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うそつきは泥棒のはじまり…
などと世間ではいわれているようですね。 「ほらは吹くけど嘘はつくまじ」をモットーに ぎりぎりいっぱい合法的な活動を展開中の『まだ終わらんよ』。 非ぬすっと系ほら吹きコラムニスト犬司です、こんばんわ。 ……… 自分で言ってて非常にむなしくなるのはいつものことですので ちっともめげません。(←けなげです。) 元気に更新していきましょう。
さてさて。 『うそつきは泥棒のはじまり』というのは 日ごろから嘘ばかりついていると いつか泥棒をしでかすような大悪党になってしまいますよ という意味の言葉です。 この言葉の根底には 「うそつき」よりも「泥棒」のほうが、ずっと「悪」である という価値観が流れているのでしょう。 人をだまして、その心を傷つけるよりも 人の物を奪って、その人に財産的な損害を与えるほうが悪であると… あぁ、とかくこの世は『物欲』なるかな。 まさに、資本主義ここに極まれリ、という感じです。 とまぁ、それはさておき… 実際のところ、人は嘘ばかり積み重ねて いずれ盗みを働くようになるというよりも むしろ盗んだ事実を隠すためにこそ 嘘を積み重ねていくもののようです…。
『というわけで、田中さん。この木彫りの熊。 これ、見覚えがありますね。』
「全く見覚えがありません。」
『田中さん。もう、観念しましょう。 この木彫りの熊、全く同じ熊が合計で7体押収されてます。 あなたのお宅で。あなたのお部屋でね。 みぃんな、あなたが盗んできたものですね。』
「いや、刑事さん。これね。この熊。 確かに俺の部屋にあったやつかも知れませんけど… これね。3日くらい前に、突然、古い知り合いが訪ねてきてね そんで、勝手に置いていった物なんすよ。ほんと。 俺こんな熊のこと、全く知らないんですよ。信じてくださいよ。」
『田中さん。今日び小学生だってそんな作り話信じませんよ。 ほら、この熊ねぇ。これ、よくできてるんですよ。 一見すると、1本の丸太から彫り上げらているように見えるけど… ほら、この首のところに、うっすらとスジが入ってるでしょ。 これね、こうして首をひねると…… ほら、ね。なんと首が取れちゃうんですよ。 すると中から、ほら…ビニール袋に入れられた怪しげな白い粉が…』
「いや、もうほんと勘弁してください。 俺、そんな粉のことちっとも知りませんでした! ホンとッス。ホンとッスよ!」
『とぼけるんじゃない!! いいですか田中さん。もう全て調べはついているんですよ! あなたはこの変な白い粉をいれるのにちょうどいいから 木彫りの熊を盗んだんですね。しかも7体。 そうですね、田中さん!』
「………え、えぇ?」
『だからあなたはこの白い粉の袋をいれるのにちょうどいいからって この木彫りの熊を盗んだのだと言っているんですよ、田中さん! いい加減、白状しなさい! ねぇ田中さん。考えてみてくださいよ…。 この熊一体に、木彫り職人たちのどれだけの情熱が…』
「ちょ、ちょっと待ってください。 …ってことは、そっちの白い粉に関しては…」
『こんな粉なんてどうでもいい! しらばっくれてないで、さっさと白状なさい!』
「いや、どうでもいいんですか?ホンとッスか? いや…あれ?なんか、あれ? その、クマだけのお話でしたら、あれっすよ。ホンと。 ぶっちゃけ俺ってことにしても…」
『くそう…それにしても、あなた意外と強情ですねぇ。 こいつは長期戦になりそうだ。』
「いや、あの刑事さん?聞いてます? クマだけって話でしたら いっそ短期決戦ってことで手を打っても…」
『田中さん。カツ丼でも…食べますか?』
「えっ?あっ、カツ丼。カツ丼っすか。 えぇ、そりゃ食わしてもらえるんなら…。」
『よぉし!分かりました。 カツ丼を食べさせてあげましょう、たぁだぁしぃ! 食いたかったら、正直に白状しなさい。 あなたが盗ったんですね。このクマ。』
「いやカツ丼をそういう使い方するかなぁ…」
『司法取引ってヤツです。欧米では流行ってます。 金曜ロードショーでみたから間違いないです。』
「全然違いますよ! 要するに食い物で自白を強要してるだけでしょ。 なんか、すごく違法っぽいですよ。」
