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CoolandCool >> 写真とブログ講座 >> まだ終わらんよ >> 200405
 

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  小動物、ふたたび 2004/05/30(日)



1本10円かそこらのアイスを食べようとして
1本二万円くらいかけた差し歯が抜けてしまい
その治療費に三千円もかかった犬司です。こんばんわ。
ある意味バブリーですが、よい子のみなさんは真似しなくて結構です。
うん。ちみたちには、まだちょっと早いかな。
(人生を軽やかに踏み外してみるのは…)
………

さて。
『げっ歯類のごとく愛らしい』とご近所でも評判の私ですが
さすがに抜けた差し歯が再び生えてくることはなさそうなので
おとなしく歯医者に行くこととなったわけです。
ちなみに、たいていの人が歯医者を忌み嫌っているように
私も歯医者は苦手です。
しかし、それは歯医者が怖いからとか、治療が痛いからとか
そういう子供じみた理由ではありませんからね。
もっと、なんというか…こう…
医療保険制度の不透明性に対する憤りとか
国民健康保険未払い議員に対する有権者の怒りとか
そういうかっこよい理由から
医療関係者全体に、いまひとつ釈然としないものを感じているわけで
その延長線上で歯医者さんも嫌っているに過ぎないのです。
いいですか?本当はそういうすごくかっこよい理由からなのですよ。
しかし、一般市民に毛の生えた程度の皆様に
こういう難しいことをいうのもなんですから
一般市民の皆様から歯医者嫌いの理由を聞かれた場合は
もっとわかりやすく、かつ素直に

『歯医者は敗者に通じるから…』

という極めて勝ち組みチックな解答を、胸に秘めているわけです。
おぉさすがは犬司さん、と感動するところです。
あぁそうさ。常に私は勝ち組みさ。
だって誰も相手にしてくれないから…(永遠の不戦勝)
………


で、ですねぇ。
今回は抜けた差し歯を接着剤でもう一度固定するだけですから
ちっとも痛くないという気安さも手伝って
比較的気軽に歯医者の門をくぐったわけです。
そしたら受付のおねぇさんが予想以上にかわいかったんですよ。
歯医者の受付にしておくには少しもったいないけれど
銀行の受けつけ窓口にはちょっとものたりない。そんな感じです。
(↑絶妙な表現)
以前通っていたときには絶対に見かけなかった人なので
去年から今年にかけて獲得した新人さんなのでしょう。
なるほど去年私が支払った高額の治療費がここに使われたのかと思うと
はじめて医療保険制度に釈然としたものを感じました。
そこで、もう一度繰り返しますけど
今回の治療はちっとも痛くないという気安さも手伝って
爽やかな笑顔を浮かべつつ診察券を出したんですよ。
痛くないから爽やかなのね。
不安のなさからくる、爽やか笑顔なのね。
受付の娘がかわいかったのは単なる偶然。(←最重要)
というわけで爽やかにかつさりげなく微笑みつつ
「先ほどお電話して、きゅうきょ4時から予約した藤島…」
まで言ったあたりで、その受付の娘ったら
「プッ…あ、あのっ、ど、どうしたんですか?」
って、曲がりなりにも歯医者に勤めているんだから
前歯の抜けた患者見ていきなり笑うのは反則だと思います。
つか、笑いすぎ。
なんていうか礼儀とか常識とか職業意識とか
そういうのをいちから丁寧にゲンコツで教えてやりたい。
どうしたんですか?って、そんなもの一目瞭然ですよ。
抜けちゃったの。とれちゃったの。差し歯だった前歯が。
それも去年ここでいれたばっかりの差し歯が。
ちっとは責任を感じるかとおもったら、いきなり頭ごなしに半笑いですよ。
それもこらえるかこらえないかギリギリのところまで我慢して
けっきょく我慢しきれないなら、最初からちゃんと笑え。
しかも半笑いで「どうしたんですか?」は、つくづくないと思います。
抜けたんですよ。見りゃわかるだろ。だからそっちは半笑いなんだろ。
どうしてこんなんなっちゃったのか、いっそこっちが聞きたいくらいですよ。
(アイス食ってて抜けたなんて自分でも信じられません。)
もう、ほんとね。かわいいだけじゃだめですね。とりあえず今月の教訓。
こんな娘に私の尊い治療費が使われたのかと思うと
再び医療保険制度に釈然としないものを感じました。

