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  パクティブ論 2001/09/18(火)



↑上の題名、決して誤字ではありません。
先に言っておかないと
「なんだまた誤字か」
と、あっさり流されてしまいがちな犬司です。

えぇと、今日は比較的真面目にコラみます。
皆さん、心の準備はよろしいですか?
いいんですか?
いいんですね!
読んでも後悔しませんね!!


さて。
では、まずここから始めましょう。
『残り物には福がある』って知ってます?
皆さん、知ってますよね。
文字通りの意味です。

では、これって本当ですか?

私の27年間の過去の人生経験によると(こればっか)
残り物に“福”があったというデータは数えるほどしかありません。
しかも、その数えるほどの“残り福”も
“福”と呼びうるものかどうか、判別しがたいほどの
“ちっちゃな幸せ”だったように記憶しております。

文章がいたずらに長くなる前に
今日はさっさと極論しておきましょう。
ズバリ!
『残り物には福はない!』
いや、正しく極論すると
『残り物だからといって福とは限らない!!』

「確率統計」という数学の授業で習ったでしょう。
袋の中に9個の白い玉と1個の赤い玉が入っています。
これを1個づつ取り出していくと
最初の1個が赤である確率と
最後の1個が赤である確率とは
全く等しいんです。
“残り物”だって10分の1の確率で赤玉だし
逆に、10分の9の確率で白玉なのであり
それは何番目であっても全く同じなのです。

では、何故に「残り物には福がある」のか。
この言葉の“真”のねらいをお教えしましょう。
本日二度目の極論です。
いきますよ!

『残り物には福がある』とは
パッシブ至上主義者の遠大な策略である!!!

……
ええとね。
要するに、日本国民一億総“パッシブ”と呼ばれるように
(↑呼んでない、呼んでない)
日本人は基本的に“受け身”な人が多いんですよ。
私も、もちろん、その一人です。
そして、極論すると、これは戦後の高度成長が生み出した風潮
いわゆるひとつの“文化”なんですよ。
あの時代(生まれてないけど)あまりにも長く好景気が続き
それは、ごく一握りの成功者に巨億の富をもたらすだけにとどまらず
その他大勢の“勝負をしなかった人達”にも
それなりの富をもたらしました。
全ての人が中産階級となり、中流意識を持ち得たのです。
その結果、『守って、ヨシ』の風潮が築き上げられたのです。
アクティブに攻めつづけて、多くのリスクを負いながらも
自らの力で運命を切り開くアメリカン・ドリーマー達を尻目に
『いいんだ。俺達は、守ってヨシ!』
と、自分にOKを出し続け、無難に貯蓄しつづけた
ある意味“成功者”達。
彼らにとって「自らの力で運命を切り開く」など、もってのほか!
1、運命なんてほっといたってやって来る。
2、そんなことに力を使ったら、疲れる。
3、突然切り開かれたら、避けようがない。
4、悪い運命切り開いちゃったら“開き損”。
しかし、彼らのこのような信念は
おせじにも“かっこいい”とは言えない。
だいいち、ひどい運命に陥ったときシャレにならない。
そこで、彼らは
「何も選択しない」という「選択肢」を正当化することで
将来自分に向けられるであろう非難を
あらかじめ回避しようとしたのである。
要するに、「先に言い訳しておく」のである。
ぢつに用意周到!と、言えよう。

こうして生まれたのが数々の“受け身”賛美語録です。
すなわち
『棚からぼた餅』
『果報は寝て待て』
『鳴くまで待とうホトトギス』
『時の流れに身を任せ』(?)
『欲しがりません勝つまでは!』(おや?)
『右をぶたれたら左もどうぞ』(違!)
『お前百まで、わしゃ九十九まで』(もっと違!!)
『もう恋なんてしないなんて、いわないよ絶対』
(どっちやねん!!!)
………
最後あたり…ちょっと“受け身”賛美とは無関係な気が…
まぁいい。
とにかく、このような数ある受け身賛美語録の中で
その最高峰と呼ぶに相応しいのが
『残り物には福がある』なのです。
あぁ、これぞまさしくパッシブ魂。
数ある選択肢を全て見送り
何も選択せずに掴み取った“残り物”。
無選択者達の究極の選択肢。(?)
パッシビスト(注:受け身至上主義者←って、あってんのか?コレ)
…とにかくパッシビスト達にとって“残り物”であるということは
ただそれだけで、十分“福”と呼ぶに値するのである。


ところが、時は移りゆく…
高度成長が止まり、やがて迎えたバブルの崩壊。
同時に受け身至上主義も崩壊を迎えるのは当然と言えよう。
『残り物には福がある』とは
“残り物”の存在を前提として初めて成り立つのであり
“残り物”をめぐって10人もの人々が相争うようになると
その“残り物”でさえ、“勝ち取らねばならない”のだ。
当然“受け身”では許されない。