『さては田中さん。 弁護しかなにかに入れ知恵されてきましたね。 くっそう…こっちが田舎刑事だと思って…。 ようしわかりました。それならこっちにだって用意があります。 もう、手加減はしませんからね。覚悟しなさい。 すごく科学的っぽいやり方で あなたの嘘を正々堂々と暴き立てて見せようじゃないですか! 見るがいい!山形県警が誇る究極のリーサルウェポン! ☆△●□◎■△… パパラパッパラッパラ〜♪ 『嘘発見器ぃ〜』 しょうがないなぁノビタ君は〜 ……… というわけで田中さん。今からこの嘘発見器であなたの嘘を…』
「け…刑事さん?あの…もしもし? あんた真面目に取調べする気ないでしょう。」
『むちゃくちゃ真面目です。大真面目ですよ。 それでは田中さん。 ただ今から、ポリグラフテストを行います。 全ての質問に「いいえ」で答えてください。 もしも、あなたの答えがウソだったなら あなたの心に生じる一瞬の動揺や緊張を、微弱な電流として感知し この針が大きく左右にふれます。 それであなたの答えが嘘だったことが科学的に証明されるわけですが その場合、指先からおよそ200ボルトほどの電流が流れますので 十分に気をつけて下さい。それでは、はじめま…』
「ちょっと待ってください!!!」
『すべて「いいえ」でお答えください。』
「だからちょっと待てって。 なんですかその200ボルト弱の電流って!」
『ですからあなたが嘘をついた場合にだけ 200ボルト弱の電流が あなたの体内を駆け巡る仕組みになっています。』
「だからなんでそんな仕組みになっているんですか!」
『そういう難しいことはメーカーに直接問い合わせてみなければ…』
「いや、ですから200ボルトの電流を流す必要はないでしょう!!」
『だって流れちゃうんだから仕方ないでしょう! わたしだって難しいメカのことはわかんないんだから! だいたい、田中さん。 本来なら針千本も飲まされなくてはならないところ たった200ボルトで済むんだから安いもんですよ。 それも、あなたが正直に答えてくれさえすれば 何の問題もないんですから。ね。大丈夫です。』
「そ、そりゃぁ確かにそうかもしれませんけど…」
『さて。納得していただいたところで再開します。 正直に答えてくださいよ。田中さん。 そうすれば絶対に安全ですからね。 それでは、いきます。 すべて、「いいえ」で答えてください。』
「………… やっぱ無理。なんかおかしい。俺、すごく不利な感じ。」
『気のせいです! いいから答えてください。やましいことがないのなら。 いきますよ。 では、第一問。 1192年、鎌倉に幕府を開いたのは、源頼朝である。○か×か?』
「えっ?いや…あの…それって関係ないような…」
『どうしたんですか?全て「いいえ」で答えてください。』
「あ、そ、それじゃぁ、いいえ。」
『ブーッ!間違い。正解は○です。 不正解の田中さんには200ボルトの電流が流れます。』
「んっぎゃああああぁぁぁぁっぁああああぁああぁぁっぁ☆△■◎×」
『だから言ったじゃないですか田中さん。 落ち着いて、正直に答えてくださいって。 今のなんか常識問題ですよ。 それでは、第ニ問。 この木彫りの熊を盗んだのは、田中さん。あなたですね?』
「無理、絶対におかしい。俺、すっごくだまされてる!」
『逆ですよ田中さん。あなたが嘘をついてるから 私がこんなメカを使って調べているんです。 正直に「いいえ」で答えなさい。』
「無理。もう、白状しますよ、俺です。俺がやりました。はい。」
『いいえ、田中さん。信じられません。 あなたは正直に「いいえ」と答えてくれればいいんです。 そうすれば、あとはこのメカがあなたの嘘を見ぬいてくれますから。』
「だから無理ですよ。勘弁してください。 もう一度200ボルト流れたらホンと死ぬって。 ね、頼みますよ。俺です。おれが熊を盗んだんですよ。 正直に言って、俺です。おれがやったんですよ。」
『田中さん。はっきり言って… あなたが熊を盗ったことなんて、もうどうでもいんです。 あなたが嘘をついているかどうか。それこそが重要なんです。 私が知りたいのは、嘘つきのあなたの、真実なんです。 さぁ、勇気を持って。「いいえ」と答えてください。』
「もう勘弁してくださいよ刑事さん。本当に謝ります。ごめんなさい。 俺は嘘をつきました。熊も盗みました。全部俺です。 俺は「うそつき」で「どろぼう」です。 なんでも白状するから、どうか200ボルトだけは…」
『分かりました。しょうがない。 あなたがそこまで言うのなら、信じましょう。 あなたの言葉を信じて、逮捕します。 ……… それでは、11月○日。午後2時47分。 麻薬取締法違反で、あなたを逮捕します。ガチャンッ』
「あっ!麻薬取締法違反って… くっそう…だまさたぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