で、ですねぇ。以前、ここのコラムで
新米理容師さんがプレッシャーに弱い小動物だったという話を書いたのですが
同じような匂いのする小動物を見つけたんですよ。それも歯医者で。
えぇ、率直に言って大変危険です。
医者と弁護士にだけは絶対にいて欲しくないタイプですね。
それがよりによって、歯医者です。
あぁ、ありえない。
もうね、この際、診察室をスリッパでちょこまかと走りまわるくらいなら許す。
ぱたぱたいわせつつ右往左往するくらいなら許しちゃう。
身長180センチ近くもあるくせにしぐさが妙にちっこくても許しちゃう。
でも…カルテを読み上げる看護婦さん相手に
直立不動の姿勢で必死に聞き入る姿は、さすがにどうかと思いました。

「はいっわかりました!」「そのように致します!」「頑張ります!」

しかも治療方針まで指示されてるばぁいぢゃないだろ!
そういうのは自分で決めなさいよ。あんたが医者なんだから。
それと、頑張れば許される職業でもないと思います。医者なんだから。
とにかくいくら小動物でも
せめてそういう基本的なところだけはちゃんとしてほしい。
ほんとお前は誰なんだと。誰が医者なのかと。
職業意識をゲンコツで教えなきゃならない人がおおすぎです。
これじゃゲンコツがいくつあっても足りません。
(↑ロケットパンチかよ!←ややうけ)
………
まぁ、そんなこんなで
診察椅子に座る私の背後で看護婦さんからの『経過報告』が終わり
いよいよ私の治療が開始です。

「えぇと…それじゃ藤島さん。今日はどうされたんですか?」

今までこの医者がなに不自由なく過ごしてきたという奇跡を
神に感謝いたします。
もう、ほんとね。
たった今、看護婦さんから治療経過の説明(むしろ指図)を受けて
しかも前歯が抜けた口を半開きにして座っている患者を前にして
それでも「どうされたんですか?」と真顔で聞く必要があるのなら
もう悪いことはいわない。頼むから転職してくれ。歯医者以外ならなんでもいい。
あの娘をクビにして、君が受付に座ってくれてもいい。
歯医者が向いているとかいないとか、その遥か手前で
そもそも人間生活に向いていないともいます。この小動物は。
それでもこの医者に前歯の差し歯をゆだねなければならないこの私も
人間生活には若干向いてないのかもしれません。
運のめぐり合わせという点で。

「えっ、えっとですね。それじゃ、あの、まず、椅子を倒してみましょうか。
 あっ、椅子って言っても背もたれのことですけどね。あはは…。」

当たり前です。
むしろ椅子ごと倒せるものならやってみろと逆ギレしたい。
無論その場で俺のコブシが火を吹くけど、それでもやってみろといってやりたい。
そして本気で椅子ごと倒された日には
俺のコブシに火をつけて大爆発してやるからな!
(↑そうい仕組みにはなっていません。)
………
とにかく、ほんとこういう無駄におどおどした小動物というものは
その場の雰囲気を和らげようと努力すればするほど
ピンポイントでひとの逆鱗を突いてくるから不思議です。
野生では決して長生きできないタイプですね。
にもかかわらず、その場に流れる微妙にちべたぁ〜い雰囲気を轟然と無視して
おもむろに私のシートの背もたれを倒しにかかるから
この小動物の肝の太さには感服するわけです。
ほんと誰かなんとかして下さい。
で、ですねぇ。シートの背もたれを倒すべく
手もとの操作パネルをいじくりはじめたわけですが…

まず、私の目の前にある照明が二回点灯。
そしてシートが垂直に上昇し、あわてて下降。
開始位置より5センチほど低めで停止。
背後でドリルと思わしきものの回転音。キュィィィン〜。
そしてすごい勢いで空気が噴出。シュゴォォォ!
全て停止。
5秒間の静寂。
そして、ようやくシートの背もたれが後ろに倒れ始める。
倒れる…倒れる…倒れる…
現在180度。水平位置を突破。
190度…195度…200度…(この間、照明が再び点灯)
依然、シートの倒れは止まらず、乗員(私)に不安の色がよぎる。
205度…210度…(照明は、無事消灯)
「艦長!これ以上倒すと頭に血が上って危険です!」
215度…220度…(なぜか再びシュゴォォォ!)
「艦長!艦長ぉぉぉぉ〜!!」

ッピィィィィ!!!!

