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CoolandCool >> 写真とブログ講座 >> まだ終わらんよ >> 森のクマさん。
 

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  森のクマさん。 2003/02/23(日)



♪ある日〜 森の中 クマさんに であった
 花咲く も〜り〜の〜み〜ち〜 クマさんに であった


というわけで本日は
私がまだ若かりし頃…
花咲く森の道でクマに出会った時のお話しでもいたしましょう。
そう、あれは…


と、その前に。
私、今でこそこんなにも穏やかで
人畜無害な好青年ではありますが、意外や意外。
幼い頃は、『クマ殺し』の二つ名で呼ばれ
ご近所中をふるえあがらせるほどの凶暴な少年でした。

ちっちゃな頃からワルガキで
15で『不良』と呼ばれるほどのギザギザハートな少年時代。
でも、爪の手入れとかは、すごく神経質なほうで
指先はいつもナイフみたいにとがっていました。
物に触ると、ツメが傷ついてしまうのが悩みのタネでした。
あと、子守唄とかでよく眠っていました。
(チェッカーズ『ギザギザハートの子守唄』より抜粋)

そんなギザギザで傷つきやすい少年時代を過ごした私。
周りのオトナたちには全く理解されず
一方的に『不良』というレッテルを貼られて社会から疎外され
孤独感にうちひしがれておりました。

♪あぁ、わかってくれとはいいませんが
 そんなに私が悪いのでしょうか?
 ララバイ、ララバイ、おやすみなさい。

と、歌詞のとおりに眠りにつく前に
いつも枕もとの母に尋ねたものでした。

「ねぇ、ママ。ボクのどこが不良なの?」

これはむしろ、魂の叫びであったかもしれません。
ギザギザに傷ついた少年の
最後の抵抗であったのかもしれません。
しかし母は
あまりにも無常に、かつ冷静に、事実のみを指摘しました。

「ココです。」

ビシッと突き出された母の指先は
迷うことなく、私の前頭葉を指差していました。
母の目は本気(マジ)でした。

『不良』というよりも、むしろ『不良品』といった感じ。
母の目は、そう、訴えていました。
若干控えめに表現するなら『ポンコツ気味』。
そんな感じです。

こうして私は、若干ポンコツ気味の前頭葉をひっさげて
『不良』の道へと歩み出したのでした。


『不良』と言えば、やはり『ならず者』。
そして『ならず者』と言えば…
やはり、アメリカは西部開拓時代の『荒野のガンマン』。
「『不良』を目指すなら、やはり『荒野のガンマン』になりたい!」
夢は、比較的大きいほうでした。
つねに夢見がちだったのかもしれません。
しかし、荒野のガンマンを目指す私の前には
様々な障害が立ちはだかりました…。

1.西部開拓時代はとっくに終わっている。
2.日本には、荒野がない。
3.ガンマンは銃刀法違反の疑いが濃厚。

二番の「荒野」に関しては、「高野山」で妥協する手も考えました。
しかし、西部開拓時代だけはどうしようもない。
東京では西武新宿線、西部池袋線ともに、とっくの昔に開通しており
拝島、所沢、小手指方面にいたるまで
すでに西武方面の開拓は完了しておりました。

こうして、私の『荒野のガンマン』の夢はついえました。
2秒でした。
そこで私は、不良としての再出発をはかるべく
今度は『一匹狼』を目指すことにしました。

『一匹狼』

すごくカッコヨイ響きです。
2匹や3匹ではダメ。この際、数にはこだわっていきたい。
しかし、私には一匹狼に関する知識があまりに少ないため
とりあえず現役の一匹狼に弟子入りするところからはじめました。
こうして、私は
一匹狼に出会うべく、花咲く森の道へと、一歩を踏み出したのです。

しかし、森に入ってみると…
そう簡単に狼はみつかりません。
ためしに遠吠えの鳴き真似をしてみましたが
出てくるのはキノコ狩りのおじいさんおばあさんばかり。
みな不思議そうな顔でこっちをみています。

