢いでチーズを見つめるジュンとチビ。
しかし…「待てっ!!」
私の非常なまでの“おあずけ”宣告。
目をウルウルさせて、じっと我慢のジュンとチビ。
そのかわいさに我慢できず、あっさりあげる犬司。
「お食べ〜♪」
その間わずか三秒弱。(ダメじゃん、俺)

おいしそうに食べる彼らをうっとり眺めつつ
ガレージのくぐり戸の鍵を開ける。
「もうちょっと遊んでいこうかな?」
ゆれる心をぐっと押さえ込み、決然と振り返る犬司。
「じゃぁね。またくるからね。」
……
何がなんだか分からない?という表情で
それでもおりこうさんに並んでおすわりしているジュンとチビ。
…もう、思いっきりかわいすぎる…(言葉通じてないけど…)
後ろ髪を伸ばした経験はないけれど
後ろ髪引かれる思いとはこういうことを言うんだな
と、妙に納得する思いで
意を決してくぐり戸を開け、表に出…
…出ようとした、その瞬間!!

背後から不意をついてジュンがドン!!(と、体当たり)
え?な…何事?…っと思うまもなく
わずかに開いたくぐり戸からチビがダッシュ!
後を追うようにジュンもダッシュ!
……
何がなんだか分からない?という表情で
拍子抜けしておすわりしている犬司。(体当たりで倒されたらしい)
「ん〜。何事かおきたのかワン?」(ちょっと首をかしげる)
……
って、おすわりしている場合ぢゃないぃぃぃ!!!

自分の置かれた状況
(すなわち、留守宅のワンちゃんをあずかっていながら
 二匹そろって脱走させてしまったという状況)
をようやく認識した犬司。
やおら立ち上がり、彼らを追って猛然とダッシュ!!

ぱた、ぱた、ぱた……

「って、なんでこんな時に限って
 わしゃぁ、サンダルばきなんぢゃぁぁぁぁ!!!!(絶叫)」

興奮してアドレナリン垂れ流し状態の柴犬の脚力を相手に
顔面蒼白で脳貧血気味の人間の脚力(しかもサンダル履き)など
もはや、全く勝負にならない。
F1マシン相手にガス欠日産マーチで勝負挑むようなもんである。
コーナーを二つクリアした時点で、あっさりバックミラーから消される。
(角を二つ曲がった時点で、あっさり見失う。)

「ジュ〜ン。チビィ〜。どこ行っちゃったの〜。」
呼びかける声が、さびしく響き渡る。
夜の閑静な住宅街。
サンダル履きで全力疾走する怪しげな男をごう然と無視して
圧倒的な静けさを保つ。
…さ…さびしぃ。
たった二つ、角を曲がっただけで犬たちを見失ってしまった
自分のふがいなさに対する憤りと
そのたった二つの角をすら、どのように曲がってきたのか覚えていない
自分の動転っぷりに対する憤りとがこみ上げる…
…ってやべ。迷子になったかも…。
急に湧き上がる恐怖感。
ジュン・チビよりも、まず自分が一番迷子になる確率が高いことに
ようやく思い至る。
「まずは、ベースキャンプに戻ろう」
ちょっと迷った挙句に、しょういちさん宅を発見。
いい年こいて迷子にならずに済み、一応事無きを得る。
(いや、十分、事ありすぎ。ちっとも解決してないし…)

再び捜索を開始するも
迷子になる恐怖にとらわれ、いっこうに捜索範囲が広がらない。
なすすべがないまま時だけが過ぎて行く…。
「なんだか、本格的にまじぃ気がする…」
と、その時、遠くで犬達の吠える声が聞こえる。
そう。恐らく、我らが“脱走ブラザーズ”の仕業である。
とても飼い犬の多い、この住宅街。
ハイテンションで飛び出したジュンとチビが
よそ様の犬とトラブルを起こさないはずがない!!
そうか!その手があったか!!
名づけて
『銃声を追いかければ、そこは最前線さ』大作戦!!
(相変わらずネーミングセンス無し)
彼らの銃声(吠える声)を目指して追いかけていけば
自然と最前線(彼らの現在地)を補足できるのだ。
なぁんだ。簡単じゃねぇか。
早速、追跡を開始。
もちろん道に迷わないように、ゆっくりと、慎重に…
右前方から聞こえる吠え声を頼りに進む。

…確か、この辺のはずだけどな。
と、思った瞬間。
全く素っ頓狂な方角から聞こえる犬達の吠え声!
しかも数が増えてる…
……
やべぇ。戦線が移動している!!(しかも拡大している!)