「うそつき」と「どろぼう」 完
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『最低でも週に3回は更新する』 というおそろしく無謀なマニフェストを掲げたにもかかわらず これっぽっちも実現できずにいる現状に驚きを隠せない犬司です。 こんばんわ。(驚き) 文章の随所に驚きが(驚き)垣間見えることと(驚き)思います。 とっても(驚き)読みづらいのですが 驚きを隠せないから(驚き)仕方ありません(轟き)。 『おどろき』ばかりでなく『とどろき』が垣間見えている場合も(等々力) まれにありますので(桃の木)ご注意下さい。 ……… ↑引っ張った割にはたいして面白いネタではなかったことに気がつき さすがに驚きが隠せません。(超びっくり) 今日は「ツカミ」からすでに弱いです。 (頭も若干弱い子ですが、優しく接してあげてください。)
えぇ、さて。 思いきって本題にすすんでみようと思います。 ここ最近、『おれおれ詐欺』による被害が急増しているそうです。 『おれおれ詐欺』。皆さんは知っていますか? むしろ美奈さんは知っていますか?(←この辺が弱いです。)
ある日突然、平和に暮す老人達のもとに、1本の電話がはいるわけです。 「♪オーレー オレオレオレー なぁじいちゃん。若者に大人気のJリーグのチケットが たったの3万円で手に入るんだよ!」 かわいい孫に似た若者の声で、こんなことを誘われたら 世のおじいちゃん達は、もう大変。 「タ…タナカか!タナカが出るんか!トゥルシェ・ジャパンか!」 とか言いだして、さっそくお金を払ってしまうわけです。 中田すらうろ覚えだし、とっくにジーコジャパンなわけですが まぁ、おじぃちゃん世代に言わせれば マツイもイチローもみんなJリーガーです。 (キムタクなんてキムチ漬けタクアンです。) そのくせ「トゥルシェ」の発音だけが無駄に正確なところに 戦前生まれの意地を感じます。(感じません。) 結局おじぃちゃんの手元に届くのは 『ベガルタ仙台 vs 京都パープルサンガ』といった 想像以上に地味なチケットだったりするわけですが すでにスイッチが入っちゃってるおじいちゃんは無敵です。 おでこに日の丸のでっかいペインティングをほどこし 腹巻には『とるしぇ・ジャパン』とか手書きで書きこみ ももひきいっちょで国立へと旅立とうとするおじいちゃんを 嫁の美佐子さんが涙ながらに止めるとか そういう切ない結末を迎えるのが、この『おれおれ詐欺』です。 違います。また、嘘をついてしまいました。(ニョキニョキ)
むしろ、誰だよ美佐子って。
というわけで 要するに『おれおれ詐欺』というのは 「おじいちゃん。俺だよ、俺。孫の健司だよ。 俺、交通事故を起こしちゃって、すぐに示談金が必要なんだ。 頼むよ、大至急50万振りこんでくれよ。」 などと、孫になりすましておじいちゃんからお金をせしめるのが 本当の『おれおれ詐欺』です。Jリークとは無関係です。 電話の声では、相手が本当の孫だと判別するのは不可能ですし なにより、かわいい孫の必死な助けを聞いたら 誰だって気が動転して、すぐにでも払ってしまうでしょう。 なんせ孫はかわいいですからね。 私だって甥っ子の悠太君の声で助けを求められたら 一目散に現金を振りこんでしまいますよ。 ただ、電話口で悠太君が「だぁ、だぁ」といっているだけで 事態を正確に理解するのは不可能だと思いますが…。 ちなみに 「だぁ、だぁ、だぁ。UFJ銀行川崎支店に50万円。口座番号は321…」 という電話があった場合、これは『おれおれ詐欺』などではなく はっきりと『身代金誘拐』です。間違えないように。 えぇ…話を元にもどして。 この『おれおれ詐欺』は、ほとんどが似たようなパターンですが 「交通事故の示談金」のほかに 「ヤクザに捕まって、金を払わないと開放されない」とか 「悪徳金融業者の取立てに追いまわされている」とか いくつかのバリエーションがあるそうです。
さて、それでは。 このような、人の愛情や優しさを逆手に取るような悪質な詐欺に対して 世のご老人達は、いかにして身を守るべきでしょうか? 今世紀最高の頭脳との呼び声も高いこの犬司が(むしろ幻聴) 華麗に、かつダイナミックに、対抗手段をお教えしましょう。 世のご老人方、必見です!!(絶対に見てません)