すごいブザー音とともに、ようやく背もたれが止まりました。
私の記憶が確かなら、この間に聞こえた小動物の舌打ちは
わずか3回。
ほんとうに驚きです。
これだけ間違いまみれの一連の作業をたった3回の舌打ちで乗りきったのは
小動物史上、稀に見る快挙だと思います。
むしろどこと、どこと、どこで舌打ちだったのかがすごく気になります。
どこまでがセーフで、どこからが舌打ちだったのか。
この診察椅子が持つ全機能を余すところ無く発揮し
なおかつ背もたれの稼動領域の限界を極めるブザー音。
230度ちかくまで海老ぞらされた私の視界の中でこの小動物は
無駄に安らかな笑顔をたたえつつ、こうのたまいました。

「す、すみません。止め方がわからなくって…
 いま、聞いてきますからそのままの姿勢でお待ち下さい。」






とっくに止まってんだから、まずは起こせよこのやろぉぉぉ!!!






遠ざかる小動物のスリッパ音を聞きながら
身動きできない230度の海老ぞり状態の我が身をかえりみつつ
「そのままの姿勢で…」の一言が
いつまでも脳裏を駆け巡りました。
手強い。メカに弱い小動物は、思った以上に手強いです。
皆さんも注意が必要です。

というわけで、今回のテーマは
『メカに弱い小動物は、意外に手強い』
です。もうどうでもいいです。おなかいっぱいいっぱいです。

追伸ですが、差し歯は無事に(むしろ奇跡的に)くっつきました。
しかし、治療費の支払いに関しては
ものすごく難航しました。主に私の心のなかで。
あの小動物の治療に対するお金を
あの受け付け嬢に渡さなければならないというのは
途方もない精神的エネルギーの消耗をもたらします。
私は、何に対してお金を払うのか?
誰に対して、お金を払わなければならないのか?
いっそ己のコブシに火をつけて大爆発したくなる気持を必死に押さえつつ

そうだ、全機能を余すところなく発揮した
あの診察椅子の性能にたいしてお金を払うことにしよう!

ようやく心の葛藤に終止符を打つことができました。
ナイス、椅子。ありがとう、椅子。
君の性能を、ボクは一生忘れないよ。
すごい椅子をありがとう。前歯をありがとう。



というわけで
今日も比較的どうでもいい感じのコラムでした。
輝ける20代最後の日まで、ほぼ秒読み段階です。
もはや椅子を賛美している場合ではないかもしれないという不安が
そこはかとなくただよっているわけですが…
気づかなかったことにして、前向きに生きていこうと思います。
30代になったあかつきには
いっそ230度海老ぞりで大ブレイクしていこうかと思っています。
(↑気分的には超前向きですが
 のけぞった視界はやや後ろ向きで恐縮です。)

ではでは、また。


追伸:業務連絡。近日、『三十路オフ』開催決定。
    詳細は全くもって未定。以上。(ぉぃ)







5月もはや数日を残すのみとなり、運命の31日が着々と近づきつつあります。
5月31日、そう、私の誕生日です。
つまり、輝ける20代最後の日というわけです。あぁ、嘆かわしい。
…まぁ、あらためて過去10年間を振りかえってみると
私の20代がどれほど輝いていたのかと聞かれれば
正直、『微妙』と答えざるをえないわけですが…。
それでも、あれですよ。
去り行くものとは、つねに美しく見えるものなのです。
例えば、どれほど臭くて、ウザくて、キモい感じの父親でも
娘の目の前で死んでいくのをみれば
『父よあなたは偉かった(とくに死んでいくあたりが)』
と、涙のひとつもこぼしつつ言ってしまうのが
子供心というものでしょ。
例えば、ついつい出来心の浮気がばれて
「もう我慢できません。実家に帰らせていただきます!」
なんて展開になれば
『美佐江。俺が悪かった。(慰謝料そんなに払えなくてごめん)』
とか、爪楊枝でシーハーしつつも一声かけるのが男心というものです。
えぇとなんのお話でしたっけ?
とにかく、去り行くものは美しく見えるのです。
咲き誇る花は、散るからこそに美しく
生きている父は、死ぬからこそにありがたいのです。
というわけで、どんな青春だってどんな20代だって
過ぎ去ってみれば、みな輝かしいものなのですよ。
来るべき30代に比べればなおさらです。号泣。