どうやら、最悪なことに
こちらの追跡スピードを遥かに超えるスピードで
戦線が移動しているらしい。

なぁんだ。どおりで。
いつまでたっても追いつかないわけだよ。

って、妙に納得している場合じゃない。
とりあえず打つ手も無く、ベースキャンプへと引き返す。
だいたい、このまま犬の声を追いかけながら
「ジュ〜ン、チビィ〜」って近所迷惑に叫びつづけていると
私がジュンとチビを捕捉するのが先か
それともお巡りさんが私を任意同行するのが先か
時間との勝負になってきそうである。
……
どうやら状況は時々刻々と悪い方向へ向かっているらしい…

がっくりと肩を落としつつ、なにか打開策はないものかと
無い知恵を振り絞りつつ戻ってくると
門の前に停めた私の車の陰から
済まなそ〜な顔して、そっと覗いているジュン。
「なぁんだ。戻ってきてたの!!」
すぐさま走りよってジュンを抱きしめる。
ぎゅぅぅぅっ!…感動の再会!
犬の帰巣本能に、ただただ乾杯!
「も〜。心配したじゃないかぁ。だめだぞ!」
って、口では文句を言いながらも
もう嬉しくって嬉しくって、おもいっきりなでてあげる。
「よし、ちゃんと帰ってこれたご褒美に(?)
 大好物のジャーキーをあげよう!」
と、いつもどおりジャーキーをふたつ、袋から取り出す。
「よし。ジュン、チビ、ジャーキーだよ〜♪
 待てっ!……って、ジュン?お前チビはどうしちゃったの!!!」

そう。
ジュンはおりこうさんにもちゃんと“一人で”戻ってきのだ。
一人で。たった一人で。
出ていくときはチビと一緒だったのに…

自分一人にふたつもジャーキーをくれるのだと思い
いつも以上に興奮しているジュンを前に
ただひたすら途方に暮れる私…。
…なんで一緒ぢゃないんだよ!! 
そんな私の耳に、今まで思いもよらなかった方角から
かすかな犬の叫びが聞こえてきた…


あぁ、もはや戦線は
銃声が聞こえなほど遠くへと移動しつつあるのか…
私の胸に、“絶望”の二文字が浮かび上がってくる。


次回。第四部
『あぁ、いとしきチビよ。今、いずこ…』
期待せず、いや、途方に暮れて、待て!







犬用ジャーキーがよく似合うと近所でも評判の犬司です。
こんばんわ。
さぁ、予告どおり今回は連載第二回です。
言うまでもありませんが、前号コラムをまだ読んでない人は
さきに前号コラムを読んでおいてください。
今忙しくて時間がないという人は、最終号がアップされるまで
しばらくお待ちしてから、まとめて読んで下さい。
…っていうか、今忙しくて時間がないという人は
はなっからウチんとこ読みに来ないほうが賢明だと思います…
…帰れって言ってるんじゃぁないですよ。
そんな偉そうなことは言いません。
来ていただければそれだけで嬉しいんですから。
尻尾振って喜んじゃいます。
パタパタ♪ U・ェ・U わん♪

さぁ。さっさとコラみましょう。
えぇと…たしか犬用ジャーキーについてでしたよね。
前回酔った勢いに任せて書いていたため
次回予告でしょうもないネタ振りをしてしまいました。
しかし、言ってしまったからには、一応犬用ジャーキーを中心にして
犬のお世話任務のお話を進めていきましょう。

