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CoolandCool >> 写真とブログ講座 >> まだ終わらんよ >> 『西インド諸島』の謎
 

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  『西インド諸島』の謎 2002/01/06(日)



西インド諸島…

謎だ。こいつのネーミングは、ぢつに、謎だ。


自分の“怪しさ”などすっかり棚の上にほっぽり投げて
「西インド諸島」を勝手に“謎”呼ばわりしている
自己中心の犬司です。こんばんわ。
もちろん天動説を信じてます。
なんせ地球は私を中心に回っていますから…
(↑これはすでに天動説ですらありません。)

注:このコラムを読む前に、もしご存知で無い方は
  お手数ですが、「西インド諸島」の位置をお手元の地図等で
  確認しておいてください。
  (埼玉県道路地図等、使用不可。)

さて。
この「西インド諸島」。
何が謎なのかと言うと…

「インド」の部分ではありません。
そこは、平気。有名な話ですから。
ほら。
アメリカ大陸を最初に発見した例のタマゴ屋さんが
死ぬまであそこを「インド」だと信じていたから
彼が最初にたどり着いた島々に
「インド」なんて“おちゃめ”な名前がついちゃったんですよ。
(注:コロンブスはタマゴ屋さんではなく、冒険家。)

では、何がどう謎なのかといふと…
ズバリ、「西」です。
どうして「西・インド諸島」なのでしょう。
あのコロ助がアメリカ大陸をインドと勘違いしたとしても
中米カリブ海の東側に並ぶあの島々は
どう考えても「インド(アメリカ)」からみて東側。
東インド諸島なんですよ!
(注:偉大な冒険家をコロ助呼ばわりするのはやめましょう)

「あぁ、それだと“東インド会社”とごっちゃになるからだよ」
とか、いい加減な解答でお茶濁そうとしてもダメ。
10点。…ちょっと甘めで、15点。
ちなみに134点満点だからね。
(注:134点満点…当然不許可です。)

……
でだ。
あの「西」は、一体どこを基準に「西」なんだろう。
……
もちろん本物のインドを基準に「西」とかは、即、不許可。
本物のインドから西インド諸島を指差そうとすると…
西とか東とか言うより、どっちかっていうと真下。
経度で150度ぐらい離れてるから
どう贔屓目に見ても地球の裏側です。
直線距離だとインドの地下13000キロ強というところ。
まぁ、地球儀でも回して見れば
インドから東に210度、西に150度くらいだから
どちらかと言えば「インドの西の方」と言えなくもない。
けれども、さっきも言ったように
それは単なるコロ助の勘違いで
ここで言う「インド」とは
「ばったもの(アメリカ)」のことなんだから。
いまさら本物のインドと位置関係考えても無駄です。

………
と、まぁ言ってはみたものの。
ぢつは、私も大体の見当はついているんですよ。
どこから見てあそこが「西」なのか。

要するに、ヨーロッパから見て「西」なんですよ。きっと。
でね、なんでもかんでも「ヨーロッパ中心」と言うのを
責めるつもりは無いんです。
あの当時、大航海時代の世界の中心はヨーロッパだったし
現在世界中に出まわっている世界地図だって
それはほとんど大航海時代の成果によるものなんですから。
その地図上の表記がヨーロッパ中心になったって
私としてはちっともかまわないんですよ。


そうじゃなくって何が腹が立つって
「ワルトゼー・ミュラー」お前だよ!!

さぁ、いきなり登場のワルトゼー・ミュラー(以下、ワルちゃん)。
何者かと言うとドイツの地理学者です。
で、なぜこのワルちゃんが悪者かというと(←ベタ)
……
ちょっと、順を追って説明しますね。

まず、アメリカ新大陸に最初にたどり着いたコロちゃん。
彼はやっぱりすごい人なんです。
(勘違いもすごかったのは、ナイショです。笑)
当時ヨーロッパからインドに行くには
マルコ・ポーロのように東回り航路を行くのが常識だったのです。
しかし、マルちゃんの大冒険(注:東方見聞録)の
熱心な読者だったコロちゃん。
当時一部の学者達の間ですでにささやかれていた
「地球って…ひょっとしたら丸いかも…てへ。」
という言葉をうのみにして
「よし、逆回りでインドに行こう。」
とか思い立って、つか実行して、うっかり成功しちゃいます。
まだまだ一般人の間では
「地球は平面。海を西へと行けば、いずれ崖になって落っこちる。」
と言うのが常識的に信じられていた世界ですから
最初に西へと突き進んだコロンブス大先生はやはりすごいです。
(↑いまさら大先生つけても遅すぎ。)