時代は、欧米の“積極性”をこそ、至上のものと評価し
「NOと言えない日本人」などと非難される始末。
“受け身”は、もはや罪悪となった。
スキルを身につけ、もう一歩上を目指す男が理想とされる。
また、やたらと“ぽぢちぶ・シンキング”が幅をきかせ
「ガンバレ!あ・た・し!」とか鏡に向かって唱えても
それを見た家族が心配する必要はなくなってしまったのです。
もう、そこまで来たか!
アクティブ、ぽぢちぶ、あぐれっしぶ!!
そんな中、私も時の流れに抗いきれず
『人の意表をつけば人生の78%は勝ったも同然!』
とか、言語道断なほどのアクティブ発言!(アクティブか?)
ついに、“アクティブ論者”になり下がってしまいました。

ところが!!みなさん。
先日、大事件が発生したこと、お気づきでしょうか?
前号の“犬黒さんコラム”の冒頭を“注意深く”お読みください。

三村マサカズのツッコミをマスターすれば
「…人生の79%は勝ったも同然!」

1パーセント増えてます!!!!!
すなわち。
三村マサカズのツッコミをマスターすることは
欧米を模倣した“アクティブ・ライフ”を送るよりも
1パーセント優れているということです!!

1パーセントを馬鹿にしてはいけません。
いにしえの天才は
「天才とは99%の努力と1%のひらめきだ」
と言ったそうですが
これは、凡人の99%の努力は、1%ののひらめきが無い限り
結局、徒労に終わるのだ、と言っているんですよ。
凡人と天才との間にある1%のひらめきの、なんと大きいこと。

その1%の優越性が、三村ツッコミにはあるのです!!
おぉぉぉぅ!(喚声)

元来、積極的に動く“ボケ”に対して
“ツッコミ”は受け身の存在でした。
笑いはボケが取りに行くものと相場が決まっていました。
にもかかわらず、犬黒さんが解説しているように
“三村ツッコミ”とは
いかにしてツッコミが主役になるか?
いかにして笑いをとれるのか?
を突き詰めた究極の姿なのです。
一見パッシブなツッコミを装いながら
実はアクティブに笑いをねらっていく。
自らのツッコミを炸裂させるために
他人をボケさせる。
さらに自分のツッコミに再ツッコミの余地を残し
他人にツッコませる。
その場の全ての笑いを我が物とする最高のツッコミ。

“最も積極的な者”にのみ許される、計算された“受け身”。
これが、欧米のアクティブ文化を超える
新時代の風潮となるでしょう!!!
これを名づけて…“パクティブ”と命名する。

そう。
日本の高度成長に裏打ちされた“パッシブ至上主義”。
それを打ち砕いた欧米型“アクティブ・ライフ”。
そして、今日。
さらにそれらを超越する、新時代の予感。
“パクティブ・ツッコミ!!”:三村マサカズ方式
……

このコラムどこかで道を踏み外してませんか!!

お…おかしいな。
どこで間違えちゃったのかな。

『もう恋なんて…』…あたりかな。
いや、あの程度の脱線だったら日常茶飯事だったはずだ。

ってぇことは…やっぱり犬黒コラムに食いついたあたりだろうな。
あの人が絡んでくるとたいていコラムがゆがむんだ。
だいたい、ここまで書いてきて
なんで結論が三村マサカズなんだよ。
(↑誰に文句言ってんだよ!)

さぁ。
毎度毎度、ぼちぼち撤収の時間です。
「文章が長くなるとオチが弱くなる」
永遠の反比例ですね。
努力はしているんですよ。
結果が伴わないだけで…。
ちなみに
「文章が短くなればオチが面白くなる」
かどうかは、未確認です。
だって…確認するのが怖いじゃないですか。

では、また。
撤収!!





 (犬黒 #79D/WHSg URL)
NOと言えない日本人 モーと言えない千葉県人←ちょっとブラック 犬黒です。。。 やはりこれからの時代 ひといぢり(要はあげあしとり)だけじゃ この世界(どの世界!?)生きて行けませんね。 ボケ依存型ではなく 自立型ツッコミを目指して ボケ以外の誰にでも突っ込める技を鍛錬しなければ!!! (えっ まわりはいい迷惑!?) 
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 (PUNIR #79D/WHSg URL)
やはりこれからの時代、ツッコミに見せかけて実はボケ、というもの重要でしょう。
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 (KARASU犬 #79D/WHSg URL)
パクティブ←パクリ文化かと思いました(笑)。
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 (犬司(いぬし) #79D/WHSg URL)
バージョンアップ情報!:『確立』を『確率』に修正完了!!←この誤字、皆さん気がついてました?
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 (犬masako #79D/WHSg URL)
マモーと言われていたことを秘密にしているmasakoデス。最近三村氏を見かけると(もちTVでね)身構えてしまうんですが、これって無謀な対抗心でしょうか?あぅ。。。
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 (犬黒 #79D/WHSg URL)
この頃 ウイルス「MIMURA」にやられてしまい 思ったことを無差別に口にしてしまう 流行の最先端 犬黒です。 みなさんすっかり「ミムラー」になりつつありますね(笑)
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 (東宝「千と千尋の神隠し」担当者 #79D/WHSg URL
「MIMURA」の誤字には気がつきました(笑い)
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