さてさて。
しょういちさんから依頼された犬のお世話任務には
ミッション・ドッグストリームという作戦名がつけられました。
もちろんこれはしょういちさんのネーミングセンスです。
なにがどうストリームなのかは、本人に聞いてください。
とにかく、ドッグがストリームなミッションなのでしょう。
(…しょういちさんのネーミングセンスより
 犬司の語学力のほうがはるかに問題です。)

さて、このミッションのブリーフィング(詳細説明)が
ミッション遂行の1週間ほど前にありました。
もちろん、現地のしょういちさん宅で行われました。
その時に実際の手順と同じように実地訓練をしておきました。
(ぢつを言うと、しょういちさんの目的は
 私に実地訓練をさせることよりも
 SWAT3というゲームの相手をさせることにあったようです。)

手順1:鍵を使って、ガレージのくぐり戸より侵入。
  もちろん、門を乗り越えて侵入や、C4爆弾で門を爆破して突入
  あるいは戦闘ヘリからロープで降下して侵入
  などの素敵な提案もなされましたが
  留守宅の武力制圧を目標としているわけではないので
  おだやかに鍵で開けて侵入ということに決まりました。

手順2:ビーフジャーキーを使用してジュンとチビを手なずける。
  邸内に侵入を果たすと“有能な番犬たち”に
  死ぬほど吠えたてられる可能性があるため
  すかさず手なずける必要があります。
  そこで、伝家の宝刀、ジャーキーの登場です。
  左手を前に出し「待て!」と呪文を唱えるとさらに効果的!
  私の右手のジャーキーに目を奪われ
  吠えることも忘れて、おとなしくなったジュンとチビ。
  …か…かわいすぎる……
  目なんかウルウルしてて
  「早くちょうだい♪」って訴えかけてきます。
  ジャーキーを左右に動かすと彼らの目も首も左右に動く。
  …やっぱり、かわいすぎる…(至福)
  待て!って言った割には自分が我慢できなくなって
  すぐにあげちゃいました。

そうそう。
このビーフジャーキーなんですが
人間の私の目から見ても、とってもおいしそうなんですよ。
においもとっても香ばしい!!
今、てもとに空の袋が残っているのですが
間違いなく『愛犬用』って書いてあります。
でも、人間が食べてる、あのジャーキーと見た目は遜色ありません。
てか、そこいらで売っている人間用のジャーキーより
よっぽどおいしそうです。
なんせ『北海道ビーフ』って書いてありますから!
って、北海道ビーフって有名なの?
北海道牛乳なら、なんだかおいしそうだけど…
まぁ、肉を食べてもおいしいのでしょう。
なんせ北海道なんですから。
なんだっておいしいはずです!!(意味もなく断言)

わたしもお酒は少々たしなむ方なので
「ビールにジャーキー」は「ビールに枝豆」と並ぶほど
優れた食文化であると確信しております。
とにかくジャーキーは好きです。
見ているとついつい犬用であることも忘れて…
…食べてしまったりはしませんでしたが
とりあえず一枚つかんでじっくり見てしまいました。
思った以上に肉厚です。
きっと、歯ごたえもしっかりしてるでしょう。
でも、曲げてみると以外とやわらかい。
スジばっていない証拠です。
人間の歯で食べても十分おいしく頂けそうです。
それに、この色が絶妙なこげ茶色!
肉厚な部分は光沢と赤みのある深い茶色で
はしっこの薄くなっている部分は
うっすら赤みがかって透き通って見える。
まさに、絶妙!!
それが香ばしいにおいとあいまって
食欲をそそることそそること。
もう、見ているだけでおもわずよだれが…
……
「犬用ってことは、ひょっとして犬司は食べていいのかワン?」
とか、ちょっと言い訳してしてみたりして…
……
って、本当に食べてないですよ!!
これはあくまで『犬用』なんですから。
人間である私がこれを食べるわけにはいきません。
わたしは、犬司である前に、一人の人間なんですから!!
……
いや、間違い。
犬司が、そもそも人間なんです。
犬じゃありません。犬の眷属でもありません。
戸籍を見ても住民票を見ても出生届けを見ても
全く疑う余地がないほど、見事に人間です。
(犬黒さんの国籍のほうがよっぽど怪しいです。)
だから、犬用ジャーキーはさすがに食べません。
すんでのところで思いとどまりました。
(3回ぐらい口元まで持っていったことは内緒です。)
あきらめて、人間用のジャーキーを近所のコンビニで買いました。
……
そのジャーキーのまずいことまずいこと!!!!!!!!
もう、あったまきましたよ!!
なんだかやたらラテンな柄の青い袋に入っていて
いかにもって感じのジャーキーでした。
ですが袋を開けてがっかり。
なんだか薄っぺらで2センチ四方の正方形の
白っぽく粉吹いてるジャーキーぽっい何物かが
ほんの10枚ばっかり入っていました。
「なんじゃこりゃぁ!」(松田勇作風)
全く、香辛料ばっかりやたらと効いてて
この薄茶色の紙切れ、本当に牛なんだろうなぁ!!(怒)
って、本気でジャロに抗議の電話を入れるところでした。