そして、つい先日。
そんな私の輝ける20代最後のひとときを
木っ端微塵に粉砕するようなアクシデントが発生しました。
ずばり…

差し歯だった前歯が抜けました。

なんだよその程度のことかよと思った人は認識が甘いです。
前歯に対する認識が甘すぎ。
前歯というのも、輝ける20代と同じく
失ってはじめて、そのありがたみがわかるものの一つですね。
今まで自分の前歯がチャームポイントだとは思ってもいなかったのですが
抜けてみてはじめてわかりました。
致命傷です。
もちろん私は、決して前歯が目立つほうではありませんし
歯ぐきがグキって感じでもありません。
もうほんと、ごくごく典型的な『美少年的前歯』です。
(三十路へ向けて、ちゃくちゃくと図々しくなっています。)
それでも、あるべき前歯が1本ないだけで
おどろくほどの致命傷です。
私のような美少年ですら大変な致命傷になるのですから
とくに一般庶民に毛の生えた程度のみなさまにおかれましては
前歯だけは十分にお気をつけください。

ありえないくらい馬鹿顔になります。

どのくらいかと聞かれれば…
もうね。すごい馬鹿。怒涛のごとく馬鹿です。
………
我ながら馬鹿っぽい答えで大変恐縮です。
しかし、そう答えるしかありません。とにかく、ひどい馬鹿顔です。
例えば鏡に向かって、自分でできる限りの馬鹿っぽい表情をしてみてください。
その5倍は馬鹿です。(わかりません)
鏡を見た瞬間、本気で死にたくなる。そんな顔です。
それも『もうやだ、いっそ死にたい』ではなく
『あっ、いけね。俺、死ぬの忘れてた。』という感じ。
死に急ぎたくなるほどの、馬鹿顔です。
そうですね、例えばお手軽に、前歯一本に海苔とか貼りつけてみると
かなり近い雰囲気がかもしだされますので
心の準備を十分に整えた上で、皆様、ぜひ一度お試しください。
『人はどれほど際限なく馬鹿になれるのか?』という命題に対して
限りなく正解に近い一つの解答が、そこに見出されるでしょう。
いままで築き上げてきた己の人生とかそういったものを
根こそぎ否定してしまいたくなること、請け合いです。
今までの人生が走馬灯のように脳裏をかすめ、『蛍の光』が聞こえてきます。

では、なぜ私の前歯が抜けてしまったのかというと…
まぁ、あれです。
聞くも涙、語るも涙の物語なわけでして
あまりそういう湿っぽい話しはしたくないのですが…。
みなさん、チューチューアイスというものをご存知ですか?
福島地方の方言では『ちゅっちゅ棒』とかいうそうです。
えぇと、要するにですね、チューブ状の容器に入ったアイスで
真ん中からポキッと折って容器ごとかじって
中身をチューチュー吸い出すように食べる、一本10円くらいのやつです。
小さい頃とか食べませんでしたか?
(この際、ジェネレーションギャップとかは無視です。)
あれを両手に握ってかじかじ食べていたわけですよ。
なんでそんなものをかじってたのかはいちいち聞かないで下さいね。
とくに半笑いで「いい年こいて。ぷフッ。」とか、不許可ですからね。
いくら優しい私でもグーでいきます。本気です。血が出ますよ。
私のこぶしから。
………
で、ですねぇ。両手にアイスを握ってかじかじしていたあたりまでは
とってもかわいかったんですよ。我ながら。
あっ、そうそう先に言っておきますが
アイスをかじって前歯が折れたとか、そういうわけでは決してないですからね!
いくら私でもそれほど間抜けではないですよ。歯抜けでしたが。
(↑間抜けギャグ)
………
えぇとですねぇ。
あれを食べた経験のある人ならわかると思うのですが
あのアイスは、最初のうちはちゅ-ちゅ-感がたまらないわけですが
しだいに飽きてくるというか、疲れてくるわけで
細っこい穴からちゅ-ちゅ-吸い出すことにストレスを感じるようになるのです。
念のため言っておきますが、これは年齢的な問題ではないですからね!
三十路を目前にして肺活量が落ちたとか、アゴが弱くなったとか
すぐにそう勘ぐりたくなる読者の皆様が
とくにKARASUさんを中心に多く見うけられるようですが、もってのほかです。
勘違いもはなはだしい。
この際はっきり言わせてもらいますが
三十路を目前にしてちゅ-ちゅ-アイスをかじっている時点で
年齢的な問題とかで片付けられるレベルをとっくに超えてるんですから!
(おいおい。いばるな、俺。)
………
まぁ要するに、人間誰しもちゅーちゅーアイスを食べれば
次第にちゅーちゅーすることがわずらわしくなるのです。
かといって、じっと手で握ってアイスが溶けるのを待つという戦法は
今ひとつダイナミズムにかけて私らしくない。
というより、負けっぽい。
わざわざ凍らせたちゅーちゅーアイスを体温で溶かして食べるなら
最初から凍らせなければいいのですから
そんなことしたら負けですよ。
そんな負け犬にはなりたくない。
もっとこう…勝ち犬になりたい!(こぶしを握りしめて言うところじゃありません。)
とにかく
『ガシガシちゅーちゅー吸ってこそのちゅっちゅ棒』
という路線にだけは、こだわっていきたいわけです。
それではどうやってストレスなく美味しくいただくのかといえば
当然ながら吸い出す穴を広げてやればいいわけです。
例えばハサミなどを持ってきて、チューブの先端をパチンとやれば
それで万事解決するわけですが…
ほら、あれですよ。
犬司さんの2004年夏のテーマが『ワイルド・アンド・ビューティー』であることは
みなさんもすでにご存知だと思うわけですが(知らねぇよ)
それはもう、当然のごとくワイルドにやってやりましたよ。
えぇえぇ、それはもうワイルドに
思いっきり前歯でちぎり飛ばしてやりましたよ。
飛んだのが自分の前歯だったのは予想外でしたが。
………
……