「すみません。一匹狼を見ませんでしたか?」

「あぁ、夕方さなれば、2、3匹は出てくるけぇ
 さっさとお家にけぇんなされ(注:帰りなさい)。」

「いえ、おじいさん!
 2、3匹ではなく、一匹の狼を探しているんです!」

「だから狼さ出てくる前に
 さっさと家にけぇんなされ!(注:帰れこんちきしょう)」

こっちが下手にでて丁寧に尋ねているというのに
今時のおじいさんは全く礼儀知らずです。
私の言い分に耳を傾けてはくれませんでした。
オトナ達は、いつも、こうでした。
ピュアでナイーブな私の心は、いっそう深く傷つけられ
ふたたび私は、孤独な一人旅を再会したのでした。

そして、間もなく…
森の中でばったりと出会ったのは
一匹狼ではなく、1頭の巨大なツキノワグマでした。

体長、およそ2メートル30あまり。
鋭い眼光、研ぎ澄まされたツメ。
シャケを取る手は、右か、左か…。
全身を漆黒の毛皮で覆い隠し
しかし首の部分に、すぅっと白い模様が横切っているのが
ワンポイントアクセント。
ちょっとしたオシャレです。
こういうワンポンとのオシャレに、ピーコはうるさい。
ツキノワグマの名前の由来となる、このツキノワ模様は
これは絶対、ピーコ対策に間違いありません。
「あら、こういうワンポイントのアクセント。
 さりげなくて素敵よねぇ〜。あたし、こういうの好き。」
とか、ピーコに言われたいに違いありません。
これがもし、ツキノワ模様がなかったりしたら
「あんたちょっと全身真っ黒って、それカッコイイと思ってんの!
 ちょっとおかしいんじゃないの!」
なんていきなり逆ギレされてしまいます。
あんなピーコに「おかしんじゃないの」とか言われたら
いくらクマでもへこむはずです。
私ならへこみます。むしろくぼみます。(二度目です。)

いずれにせよ、そんなオシャレさんであっても
花咲く森の道でばったり出会ってしまえば
やはり凶暴なクマであることに違いはありません。
しかし、こっちも『クマ殺し』と呼ばれた、この犬司です。
負けてはいません。
クマと出会うのははじめてですが
たとえば、目の前のツキノワグマの自慢のツキノワ模様が
実は彼の最大の弱点であるということも知っています。

そう、ツキノワグマの弱点。
それは、まさしくツキノワ模様そのものなのです。

ウソだと思うなら、あのツキノワ模様めがけて
散弾銃を5、6発くらいぶっ放してみるといい。
面白いくらい簡単にやっつけることができます。イチコロ。
弱点さえ知ってしまえば、クマなんてチョロイものです。
そこで、私は、落ち着きはらって
こう言い放ってやりました。

「ごめんなさい!どうか命だけは勘弁してください!」

おもいっきり土下座でした。しかも敬語です。
なりふりかまっていられません。なんせ相手はクマですから。
実際、民間信仰などでは
「クマを見たら死んだふりをしろ!」
とか言われているようですが、あれは間違い。
オシャレ通のツキノワグマには、死んだ振りは通用しません。
「ちょっと、あんたホンとは生きてんじゃないの!返事しなさいよ!」
とか、ピーコばりに叱り飛ばさるに決まっています。
だから、クマをみたら、平謝りが効果的です。

こうして、クマを前にしてもひるむことなく
堂々と土下座で平身低頭する私を前にして
さすがのクマも身動きができず、しばし、にらみ合いが続きました。
しかし、さきに動いたのは、やはり熊の方でした。

「お嬢さん、お逃げなさい。」

おや?お嬢さん?
いくら私が美しすぎるからといって、さすがにお嬢さんは、ない。
聞き間違えたかと思い、おそるおそる聞き返しました。

「あい べっぐ ゆぁ ぱぁどん?」

びっくりするほど流暢なブロークンイングリッシュで聞き返しました。
するとクマは、やはり同じ言葉を繰り返しました。

「お嬢さん、お逃げなさい。」

はて?一体このクマは、何が言いたいのだろうか?
ピーコばりにオシャレを理解し
日本語を理解し
あまつさえ、流暢なブロークンイングリッシュをすら理解する
このツキノワグマが
私をお嬢さんと見間違えるようなことがあるだろうか?
ふと、気になって、私は股間に手を伸ばしました。
ズボンの上からでもわかる、この感触…
うん、よし。
ちゃんと、ついてる!