対抗手段、その1。 『ボケる』 いまさら説明するまでもないとおもいます。 いかなる状況においても『ボケた老人は最強』というのが 今も昔もかわらぬ定説です。 「じいちゃん!俺だよ、俺。孫の健司だよ。 俺、交通事故を起こしちゃって、すぐに示談金が…」 「ほぉ〜ぅ。それはご丁寧に、ごちそうさまでした。ガチャンッ」 ツー、ツー、ツー…。 犯罪は未然に防がれるわけです。 というわけで、この『ボケ老人大作戦』は 『おれおれ詐欺』に対して圧倒的な強さを誇る対抗手段ではありますが 『万が一本当の孫が助けを求めてきたときにもあっさり見殺し』 という欠点も持ち合わせた諸刃の剣です。注意しましょう。 むしろ身内の迷惑を考えたら 『おれおれ詐欺』に金を払う方が安くつくかもしれません。 (だめじゃん)
対抗手段、その2。 『暗号』 あらかじめ身内の間で暗号ないし合言葉などを決めておいて 電話で身内を名乗るものにパスワードを確認するという手段です。 しかもこの場合、徹底的にやるのなら やはり米軍の機密指令伝達方式などを参考にすると万全です。 「なぁ、じいちゃん。俺、俺だよ。孫の健司だよ! おれさぁ、今、事故を起こし…」 「認証コードを入力してください。」 「は?じいちゃんなに言ってんだよ。俺だよ。健司…」 「繰り返し警告します。正確な認証コードを入力してください。」 「ア…アルファ、ブラヴォー、デルタ、デルタ、ブラヴォー、…」 「アルファ、ブラヴォー、デルタ、デルタ、ブラヴォー… 私の孫の健司君と同一の認識コードであることを確認しました。 副官。復唱をお願いします。」 すると奥さんのキク(76歳)が出てきて 「アルファ、ブラヴォー、デルタ、デルタ、ブラヴォー… 副官キクの名において 正真正銘の健司君であることを確認しました。」 「了解、それでは健司君。作戦本部からの指令をお願いします。」 とか、こういう展開に持っていけば 『おれおれ詐欺』など入りこむ余地もありませんが 同時に身内の親しげな世間話も入りこむ余地がありませんので 身内の中で孤立する危険を伴う諸刃の剣です。注意しましょう。 (軍事マニアの方にしか分からないネタで恐縮です。)
対抗手段、その3。 『わしわし詐欺』 以上見てきたとおり、『おれおれ詐欺』を未然に防ぐ手段には いずれも一長一短であることが確認されたので(してません) むしろ『おれおれ詐欺』で金を失うことを前提とした上で 若者相手に報復詐欺をやることで、とられた金を取り返すという すこぶる斬新かつダイナミックな手段が、この『わしわし詐欺』です。 「わし、わしじゃよわし。おじいちゃんの彦蔵じゃよ。 おじいちゃんもうすぐ寿命なんだけど 墓石が買えずに困ってるんだ。 このままじゃおじいちゃん安心して死ねないから あと10年くらいは生きちゃいそうじゃよ。 頼むよ、すぐに50万円振り込んでくれよ!」 そんなことを言われたら、世の孫達は大変です。 「じいちゃん、まだ生きるつもりかよ!」 あわてて50万用意して墓石を買っちゃうわけです。 あと10年面倒見るくらいなら おとなしく50万払った方がよっぽど安くつくからです。 このように、『残りわずかな寿命と余生』を巧みに使い分けるところが この『わしわし詐欺』の極意です。 おのれの寿命と引き換えに金をせしめるくらいの意気込みで 臨んでください。 うっかり間違えて 「わし、わしじゃよ。わし。おじいちゃんじゃよ。 おじいちゃん、今ヤクザに捕まってて 金を払わないと開放してもらえないんじゃ。」 などと言おうものなら 「組長さんによろしくお伝え下さい」 でおしまいです。誰も助けてくれません。 「わしじゃよ、わし。おじいちゃんじゃよ。 おじいちゃん、交通事故を起こしちゃって示談金が…」 この場合は「死んでわびろ」の一言です。あっさり。 最近の若者は超クールですから。
というわけで 本日は『おれおれ詐欺にやられた老人達にエールを』と題しまして お送りしてまいりましたが そもそも題してなかったことにたった今気がつきました。 これからは心を入れ替えて 『おれおれ詐欺撲滅運動』を盛り上げていく所存でございますので 皆様方のより一層のご理解とご協力を、よろしくお願い申し上げます。 それでは、ただいまからさっそく 『おれおれ詐欺撲滅パレード』に行ってまいります。
♪オーレー オレオレオレー (←鼻歌まじりで)
反省の色が全く見られない事実に 驚きを隠しきれない犬司でした。(轟き)
ではでは、また来週。(こら)
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♪迷子の迷子の子猫ちゃん あなたのおうちはどこですか?