まぁ、そんな感じです。
いろいろとゴタクを並べてみたところで、要するに間抜けのようです。
なんかこう、口の中でね
すごく不自然な「めりっ」って言う音が聞こえたんですよ。
それも骨伝導っぽい感じで聞こえたんです。
ちべたぁ〜くなりましたね。ひんやりときましたよ。背筋が。
アイスの冷たさでないことだけはすぐにわかりました。
恐る恐る口をあけたら、もう、あれですよ。
ぷらぁ〜ん。
ヘタないいわけをゆるさない感じの、ぷらぁ〜んでした。
それでも一応ね、我が目を疑うわけではないけれど一応
指でそっとふれてみました。
すると…
やっぱりぷらぁ〜ん。
そして脳裏では
♪ほぉたぁるの〜 ひぃかぁ〜りぃ〜
ママさんコーラス大合唱でした。

と、ここまで書いてきてふと気が付いたのですが
こんなことが書きたかったわけではないのです。(おせぇよ!)
本当はですね。
この差し歯を治しに、歯医者にいった時の話しが書きたかったんですよ。
すみません、前置きが長くなりまして…
えぇと、本題は次回にします。

とりあえず今回は
前歯を大切にしましょうということでいいんじゃないでしょうか。
久しぶりに教訓にあふれているっぽくて、いいと思います。
ではでは、すぐに次回を書きますので
それまでさやうなら…。




  マスターカード 2004/05/09(日)



ご無沙汰しております、こんにちわ。
犬司です。えぇ、ちゃんと生きていますよ。
健気に、愛らしく、そしておめおめと…(謎)