犬用ジャーキーがあまりにおいしそうだったから
ついつい、夜に近所のコンビニで人間用のをわざわざ買ってきて
それがものすごくまずかった時って
そりゃぁもう、想像を絶するほどの敗北感に打ちひしがれますよ!!!
みなさんも、やってみてください。
しょういちさんちの犬達は
こんなにおいしそうなジャーキー食べてるのに
なんで人間の俺さまがコレなんだよ!!
うおおぉぉぉぉぉぉ!!(絶叫…遠吠えって言わないで。おねがひ。)
完敗です。

さぁ、気を取り直して、ミッションの説明に移りましょう。

手順3:ガレージの明かりをつける。
  まぁ、説明不要でしょう。
  夜、暗闇の中でよそのウチの犬と戯れるのは勇気がいるので
  ちゃんと明かりをつけます。
  ていうか、ご近所の方がたまたま通りかかったとき
  見知らぬ男が暗闇で犬を手なずけているのを見かけたら
  間違いなく警察呼ばれるでしょう。
  そうならないためにも、まずは明かりをつけます。
  防犯対策上、必要不可欠な措置です。

手順4:犬達のエサと水の交換
  これが今回の主要な目的です。
  要するにこれだけできれば
  犬たちは1週間生き長らえることができます。
  極論すると、エサがなくても水さえあれば
  1週間大丈夫だそうです。
  でも、ちゃんとエサをあげとかないと
  翌日私が食い殺される恐れがあるため交換します。
  ちなみに、ごく普通のドッグフードでした。

手順5:郵便受けの中身を所定の場所に移す。
  これが主要な目的その2です。
  犬たちにはとても頼んでいけない高度な任務です。
  でも、おりこうさんな人間の私にとっては、朝飯前です!!
  (おいおい)

手順6:犬たちと、心ゆくまで、戯れる。
  これが私にとっては最重要目的です!!!
  しょういちさんの予定では全部で10分もあれば
  簡単に終わる任務だと思っていたそうですが
  冗談言ってはいけません。
  私は最低でも30分間、犬たちと遊ぶことだけに費やしました。
  中でも、ガレージの冷蔵庫からチーズを取り出した時といったら…

