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  再会(再開)準備中 2008/06/06(金)



再会(再開)準備中



  洋風饅頭男 2005/05/10(火)



要するにアンパンマンはすごいと思う。






齢30を重ねつつ、いまさらのようにアンパンマンを語る犬司さんに
人としての『限界』をそこはかとなく感じさせる今日この頃。
皆様、いかがおすごしてしょうか?
まぁ、別に興味はないですけど。(ぉぃ)

私のほうは、いたって普通に過ごしております。
更新はとどこおりがちですが、それも含めて普通です。(ぉぃぉぃ)
『思考回路』とか『常識的判断力』とか
そういった人間生活にわりと便利な機能を中心に
むしろ限界を『超越している』とご近所でも評判の犬司さんですが
別にどうってことないです。大丈夫。
本人は少しも困っていません。
だからこそ周囲が迷惑してるようですが
いっそ気にしないほうが健康によさそうです。
………
そうそう。
世間には毎年毎年、ゴールデンウィークという風習があるそうで
この時期には10連休なんて地方もあるようです。
犬司さんもわりとさりげなく5月1日の日曜日と8日の日曜日に“だけ”
ゴールデンな休日をたしなんだわけですが
もう、あれです。ホンと毎年毎年あんまりだと思います。
『ゴールデンウィーク』とかそういう特別ちっくな呼び方は
いい加減やめましょうよ。
休みたい人はもっと普通に休めばいいでしょ。『有給休暇』で十分です。
休んでるくせして偉そうに『ゴールデン』だなんて
平常業務で頑張ってる犬司さんたちの一週間が
まるでゴールデンにふさわしくないみたいじゃないですか。
『ゴールデンウィーク』なんて差別用語ですよ。
自分とそっくり犬が『ゴールデン』呼ばわりされている
『ラブラドール・レトリーバー』の気持ちを
みんながもう一度真剣に考えるときがきたように思います。
(それとこれとはまったく別だと思われます。)
………
……

要するに犬司さんの一週間は
まさに「馬車馬のごとく働く犬」でしたと締めくくりたかったわけですが
うちの冷酷無比な母親ときたら
「働きアリ」
と一刀両断でした。
いよいよわたしも昆虫扱いです。
休日返上で働く我が子を昆虫扱いする母親も史上初だとは思いますが
不死鳥からわずか半月足らずで昆虫まで格下げされたのも
史上初の快挙だと思います。号泣
まちがっても拍手などしないでください。
『昆虫就任おめでとうございます』とか絶対に言わないでくださいね。
きっと涙で枕がしっとりしますから。うるおっちゃいますから。

えぇと、いい加減本日の本題にいきましょうかね。
アンパンマンの話をしましょう。
とにかく今日は、アンパンマンがすごいということを語りたいわけです。
なぜ?とか聞かないでください。理由なんてないですから。
30過ぎてアンパンマンを語る理由なんて、考えさせないでください。
健康に良くないと思います。ますます枕がうるおいそうです。
それはさておき…
私自身がすでにしてヒーローであるにもかかわらず
ご幼少のみぎりはヒーローもののテレビ番組をよく見ていました。
やれ仮面ライダーだのウルトラマンだのガッチャマンだの、いろいろです。
で、総じてこれらのヒーローものに共通するのは「悪者を倒す」ということです。
当たり前ですね。正義のヒーローですから、悪を倒すのが仕事です。
ですが、みなさん。
アンパンマンはそこいらのヒーローと違って
悪を倒したところでは終わらないのです。

『被害者の自立支援』

ヒーローもの初の快挙だと思います。
バイキンマンにさらわれていた子供を助け出し
泣き喚く子供に
「ボクの頭を食べて元気だしなよ!」
自らの頭を食用に提供するわけです。
悪者にさらわれた恐怖でパニック状態の被害者に
糖分の高い炭水化物を投与することで
脳内物質エンドルフィンの分泌を抑制し
自律神経を回復させて、副交感神経の働きを促進する。
そうすることで精神的なパニック状態を回復させ
さらに空腹と肉体疲労をも回復する。
精神的にも肉体的にも応急処置をほどこすのに
最適の食料を提供するヒーロー、アンパンマン。
すばらしい。すばらしすぎると思います。
ここまでやって初めて本当のヒーロー、本当の被害者救済ですよ。