まあ、あれです。
気がつけば1ヶ月以上も放置しておりました『まだ終わらんよ』。
いい加減終わったのかと期待された方も多いと思いますが…
残念でした。まだ終わりません。
「いつ更新するのかしら?」と期待されてるうちは
なかなか更新する気にならないのですが
「もういい加減おわりだろ。今月で三十路だし。」
などと期待されると、絶対に終わってやるものかと思うわけです。
とくに「三十路だし」のあたりが、ご期待にそえません。
すごく無理。ありえない。
絶対に三十路になんかなってやるものですか。
そりゃぁ確かに、30年ほど前の5月31日に
私の両親がうっかり出生届なんぞを提出したかもしれませんが
だからなんだというのですか。
住民票がなんといおうと、厚生省がなんといおうと
私が認めない限り、絶対に三十路になどなってやりません。
親と行政とが30年も昔に勝手に決めつけた出生届ごときに
30年後の私が縛り付けられるなんてナンセンスです。
そんな封建チックなしきたりになんて、誰が従うものか!
日本は民主国家ではなかったのか!
自由と平和と平等をうたった建国の理念はどこに消えたのか!
………
というわけで私の三十路問題は
イラク情勢や年金制度改革、あるいは景気の動向など
諸般の事情を慎重に検討したうえで
2015年をめどに、解決を目指したいと思います。
それまでは暫定的な措置として
「2015年まで犬司さんの年齢は24歳のまま据え置き」
ということで、すこぶる良いのではないかと思います。
それでは改めましてこんにちわ。
永遠の24歳、ぴっちぴちの犬司君で…
………
あれですね。いい加減、本題に進んでおいたほうがよさそうですね。
えぇと…去年くらいからでしょうか。
マスターカードの
『お金で買えない価値がある。買えるものは、マスターカードで』
というCMがとっても木になっています。いや、気になっています。(ベタ)
お金で買える様々な商品の値段を次々と表示して
最後に、『夏休みの思い出:Priceless』とか
ちょっとかっこよさげな雰囲気で締めくくる、例のCMです。
確かに、お金では買えないものが世の中にはあります。
全てが金でかたがつくと思ったら大間違いです。
例えば身近なものでお金で買えないものをあげるとするなら…
まず、お金。
「千円札10枚を一万円札で買う」というのは要するに両替です。
買ったことにはなりません。
いや、そういう子供の屁理屈みたいなことを言ってる場合じゃないですね。
失礼しました。
たとえば「思いで」とか「感動」とか「喜び」とか「幸せ」とか
そういった、主として精神的な意味で価値の高いものが
お金で買えないもののようです。
ちなみに「愛」に関しては
お金で買えるという学説と、買えないという学説が拮抗しているようです。
…よね?カラスさん。
深入りは禁物なので、さらっと流します。(←無責任)
で、ですねぇ。
例のマスターカードのCMは
このようなお金で買えない価値の素晴らしさを
思いっきり賛美しているわけです。
で、せめてお金で買えるものは、マスターカードで買いましょうと。
そういうCMなわけですが
はたして、そんなぬるいことを言っていてよいのでしょうか?
ぬるいです。非常にぬるい。ぬるすぎる。
カネでメシを食っている金融会社が「お金で買えない価値がある」なんて
夢見がちな少年のように胸ときめかせている場合ではないのです。
そんなぬるいことを言ってるから
ここまで景気が冷え込んでしまったのですよ。
確かに、お金で買えない価値が存在するかもしれませんが
それでも、ぎりぎり一杯、買う。買えるだけ買う。買い叩く。
消費者の横っ面を札びらではたき散らすような
あるいは耳の穴から現金をねじ込んで奥歯ガタガタいわすような
そういうパンチのあるCMに仕上げなくては
日本経済はこの平成不況を乗り切ることはできないと思います。

『お金で買えない価値があるとしても、それ以外は全部買う。』

こういう意気込みがにじみ出るようなCMにして欲しいですね。
例えば…

脳死患者の臓器:¥350.000
池袋西口公園の女子高生:¥25.000
非合法ドラッグ:¥8.000
ヤフーBBの顧客情報:¥3.500/一件
宗教団体から買わされた壷:¥200.000
その壷の仕入れ原価:¥850
支払い忘れた国民年金:Priceless

お金で買えない価値がある。買えるものはマスターカードで。

こういうCMであれば
国民の皆様も『そうとう買えるな』と。
『マスター一枚でそうとういける』と。
それでも国民年金だけはちゃんと払っておこうと。
そういう実感が持てるようになれば
今後の日本経済、ならびに国民年金基金にとっても
非常にプラスになることと思います。
とにかく
ゼニカネでギリギリまで勝負するという意気込みこそが
21世紀日本経済の切り札ではないかと思うわけです。
それと、年金。年金だけは支払っていきたい。
ちゃんと支払っておかないと、いつどこで恥をかくかわかりません。
いい年こいた国会議員が、公衆の面前で恥さらしをするのですから。
ほんと、恥さらしです。みっともないったらありゃしない。
そういうわけで、池袋西口で荒稼ぎなさっている女子高生の皆さんも
いずれはちゃんと支払うようになっていただきたい。
体ではなく、ちゃんとお金で支払っていただきたい。(ぉぃ)
そうしないと、大人になってから恥をかくんです。
恥かしい思いをするんですよ。
「き、きょうはどんな恥かしいかっこうさせちゃおうかな。げへへ。」
なんて言いながら、ありえないくらい下品な笑顔で
未納分の年金を取り立てに来るんですよ。役人どもが。
(国民年金未納プレイ)
えぇ、もちろんそういう事ではないですよね。
そういう事実はないそうです。
とにかく、国民年金はちゃんと支払う。
あとはひたすらマスター。
合法から非合法まで、好き嫌いなく根こそぎ買う。
そして買いきれなかったものがPriceless。
そういう事でいいのではないでしょうか。