そうそう。
彼らはジャーキーよりもチーズのほうがもっと好きなんです。
チーズと言っても、そんな高級なものではありません。
普通のスライスチーズ。
10センチ四方の正方形のやつで
ビニールをペリーってはがして食べるやつ。
サンドイッチとかでよく使うアレです。
それがとっても大好きで、私が冷蔵庫を開けただけで
猛ダッシュで近寄ってきておすわりして待っています。
おりこうさんぶりを170%ぐらい発揮して
尾っぽ振り振り「ちょうだいな♪」っていう顔をします。
……
ふっふっふ。
私はワインも少々たしなむため、当然チーズが好きです。
しかし、私の場合、もちろん国産のチーズだって食べますが
気が向いたときには、イタリアやおふらんすといった輸入物を
わざわざ買って来たりもします。
ちょいとばかり、ごぉじゃすでしょ!!
そんじょそこいらの国産スライスチーズとは訳が違います。
ちゃんとした、かたまりのチーズですよ!私のは。
ふっふっふっ。…私の、勝ち、ですね。
ジュン・チビとのグルメ勝負は一勝一敗というところでしょうか。
(犬たちと本気でグルメ勝負していて、いいんだろうか…
 ……いや、もう何も言うまい。
 皆さんも、私のことはそっとしておいてください。泣)

手順7:さよならを言って、入ってきたくぐり戸から撤収。
  そう、あとは帰るだけです。
  全ての目的を遂行したら
  あとは、帰るだけでよかったんです。
  彼らにお別れのチーズでもあげて
  おいしそうに食べている姿を眺めながら
  (私だけが)名残惜しさを振り払いつつ、帰るだけです。
  だけだったんです。
  本当は…
  ………

任務の初日も、ここまでは実地訓練のときと同じように
全く問題なくクリアーできたんです。
ただね。
最後に油断してくぐり戸を開けた瞬間……


ジュンとチビが、二匹そろって脱走しちゃいました。てへっ♪
(茫然自失)





次回予告!!
怒涛の連載第三回!『そして、誰もいなくなった…』

期待せず、待て!!




  犬と犬司の犬隠し 2001/10/01(月)



どうもこんばんわ。
「下っ端三等兵」から「犬のお世話係・係長」へ昇進した犬司です。
先日申し上げた通り、ここの総司令官しょういちさん宅の愛犬
ジュンちゃんとチビちゃんのお世話係を拝命したんです。
しかし、その任務も“一応”終了した今
ひょっとしたら明日にも左遷されるんじゃぁ…
と、心配で夜も眠れない毎日を過ごしております。
(はっきり言って、左遷されても文句言えないほどの失態を
 やらかしてしまいました。)

さてさて。
なにやらちょっと話が見えてこない人のために
順を追って説明しましょう。
(そうそう、ジュンを追って…
 いや、正確にはチビを追って…泣)

えぇと。
事の起こりは1ヶ月ほど前。
総司令官御一家が、とある複雑な事情から
9月末の1週間、行方をくらます
…もとい、家を留守にしなければならなくなり
その間、愛犬ジュンとチビのお世話をしてくれないか?
というオファーが総司令官からありました。
もちろん、任務の内容、および危険度に対する報酬額も適切であり
かつ、私の持つスキルでも十分遂行可能な任務である
と冷静に分析した結果、熟慮の末にOKしました。
(…本当はワンちゃん達と好きなだけ遊んでいられるという
 ただ一点ばかりを、繰り返し妄想した結果
 二つ返事でOKしました。)

なぜ、1週間もしょういちさん御一家が家を留守にしたのかというと…
……内緒です。
もちろん、同時多発テロの直後という時期が時期だけに
タリバンとの関係が疑われるところかもしれません。
しかし、それは、あくまで偶然です。
そう、単なる偶然のはずです。
きっと、偶然だと思います!……偶然であってほしい!
……
もちろん、しょういちさんが大学時代
ぢつは、ひげを伸ばしてターバンを巻いていたことも
今では単なる“懐かしい思い出”です。
この際、しょういちさんのパンツに
「『3ねん2くみタリバン』って書いてあったよ」
っていうKARASUさんからの目撃情報は
聞かなかったことにしときましょう!
さらに、しょういちさんが、この夏ごろから
しきりとフライトシミュレーション系のゲームを
私にやらせたがっていたのも
テロの実行犯を養成するとか、そういったこととは
全く無関係だったことにしておきます!
最近やたらと、ガス銃にはまっているのも
もちろん“ただの趣味”です!
ここ1ヶ月の間に三丁ほど買い込んでいるのも
昔から欲しかった物が立て続けに見つかっただけなんです!
あやしくないです!
……
全ては、皆さんの心一つです。
アメリカの目が、しきりと中東に向けられている今だからこそ
思いっきりしらばっくれましょう!!