で、最初に誰かが成功すれば
後に続くものが大勢出ます。
その代表格が、アメリゴ・ベスプッチ(通称、ベス)。(←犬かよ!)
このベスちゃん。
現在の南米大陸に何度か渡航し、調査研究をしたそうです。
それを航海日誌と言う形で発表しました。
題名『われらの新世界』
その中のキメ台詞。
「(この大陸は)まさに新世界と呼ぶにふさわしい。」
しかし、当時すでに
「あれはどうもインドじゃない」
ということに気が付いてた人は、ぢつは大勢いたのです。
中でも一番声がデカかったのが
ベスちゃんだったに過ぎない模様。
しかも、最悪なことに
彼の航海日誌の記述ときたらやたらデタラメで
信憑性にかけることこの上ない。
さらに彼、冒険団の船長、ないし団長だったわけではなく
一介の操舵手に過ぎなかったようです。

しかぁし!
神様ったら、いけずぅ。
よりによってこんなベスちゃんの書いた『〜新世界』を読んで
やたら感動しちゃったやつがいたのです。
その名も、ドイツの地理学者、「ワルトゼー・ミュラー」。
彼、自分が書き上げたばっかりの最新型世界地図を見ながら
もちろん、インドとは別の大陸がちゃんと書きこまれた地図の
大陸名の空欄を眺めながら…
「いよし!アメリゴ・ベスプッチ先生から御名をいただこう!」
………
アメリカ大陸って書いちまいました。

アメリカ、ちょっとざま見ろ。(っぷ)

で、そこまではよい。
いいんだ。
コロちゃんには悪いが、彼はずっとインドだと思ってたんだから。
「新大陸」だと見破ったのは…もとい。
最初に“一番大きな声で”そう言ったのは、アメリゴなんだから。
アメリカだってしかたない。
コロちゃんは『コロンビアムービー』と
『コロンビアコーヒー』で我慢してくれ。

しかしだ、ワルちゃん!!
君はまだ帰っちゃダメ。
居残り。
なんで地図に「アメリカ」って書いたときに
隣を「東アメリカ諸島」って書きなおさなかったんだよ!!
統一しといてやれよ!!
えぇ?どうしてそういう中途半端な手抜きをするんだ?
コロちゃんの勘違いを歴史の闇に葬ってあげなさいよ!
(インディアンは定着しちゃってるけど…笑)
あそこだけにインド残しちゃうから
なんか、こう、めちゃくちゃ気になるだろ!
例えば「大航海時代」って連発しといて
1箇所だけ「大後悔時代」だったら
すご〜く、気になるでしょ。
イヤなことでもあったんじゃないかって。
それと同じだ!
(↑いっしょにするな。)


と、まぁ長々と書きましたが
きょうはちょこっとためになったでしょ。
登場人物はすべて歴史上実在した人達ですよ。
記載内容も“おおむね”史実どおり。
まぁ、“若干”、筆者である私の主観が入っておりますが
だいぢょうぶ。おおむね史実です。
これ読んだら家族に「アメリカ誕生秘話」でも語って聞かせましょう。
ちょっと得意げに。


注:あとあとクレームが来たからって
  出典は『犬司のテーマなき論文集』とか言って
  こっちに責任擦り付けるのはやめてください。


ではでは。またね。







 (masako #79D/WHSg URL)
西回り航路の発見について、わが母校の世界史教諭は「バカボンのパパ的発想」とのたまいました。あれ以来、西向き=バカボンのパパ&犬 が頭から離れません。 
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 (犬司(いぬし) #79D/WHSg URL)
↑バカボンのパパ&犬…犬ってなんですか?犬って…。「犬が西向きゃ尾は東」ってやつですか?つまり西部ライオンズの元監督ってやつですか?(注:東尾)
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 (犬司(いぬし) #79D/WHSg URL)
西回り航路の発見が「バカボンのパパ」なら、人生の下回り航路を爆走中の私はいったい…(自分で言っててとっても情けないです。)
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