巨大な怪獣をボコボコにどつきまわして自分一人満足したあげく
『デュワっ』とか飛んでいくM78星雲あたりのヒーローに
爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいです。
宇宙怪獣をあっちに投げ飛ばしこっちに張り倒し
あたり一面に甚大な被害をもたらしといて
『デュワ』じゃ済まされねぇから。ほんと。
そのくせ、暴れるだけ暴れといて
その後の被災地の復興支援に力をそそぐウルトラマンなんて
一度も見たことないから最悪です。
所詮、三分しか持たないような根性なしに復興支援なんて無理。
つか、だいたい地球上で三分しか我慢できないんだから
はなっから宇宙空間で決着つけろといいたい。
大気圏外をパトロールして、飛んできた宇宙怪獣をその場でたたく。
それで十分だと思います。
警備とか防犯とか、せめてそういう意識を持って欲しいですよね。

こんなのに比べたら
アンパンマンの『被害者の自立支援』という発想は
じつに画期的ですばらしいと思います。
もちろんアンパンマンだって万全というわけではありません。
たとえば、散々『バイキンマン』と取っ組み合いをしたあげくに
うっすらと汗すらにじむ頭を差し出して「さぁ、食え」とかいわれても
それが食品衛生法上どうかという評価は微妙だと思います。
まして、生きている自分の頭部を差し出して
じっと目を合わせながら「さぁ、食え」と強要することが
救出された子供の精神衛生上どうか?
その後の健全育成に障害はないのか?
控えめに見ても若干の課題があるようには思います。
それでも『被害者救済』という姿勢としては、十分評価していきたい。
ですからバイキンマンを倒して、子供を助け出した後には
『ちゃんと包装されて賞味期限表示もある市販のアンパンを
 クーラーボックスなど低温保存容器から取り出して
 できる限り保護者の同意を得た上で、食べさせる。』
などといった、ヒーローにしてはわりと地味な方法が
今後検討されていくのではないかと思われます。


それともう一点、アンパンマンを非常にかっこよいと思わせるのは
『自分にとって大切な器官である頭部を、おしげもなく提供する』
というところです。
これは自己犠牲の最たるものだと思います。
バイキンマンを倒し子供たちを助け出したあげく
その子供たちに左後頭部あたりをごっそりかじられて
右半身を深刻な麻痺と痙攣に襲われながら
かろうじて仲間に引きずられて家路を急ぐアンパンマン…。
もはや自分ひとりで家に帰ることはおろか
自分が何者なのかすら判断できないほど脳に深刻なダメージをうけながら
それでも笑みを絶やさない僕らのヒーロー。
壮絶なヒーロー。
アンパンマン。
家に帰れば、ひげもじゃのしがないパン屋が
新しい頭(アンパン)を焼いて待っていて
なにごともなかったかのように首をすげかえる。
流れるBGM。よみがえるさわやかな笑顔。戻らない記憶。そして…
「ボク、アンパンマ〜ン!」
まったく新しいアンパンマンの、まったく新しい人生が始まる。
記憶と人生のリセット。
それでいて、自分が「アンパンマン」であるというアイデンティティーを
微塵も失わないヒーロー。アンパンマン。
これは相当にかっこいいことだと思います。
振り返ってみれば思い出したくもない過去ばかりのくせに
飲みすぎてわずか半日ばかりの記憶を失っただけで
びっくりするほど動揺してしまう私などには到底まねができません。

10年前の自分。
5年前の自分、半年前の自分、先月の自分、昨日の自分…
そして、その延長線上に今日の自分がいる。
だから、自分は自分だと実感できる。私は藤島だと。
これが、しがない一般人にとってのアイデンティティー。
自己同一性。

しかしアンパンマンは
そういう過去の記憶を一切失ったところで
それでも、たった今、今現在の自分の存在だけで
自分は自分だと実感できるわけです。

♪愛と 勇気“だけ”が 友達さ

そりゃそうでしょう。友達なんてできませんよ。
記憶が毎回なくなるんだから。
助けた子供たちの顔すら覚えてないんですから。
それでも胸に愛と勇気さえあれば…
断言しよう。
自分はアンパンマンであると。
こういう孤高の強さが
どんな状況下でも決して自分を見失わない真の男の強さが
アンパンマンの魅力の根底に流れているのだと思うわけです。
あぁ、かっこいい。ちっとは見習いたい。

とうわけで、本日はアンパンマンのかっこよさを
これでもかというくらいアピールしてみたわけですが
要点としては…
 1、ゴールデンウィークは差別用語なので不許可
 2、アンパンの食べ過ぎに注意
 3、記憶を失うほど飲みすぎても、むやみにへこむな
以上の三点だと思います。
われながら若干ポイントをはずしているきらいがありますが
まぁ、あれです。それもふくめていつもどおりです。
いつもどおりのオチの弱さが確認されたところで
犬司さんのアイデンティティーにかえさせていただきたいと思います。笑

