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  手うちとんかつ 2001/06/21(木)



もうだいぶ前になるのですが
「手うちとんかつ」なるものを食べたことがあるのです。
ひょっとしたら有名なものなのかもしれないのですが
私はいまだに「とんかつ」の「手うち」なるものが
それこそ想像もつきません。
およそグルメとは関わりの無い私にとっては
全くわかりません。
豚肉が軟らかくなるよう「たたく」という程度の意味なら
どんなとんかつやさんでもやっているんじゃないでしょうか?
単に「手作り」という意味でもなさそうだし…。
とんかつの「手うち」って、なんなんでしょう?

結論:「手うち」=「手討ち」
今日はネタ振りから結論まで、早いです。
巻いていきます。
“文章が長すぎるうえにつまらない”
というご批判をホウボウから頂いておりますので
せめて、“文章は短いんだけど面白くない”
ぐらいには進歩しようかと思います。
千里の道も一歩から。
でも、3歩で挫折。
しかも2歩下がる。
進めなひ。
……。

とにかく「手討ち」とんかつ。
すなわち本格“手討ち”豚使用。

“手討ち豚”…主君のご不興をこうむり、手討ちにされた豚。
より具体的にはおよそ次の通り。
殿様(養豚場の牧場主)がご城下(牧場内)を視察中に
1.うっかり前を横切る
2.ウンコのついた足で殿の長靴を踏んづける
3.くしゃみした拍子に鼻汁ひっかける
4.殿のヅラに気づいて「ブピッ」っと笑う
などなど…
豚さん達がこういった些細だが深刻な狼藉を働いた場合
たいてい即刻、無礼討ちにされる。
しかし、御家人衆(従業員さん)の必死の嘆願により
殿中(豚舎内)での“お殿様ご乱心”をかろうじて回避できた豚さんは
はれて、正式な“お手討ち処分”(精肉工場での解体?)となる。
この場合、まず体を清めた後、白装束を着せられる。
そして辞世の句を読むこともできる。
「どうしても チョキしか出せない このひづめ  ブピッ」
といった具合である。
そして介錯人が静かに刀(肉切り包丁)を振り上げる。
この時、「介錯不要」とか言って、切腹して自害するという
いさぎよい死に方は認められない。
腹肉も内臓も貴重な商品だから
むやみに傷つけることは許されないのである。
介錯人、一刀のもとに首を落とす。
「御免。」
「ぷぎぃ〜」
……
トンッ。(首が落ちる)
……
すぐさま血抜き。
鮮度の落ちないうちに解体作業が進む。
部位ごとに分けられ冷凍庫へ。
凍結保存で鮮度を保つ。
このあたり、なによりもスピードが勝負。
翌日には保冷トラックにて全国各地へ。
主にヒレ肉およびロースがとんかつやさんへ配送される。
ここで解凍されて、丸一昼夜熟成される。
いたみ始める寸前が、お肉の一番おいしいとき。
うまみが増し、軟らかくなる。
はれて「とんかつ」へと調理される。
さくさくのコロモ、じゅわ〜っとあふれる肉汁。
うまい。うますぎる。
これぞまさしく“手討ち”とんかつの味!
……
…おや?
出来上がったとんかつのおいしさと“手討ち”の間には
何の因果関係も無いのでは?
お、おかしい。
……
やっぱり常識的に考えて
「調理」の段階で初めて、何らかの“手うち”がなされるのか?
はっ!も、もしや。
お店の調理場までは“生きたまま”連れてこられ
調理場で初めて“手討ち”にされるのでは?
そういえばお店の奥のほうで
ドタン!バタン!…ぷぎぃ〜
とかいう激しい音が響いていたような気が…
店員さんの手も心なしか血みどろだったような…
……。
違うな。
そんなこたぁ無かった。
だいたい“手討ち”にしてから後の調理方法が全く一緒なら
味が変わりゃぁしないよな。

やはり、ここは潔く“手うち”=“手討ち”という結論を
撤回するほかなかろう。
……撤回!
撤回も早いです。巻いていきます。
あくまで、おそばやうどんのような意味での“手うち”を考えるなら
とんかつ作成上“手うち”条件を満たすような食材はただひとつ。
コロモ!!
厳密にはコロモとして使用されるパン粉のパン!
そうか…。
やっぱりな。
サックサクのあんちきしょうが“手うち”による品物だったのか。
どうりで、サクサク感が一味違うと…
……
誰が思うか、ばかもの!!
そんな違いがわかるか!!
だいたいこれじゃ“手うちコロモ使用とんかつ”であって
決して“手うちとんかつ”たりえない。

やはり、何らかの形で豚肉自体に“手うち”が加えられたのであろう。
そう考えなければ不自然だ。
とすると、やはり。
実にオーソドックスだが豚肉を“手”で“うった”のだろう。
ひょっとしたらお肉を軟らかくする以外にも
なにか意味があるのかもしれない。
いずれにせよ。
調理場では一流の板さん達が
豚肉一枚一枚をそれこそ何時間もかけて、手で打ちすえる。
ばしぃん。ばしぃん。
鳴り響く音が、一流の証。
ばしぃん。ばしぃん。
ひと打ちごとに込められる、板さん達の情熱。
ばしぃん。ばしぃん。
あっちで、ばしぃん。
こっちで、ばしぃん。
みんなで、ばしぃん。
……。
どやかましい!!!
聞いてるだけで手がしびれる。
もっと肉を大事にしろ!!
肉になんか恨みでもあんのか。

恐らくこれも間違いだろう。
“手うち”“てうち”“テウチ”…。
やはり分からない。
分からないくせにこんだけ引っ張っちゃうと
オトシどころも分からない。

今日も、オチ、つきませんでした。
通信簿に、「おちつきが無い」って書かれそうです。

誰か、オチ、つけてください。
あるいは、“手うち”の意味、教えてください。
だれか、助けて。
おねがひ。







 (masako #79D/WHSg URL)
あんまり可笑しくて面白いので、その謎探してみました。http://www.chitaka.co.jp/tonkatsu/top.html ←ますます謎が深まりました。手打ちってなにっ!?
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 (犬司 #79D/WHSg URL)
いつもありがとうございます。助かります。でもって、HP見ました。もうびっくり。手うちのことにはまったく触れていないんですね。謎です。
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 (しょういち #79D/WHSg URL
だめだ。どんなに調べても出てこない。こうなったら、にちゃんねるでスレッドをたてるしかないようだ(笑。
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 (yu-ki #79D/WHSg URL
私も検索してみました。たくさんヒットしたので一部しか見てませんが、その中で答えになりそうなものを。。。http://www.lares.dti.ne.jp/~nobutan/omoro/omoro.html ここの2000.12.10のところをどうぞ(^^
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 (yu-ki #79D/WHSg URL
他のサイトでも同じような記述があったので、この説が有力だと思います。ちなみに、辞世の句がツボにはまりました(笑
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