というわけで つい先日は衆院選を題材にして時事ネタを展開したかと思いきや さっそく今回は童謡を題材にすることで 芸の幅に意外な広がりを見せている犬司です。 (注:一貫性がないとか、支離滅裂とか言わないで下さい。)
冒頭の童謡『犬のお巡りさん』については 読者のみなさんもよくご存知だとおもいます。 なきじゃくる迷子の子猫をまえに なすすべもなくたたずむ一匹の警察犬。 名前を聞いても住所を聞いても 子猫はニャンヤンニャニャーンと泣くばかり。 『子猫一匹助けることもできず、なにが警官か!』 20数年間をいち巡査に捧げた自分の人生をかえりみて 魂の奥底から湧き上がる怒りの咆哮。 ワンワンワワーン。 『あぁ、なんたる無力。俺のバッジが泣いている…』 こうして、犬のお巡りさんは署に戻るやいなや 署長のおでこに辞表を叩きつける二番の歌詞には 『男の出処進退、ここに極まれリ!』 と共感を覚える読者も少なくないと思います。
このように、とりわけ熟年層のサラリーマンに 根強い人気をほこる『犬のお巡りさん』なわけですが いついかなる時にも弱者の気持ちを決して忘れないこの犬司。 『思いやり』と書いて『犬司』と読んでも差し支えないほど 慈しみの心にあふれかえっている私に言わせれば やはりここは 男の出処進退を見事に歌い上げた二番よりも 『迷子の子猫ちゃん』を中心に展開する一番の歌詞をこそ 注意深く読み進めていきたいと思うわけです。
ここで今一度、確認しておきたいわけですが 『迷子の子猫ちゃんは、いまだ助かっていない』 という事実です。 これを見逃してはいけません。
犬のお巡りさんが一緒になってワンワンワワーンと泣きだすことで なんとなくホンワカとした雰囲気でなごみがちですが 問題はちっとも解決されていないわけです。 なぜ子猫は助からないまま放置されるのか…。 このような童謡が幼児の育成過程で繰り返し歌われるとすれば それは日本の学校教育における由々しき問題だと思います。
そこで、今一歩ふみこんで考えてみれば この童謡の根底に横たわっている一つの問題点は 『言葉の壁』 ということだと思います。 つまり、道端で迷子の子猫が 『ニャンニャンニャニャーン』と泣いていれば たいていの人間および犬には 迷子の子猫が泣いているようにしか見えないかも知れませんが それは単なる先入観というもの。 むしろ迷子の子猫は子猫なりに 「私はチャッピー。三丁目の鈴木さんちの飼い猫なの」 くらい訴えかけている可能性は十分考えられます。 むしろそう考える方が自然です。 なぜなら、迷子はいつだって真剣だからです。 もしも不真面目で投げやりな迷子がいたとしたら それは家出とか放浪であって、決して迷子ではありません。 迷子の子猫のニャンニャンニャニャーンには 彼女の住所と氏名がかくされていたにもかかわらず 『犬のお巡りさんが猫語をまったく理解しなかった』 というところに、この童謡の悲劇があるように思います。
例えば「人種のるつぼ」として名高い 新宿歌舞伎町交番のお巡りさんなどは 日本語ばかりでなく カタコトの日本語(例:シャッチョサン、シャッチョサン)や カタコトのフィリピン語、カタコトのロシア語など ぢつに数か国語を理解すると言われています。 (おもに、お客として店に行ったときに覚えます。) もちろんそんな有能なお巡りさんですら 迷子のスリランカ人がスワヒリ語で泣きじゃくっていたなら それはもうお手上げなわけですが この場合、スワヒリ語を理解しないお巡りさんを責めるよりも スワヒリ語しかしゃべれずに歌舞伎町で迷子になるスリランカ人こそが 責められるべきなのです。