さてさて、三十路が近づくにつれて
コラムが一段とすさんできたと評判のまだ終わらんよ。
今日も相変わらずの微妙な展開で終わろうとしております。
毎度毎度、恐縮です。
私の仕事の方はようやくひと段落しましたので
これからはもう少し真面目に、頻繁に更新できればと思っておりますので
今後とも見捨てずにいてください。お願いします。
ちなみに、私のゴールデンウィークの思い出は
「通勤電車がすいてて良かった♪」
これにつきます。あとはなにも聞かないで下さい。
それでは最後に、私が極秘ルートで入手した
マスターカードの最新版CMのをご披露して、お別れにしたいと思います。
それでは、ごきげんよう。さようなら。


ヤンキースの野球帽:¥1.500
ピカチュウのTシャツ:¥1.800
子供が喜ぶお菓子:¥500
大人気のゲームソフト:¥5.800
目と口をふさぐためのガムテープ:¥350
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う…うちにはそんな大金ありません:¥3.000.000(希望価格)

だめだ!息子の命がおしくないのか!:¥15.000.000(要求金額)

お願いです!本当にこれしかないんです!:¥4.500.000(再希望価格)

ふっ、ふざけるな!よし、ここまでまけてやる。:¥12.000.000(値下げ)

無理です。どんなに頑張ってもこれだけしか…:¥6.000.000(限界)

半分じゃねぇか!てめぇ愛人には何百万もする指輪買えるくせに
息子のためには払えねぇっていうのかよ!:¥10.000.000(値下げ限界)

ちょ、ちょっとあなたどう言うことですの!汚らわしい!
私実家に帰らせていただきます。:¥10.000.000(慰謝料)

み、美佐江。待ってくれ。今はそれどころじゃないだろう。
私にはそんなに払えないよ:¥6.000.000

おい、奥さん。ちょっと待って。引っ込んでろ。俺のが先客なんだよ!
とりあえず600で妥協するから俺に払ってくれ!:¥6.000.000(身代金)

いいえ、ダメ。許さないは。それは私のお金よ!:¥6.000.000(慰謝料)

どっちでもいい!金なら払う。タカシを返してくれ!:¥6.000.000(使途未決)

俺だ!俺のものだ!:¥6.000.000(身代金)

ふざけないでよ!私のお金に決まってるじゃない!きぃ〜っ!
それと、タカシの養育費ももらいますからね!:¥200.000/月々(養育費)

じょ、冗談じゃない。タカシは私が育てる。
お前になんか渡すものか!:¥6.000.000(養育費は断固拒否)

だからよぉ、そのタカシは俺が預かってんだよ!
頼むからまず俺に払ってくれよ。:¥6.000.000(身代金)

うるさいわねぇ。あんたちょっと引っ込んでなさいよ。他人のくせに。
これは私達夫婦間の問題なんだから!:¥200.000/月々(養育費)

美佐江!何度も言うけどお前にタカシは渡さない。
慰謝料はくれてやるからさっさと出ていけ!:¥6.000.000(慰謝料のみ)

ひ…ひどい!信じられない!裁判よ。裁判で白黒つけましょう!
絶対にタカシの親権は私のものなんだから!:¥200.000/月々(養育費)

よぉしわかった。望むところだ。絶対に親権は渡さないぞ。
というわけで犯人さん。裁判で決着がつくまで
あなたがタカシを預かっていてくれませんか?:¥600.000(慰謝料のみ)

無理!そんなむちゃくちゃな話しあるかよぉぉ!!
頼むから、百万でいいから払ってくれよぉぉ!!:¥100.000(身代金大幅値下げ)

………

ここまでのやり取りに要した時間:15分30秒

逆探知に成功した瞬間:Priceless

お金で買えない価値がある(例えば通話時間)
身代金もマスターカードで。






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