もう一つお願いですが
興奮したジュンちゃんが思いっきり門に体当たりした拍子に
表札がポロっと落っこちて
『らーでぃん』
って、ひらがなで書かれた表札が出てきたことは
頼むから内緒にしておいてあげてください。
念のためです。あくまで、念のため。


さぁ、前置きが長くなりましたが
そう言った事情から私が留守中の犬達のお世話を
することになりました。

まず、チビとジュンの紹介です。
ジュン:雑種。メス。年齢不詳。
飼い主が分からないって言うんだからしかたがありません。
多分、7歳から8歳ぐらいだと思います。
犬種は雑種ですが、見た目は柴犬に近いかな。
非常にひとなつっこい女の子です。
はっきり言って、人間が大好きです。
知らない人には吠えるため、一応、番犬になりますが
『ビーフ・ジャーキーをくれる人に、悪人はいない』
という、困った信念を持っているようです。
ジャーキー持っていれば簡単にお友達にさせてくれます。
(私があたりをキョロキョロ見まわしながら
 思いっきり怪しげに門を乗り越えてお宅に侵入したときも
 ジャーキーを見せておいたから吠えられずにすみました。
 もちろん、内緒です。
 ジャーキーをあげたらお腹見せて喜んでたことに至っては
 もうなにがなんでも、内緒です。)

チビ:柴犬。オス。3〜5歳ぐらい(だと思う。)
職業は哲学者です。飼い主がそう言っていました。
遠く空を見上げていたり、一人もの思いにふけっていたり
そういうことが多い、結構珍しい犬です。
…恐らく、哲学的な思索にふけっているのでしょう。
……まぁ、いい。
そのためか、あまり人間に興味がありません。
もちろん、人並みに?愛嬌はあります。
とってもかわいいんです。
でも、ジュンみたいに、もう喜んじゃって興奮しちゃって
顔じゅうべろんべろん舐めまわすようなことはありません。
だいたい、ジュンなんか興奮すると手加減とか忘れるタイプだから
私の顔をなめようとして私の鼻に歯をぶっつけたりします。
痛いですよ!犬歯って本当に刺さるんですから!
うっかり三つ目の鼻の穴が空いちゃうところでした。
この点、チビはとっても淡白です。
なでてもらうと、やっぱり嬉しいのか、頭を下げて
「もっとなでてもいいよ」って顔をします。
しかし、知らない人にはちゃんと吠えるし
唸り声も上げるおりこうさんです。
したがって、十分番犬として機能するはずなんですが
「ジャーキーをくれない人間に興味はない」
という信念をもっているようで
ジャーキーを持っていない不信人物に対して
果たして何分間番犬として機能するのか、ちょっと疑問です。
しかも、一度ジャーキーをくれた人が、もう持っていないとわかると
あっさりあっさり興味を失ってしまうため
ジャーキーを持ってきた不信人物に対しても
全く番犬として機能しないと思われます。

………
ここんち、大丈夫なんだろうか?
いっそ私が番犬としてお留守番していたほうが
ずっと安全なんじゃないだろうか?
でも、犬連れの不信人物がきたらきっと役に立たないだろうな。
あと、綺麗な女性の不信人物だったら
下は10代後半から上は30代前半までストライクゾーンだし…
それに、甘いものには目がないし、ラーメンも大好きでしょ…
あとは…
……
っておい!!
俺が一番弱点多いぢゃねぇか!!

番犬はあきらめ、番犬のお世話係をまっとうしよう!
それが適材適所というものだ。
(犬にまぎれて適材適所って…)

おっと。
まだ、犬達の紹介しかしていないのに
だいぶ長くなってしまった。
こりゃ、久しぶりに連載ものだな。…決定!

次回、犬と犬司の犬隠し・第二部
サブタイトル「犬用ジャーキーについて…」

期待せず、待て!





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