そこで、今回の『犬のお巡りさん』について考えるなら 例えば迷子になったのが ガラパゴスゾウガメやマレーバク、スマトラタイガーなどといった 普通に生活していたら絶対に出くわさないような 絶滅危惧種であるならともかく そこいら中でペットとして飼われている猫なわけですから これは猫語を理解しない『犬のお巡りさん』の側に 職務怠慢があると考えられるわけです。 困ってしまってワンワンワワーンと嘆く前に まず、猫語を学べと。 それがお前の仕事だと。 猫語一つしゃべれずに町が守れるのかと。 その点を厳しく追及していく姿勢を養うことが この『犬のお巡りさん』から学ぶべき点であるように思います。 これでこそ、学校教育が生きてくるというものです。
さてさて。 というわけで本日は、いつになく華麗に、かつダイナミックに 日本の学校教育の行く末を憂いてみたわけですが… あれです。
『犬のお巡りさん』の歌詞ひとつで 何をそんなに熱くなってんだよ、いい年こいて
とか、そういうリアクションに対しては 当方、非常に神経質になっておりますので、ご容赦下さい。 びっくりするくらい神経質です。 「いい年こいて」のあたりが非常にやばいです。危険です。 もう、あれです。 わざわざそんな危険球を放るようなまねはせず 無難に、ごく当たり前のリアクションで結構です。
「犬司さんってとっても素敵ですね。」
とかそういう普通のコメントで結構です。 こういう素直でストレートなリアクションを カラスさん以外の読者の方からいただければ幸いです。
といったところで、ぼちぼち撤収です。 オチはいつも通り弱めに設定されているので あまり気にしないで下さい。 そういう仕様です。(←ゲイツ方式)
ではでは、また。
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夏の喧騒が遠いむかしの思ひ出でとなり 耳を済ませば冬の足音すら聞こえそうな今日この頃。 いかがお過ごしでしょうか。 ちょぴり寂しげな秋風に誘われて ふと、更新を再開してみました犬司です。こんばんわ。 ……… …… … すみません。嘘です。 たった今、秋風さんから 『犬司なんぞを誘った覚えはない。』 という苦情の電話がはいりました。
母さん。東京の秋風はとても冷たいです。
本当は神奈川県民なので またひとつ、嘘を重ねてしまいました。ごめんなさい。 こうして嘘をつくたびに、人は大人の階段を上っていくのですね。 なんて言いながら、鼻はニョキニョキ伸び放題です。
さて。 だいぶ更新が滞ってしまいました。 理由はいつも通りです。 まぁ、いまさら言う必要もないとは思いますが、要するにアレです。
彼女ができました。
ようやくこの私にも春が訪れたわけですよ。 暦の上ではとっくに秋ですが。 そして、とってもラブラブな毎日を過ごしていたら いつしか時のたつのも忘れて 気がついたら更新なんかほったらかし。そんな感じです。 まぁ、あれですよね。 かわいい彼女ができてしまえば 何が悲しくてこんなへたれコラムに労力を注ぎこむのかってね。 もう、ホンとね。こんなコラムの更新に時間を割くくらいなら 二人の愛を確かめ合うほうがどれだけ… あれです。また鼻が伸びたみたいです。ごめんなさい。 どんどん伸びつづけています。ごめんなさい。
ほんとはずっと仕事でした。 (おかげさまで鼻はすっかりもとどおりです。)
というわけで仕事の方がかなり忙しかったわけで 気がつくとこの10月には たった1日の休日の記憶もなかったりとかするわけですが たぶん、気のせいです。 きっと気のせいです。そう思いたいです。 私に彼女ができないのも、きっとこの仕事の忙しさのせいです。 たぶんそうです。 きっとそうです。そう思いたいです。 むしろそれ以外の原因を考えるほうが、よっぽど難しいと思います。 (また鼻が伸び始めました。)
さてさて。 そんな仕事の忙しさもどうにか峠を超えまして こちらの更新に割くだけの、時間的、精神的なゆとりが ようやく持てるようになりました。 これからは皆さんのご期待に答えるべく 『最低でも一週間に3回』の更新ペースを 必ずや維持してゆこうと思っております!!(←マニフェスト) …… … (鼻が勢い良く伸びてますが、気にしないでいこうと思います。)