さてさて、というわけでいい加減長くなりましたがぼちぼち撤収です。
またちかいうちに、更新します。
ではでは、また。



  コンクラーベ 2005/04/22(金)



コンクラーベに招聘されていたため
すっかり更新が滞ってしまった犬司卿です。こんにちわ。
いやぁ、疲れた疲れた。
ほんと、参りましたよ。
全国数百万のキリシタンの夢と希望を一身に背負って
いざシスティナ礼拝堂へと乗りこんでいったわけですが
結果的には『惜敗』といったところでしょうか。ほんと非常に残念な結果です。

だって、あれですよ。
ヨハネ・パウロ二世がまだ生きていた頃から
『ヨハネ・パウロ二世の再来』とかご近所でも評判だった犬司さんのことですから
戦前予想は当然のごとく『犬司さん一択』みたいな雰囲気だったんですよ。
容姿端麗にして才気煥発(筆者注:自称)。
人生の土俵ぎわいっぱいを軽やかに踏みはずしながら
後頭部で冷や汗をかきつつ顔では豪快に半笑いという犬司さんの生き様に
全世界が注目したわけです。
とくに、中東のイスラム世界や北キムチ諸国を中心に
世界中がちょいとややこしいことになっているこのご時世。
中国では大規模な反日デモが半日以上もつづき
郵政民営化をめぐる議論や法案が電子メールでやりとりされ
ホリエモンとフジテレビの和解が日テレで報道されたどさくさにまぎれて
あびる優、芸能界電撃復帰
次はダルビッシュ有か無しかといったこういう難局を
これみよがしに爽やかな半笑いでさばいていけるのは犬司さんただ一人だと。
次期法王は犬司さんしかありえないと。
そういうわけで、もはや国境どころか宗派の壁すら超えて
この犬司さんに白羽の矢がたったわけです。
ちなみに犬司さんの信仰はというと…
まぁ、あれです。これといってこだわっている信仰はないです。
ただ過去の人生、とくに中学高校時代の12月24日に限定して思い返してみますと
どうにもキリスト教とは相性が悪そうです。
逆に、比較的真面目に信仰したのは湯島天神ですね。
学生時代、難解な記号問題にぶつかるたびに
湯島天神でいただいた鉛筆をコロコロしては、ご神託にしたがったものです。
したがって、しいて信仰らしい信仰といえば、学問の神様・菅原道真公を信じています。
努力したあげく試験に落ちるより、努力せず神だのみだけで試験に落ちた方が
いくらかショックが小さくて済むからです。これも立派なご利益。

えぇ、そんなことはさておき。
とにかくシスティナ礼拝堂に集まったおじいちゃんおばぁちゃん達の中では
犬司さんが群を抜いて最有力候補だったわけですよ。
ですからシスティナ礼拝堂の扉が閉じるやいなや
みんなさっそく大皿にもったタクアンをぼりぼりやりながら
「そこのお若いおにぃさんで、いいんじゃないかのう。」
と、こうきたわけですよ。さっそく犬司さんご指名です。
すかさず私も
「いやぁ、そんな大役。私のような若輩者でなくては決してつとまりませんから。」
などとかるく謙遜しつつも、さりげなくアピールして見せたものです。
日本語が若干不自然なきらいもありますが
所詮は棺おけに半分片足をつっこんだようなヨーロッパ人相手ですから
全く問題はありません。
ところが、返って来た答えときたらこうですよ。
「なるほど。犬司さんのような若輩者なら、きっと立派な法王になるじゃろう!」
これをタクアン片手にかるく微笑みながら言い放つのですから
棺おけに片足つっこんだヨーロッパ人も意外と手強いです。
まぁ経緯はどうあれ、ほぼ犬司さんで決まりというところまでは
難なく漕ぎつけたわけですよ。
ところが、まだ会議が始まってほんの15分くらいですからね。
おじいちゃんおばぁちゃんたちも、まだまだタクワン食い足りないし
お茶だってすすりきれていないわけです。
そこでもうしばらく茶飲み話のついでにと
先代法王ヨハネ・パウロ二世の法事の件で、思いきった合理化政策をうちだし
さっそく次期法王としての改革路線を提示してみせたわけです。