「大丈夫、ちゃんとついてます!ボクは、男です!」

「お嬢さん、お逃げなさい。」

クマもかなり強情です。
こちらがチャックを開けて現物でも見せない限り
一歩も引かない構えです。
しかし、いくらひとけのない花咲く森の道だからって
チャック開けて現物を引っ張り出すわけにはいきません。
いくら私でも、それは無理。
譲れない。チャックだけはダメ。
そこだけは人として絶対に譲れない!
そんな決意がありました。

私のチャックをめぐり
しばし、一進一退の攻防が繰り広げられました。
迫り来るプレッシャー。
はねのける犬司。
しかし、次第に追い詰められていくのは
やはり、私のほうでした。
クマは、あまりに大きく。そして、あまりに黒い。

「お願いです!どうか私を男にしてください!」

もう、自分でもわけがわからなくなってしまいました。
とにかく、平謝りしかありません。
しかし、ここにきてはじめて
クマが態度を改めました。

「ですから、あなたじゃなくって。
 そっちの、うしろの…そう、血まみれのお嬢さんですよ。
 ほら、お嬢さん。はやくお逃げなさい。」

振り向くと、そこには血まみれ少女の背後霊が…



んっっっっぎぎぎやぁぁぁぁぁぁ!!!○×△■○&□=☆!



というわけで
それはもう全力疾走で逃げ出してきました。
あれ以来、クマと血まみれ少女がすっかりトラウマになりました。

でも、そのおかげで
不良の道をあきらめて、立派に更正することができましたとさ。
めでたし、めでたし。

………
……



えぇと…
今日は、一体なんのお話でしたっけ?

ではでは、また。







 (カラス@携帯 #79D/WHSg URL)
シュールな結末です…読めませんでした。しかも毎週ネタが全く変わるというのは超人技です。もしやゴーストライターではないですよね?(笑)
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 (くみ #79D/WHSg URL)
うちの犬は首(胸?)のところにツキノワグマのような白い毛があります。
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 (犬司(シュール犬) #79D/WHSg URL)
↑どもども、からすさん。『超人技』とは…お褒めに預かり恐縮です。毎週ネタが変わるのは、それは単に筆者の情緒不安定だとおもいます。あるいは多重人格か。ゴーストライターをやっとっているのなら、はっきりいって、もっとマシな奴をやといますよ!!
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 (犬司(シュール犬) #79D/WHSg URL)
↑そうですか、くみさんちのジョディーもツキノワ犬でしたか。ためしに、シャケとか与えてみてください。もちろん、家族全員、死んだフリで…笑
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 (くみ #79D/WHSg URL)
死んだ振り昔したら普通に舐められた後、踏まれました。これってどういうことなんでしょうか?死んだの確かめてからの逆襲?
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 (くみ #79D/WHSg URL)
夏の時期、子犬だったので肉球が気持ち良かったんですけど。(笑)
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 (MIEKO #79D/WHSg URL)
今度カレシの前で死んだフリしてみようかなー。さて、舐めるでしょうか?(爆
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 (masako #79D/WHSg URL)
2月末、風邪で絶不調でしたー。寝てばっかりで、起きてても子猫とゴロゴロしてたから太ったゼィ・・・。とゆーことで、更新ヨロシクデス(まる
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 (犬司(ダメ犬) #79D/WHSg URL)
↑すみません。masakoさん。ようやく、更新しておきました。笑
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