えぇ、本日は11月9日。 衆院選の投票日ですよ奥さん。(←誰?) 選挙といえば全国の立候補者の皆さんが 街角でマイク片手に嘘をつくのが習慣になっておりまして 近所迷惑もかえりみず夜の8時まで 大声で嘘をつくことが許されているわけですよ。 しかも最近では『マニフェスト』とかなんとか申しまして より具体的な嘘をついてイイことになっているわけです。 それは例えば 『200X年までに○○を△△%削減します。』 といった具合に、ぢつに具体的な嘘をついてくるわけです。 嘘というものは、具体的になればなるほど信憑性が増してくるので 非常にやっかいです。 「お前のかぁちゃんで〜べ〜そ〜♪」 くらいなら笑って済まそうという気にもなりますが 「お前のかぁちゃんのでべそ、あれ、オヤユビくらいあったぞ」 とか言われると、さすがに捨て置けないのと同じです。 (↑若干違いますが、当たらずとも遠からずです。)
で、ですねぇ。 あれだけ信憑性の高い嘘を しかも街角で声高らかに言い放っているにもかかわらず 立候補者の鼻が少しも伸びていないのには さすがに頭が下がりました。完敗です。 私のような人畜無害な小市民などは、ほんの些細な嘘をついても すぐにお鼻がニョキニョキ伸びでしまうのに アレだけ大げさな嘘八百を、鼻も伸ばさず言いふらすのですから 彼らは相当なオトナです。 そう。 鼻も伸ばさずに嘘がつけるようになって はじめてオトナですよ。奥さん。(←だから誰。) ちなみにうっかり鼻の下が伸びてしまったらオヤジです。(←至言。)
しかし、非常に残念なことに あれだけの大人達が街角で嘘を競い合っているのですが 肝心の内容が、いま一つ、パンチが弱いですね。 例えば、自民党のコレ↓ 『治安回復を目指し、不法滞在者数を5年で半減させます。』 これではちょっと弱いです。 こんなものあれですよ。 いざとなれば、5年以内に不法滞在者の半数を見つけ出して 片っ端から永住権とか住民票とか配っちゃえば実現できるんだから ぢつにぬるいですよ。非常にぬるい。 もっとこう、どうせ実現する気はないんだから せめて国民の度肝を抜くような豪快な嘘をついて欲しい。
例えば…
・『2005年をめどに北朝鮮を滅亡』 日本の国防を本気で考えるなら、これくらい豪快に言いきって欲しい。 せめて『3年間で万景峰号を5回は沈める』 くらい強気な態度を見せなければ 明るい未来は約束されないと思います。
・『3年で高齢者の数を半分に削減』 日本の高齢者対策に関して言えば おそらくこれが唯一の解決策だと思います。 もちろん実現するのは非常に厄介であり 特に「誰を削減するか?」「どんな手段で削減するか?」 は、とてもデリケートな問題になりそうです。
・『内閣の分割民営化。』 これだけ景気対策に失敗しつづけているから 思いきって内閣は廃業すればいいと思います。やけっぱちです。
・『皇族の分割民営化』 とりあえず金食い虫の宮内庁をどうにかするために、皇室も廃業。 皇太子も裸一貫からスタートです。 そうとう税金が浮くと思います。
・『不良債権を5年で立派に更正させる。』 不良債権の意味を若干はきちがえているようですが ちゃんと更正して、一人前の立派な債権として社会復帰してくれれば めっけものだと思います。ガンバレ。
というわけで このような国民の度肝を抜くようなマニフェストをこそ 期待していたわけではありますが とりあえず選挙活動が終わったのでほっとしています。 ほんと、夜八時までなんて、うるさいですよね。迷惑。 私もまけじと 皆様の迷惑を顧みず、とくに夜八時以降の執筆活動に精を出して 今後ともこそこそと更新していこうと思いますので なまあたたかい目で見守っていただければ幸いです。
本日はとりあえず『復活宣言』ということでした。 それでは、また。いずれ…。(弱っ)
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