「で、やっぱあれっすよね。
 初七日と四十九日は、告別式の時に一緒にすませても平気っすよね。」

今思い返してみると、この一言がまずかったようです。
一瞬にして会場中がしずまりかえりました。
えっ、初七日?四十九日?告別式ぃ?
しばしの沈黙…
そして盛大なタクアンかじり音がぼぉりぼぉり盛大に響き渡ると同時に

「それ仏教。」
「まじ仏教だから。」
「あんた宗教ちげぇから。」
「おまいはブッキャーか!(筆者注:仏教徒のことと思われる。)」

と、それはもう怒号の嵐がとびかいましたよ。
これはしまったと思い、すかさず私も言い訳だの説得だのをはじめたわけですが
よほど慌てていたのでしょう。
「今朝まで坊主を憎んでいました」とか
「大仏とパンチパーマの区別もつきません」とか
「前世はキリシタン大名でした」とか
「おでこに1円玉が7枚重ねてくっつきます」とか
「洗礼名はないけれど源氏名ならパウロでした」とか
若干まとがはずれた言い訳に終始したため
タクアンをかじったおじいちゃん連中を説き伏せるにはあと一歩足りなかったみたいです。

こうして後継者選びは振り出しに戻ってしまいました。
しかし、それでは他に誰か候補者がいるのかといえば、これと言った決め手がない。
タクアンだけがいたずらに消費されていきました。
やっぱ犬司さんしかいなかったんですよ。
ところがその犬司さんに、ふってわいたようなブッキャー疑惑ですから。
ほんと身に覚えのない言いがかりなのですが
この手のスキャンダルは一度火が吹いたら、なかなかおさまりません。
かといって犬司さん意外には
これといってろくなおじぃちゃんおばぁちゃんがいないわけで
会議はまさに暗礁にのりあげてしまいました。

そこで、いよいよ最後の手段。
しびれをきらしたよぼよぼの議長が、生まれ立ての子鹿のようにプルプルとふるえながら立ち上がると
会場中のおじぃちゃんおばぁちゃん達に声高らかに宣言したのです。

『法王様ゲェ〜ム!』

するとどこから湧いて出てきたのか、全身黒ずくめの係員のおっさん達が
会場中のおじぃちゃんおばぁちゃんと、そしてこの私に
なにやら文字が書きこまれた『割り箸』を一本づつ配ったのです。
そして議長の『法王だ〜あれ?』のかけ声とともに
みんな一斉に老眼鏡をかけて
我先にと割り箸の文字を読みはじめたのです。
するとそこには
『去王』とか書いてあって
「うわぁ、俺の「さんずい」が足りねぇよ!」とか言いながら
年甲斐もなく白熱したりしてるわけです。

『法主』…あっ。点がいっこ多いよ。ちきしょう!

『法圭』…うわ、微妙。ややニアピン。おしい!

『怯王』…画数は合ってるよ!合ってるけどダメ?おびえ過ぎ?

『訪欧』…なんだかわかんねぇけどヨーロッパ旅行あたっちゃったよ!

みたいな妙な盛り上がりが会場中をつつみこんだわけです。
あっちこっちで自分の割り箸をみせっこするおじぃちゃんおばぁちゃん。
やれそっちがいいだの、こっちのがいいだの
取替えっことかしているやつもいたりして、もう収拾がつかなくなってしまいました。

要するに本物の『法王』を引いたやつが法王になれるルールらしいのですが
肝心の『法王』を引いたやつがなかなか出てこない
誰なんだよ!さっさと出て来い!

ちなみにそんな犬司さんの引いた割り箸はというと…

『鳳凰』

『怯王』とか『去王』なんかよりもずっとマシだとは思うけど
それにしても鳳凰っていったら鳥ですからね。人間じゃないですから。
いやはやどう評価したらいいのか困ったものだと思案していると
運の悪いことに、となりのじいさんが私の割り箸を覗きこんだわけですよ。

「あっ、こいつ鳳凰だって。トリだよトリ。焼き鳥だよ。」
………
……

死刑。
要するに死刑でいいと思います。生きててもどうせ時間の問題ですし。
仮に日本の刑法の侮辱罪には『死刑』の規定がなかったとしても
一般常識だの社会通念だの国際慣習法だのに照らしてみれば
死刑以外の選択肢はありえないと思うわけです。
この高貴にして華麗な犬司様を、あろうことか『焼き鳥』よばわりするだけで
はっきりと万死に値しますが
それどころか『鳳凰』を『火の鳥』ではなく『焼き鳥』と勘違いした点でも
十分万死に値します。
手塚治虫先生の墓前で腹かっさばいてお詫びさせなくてはなりません。
いくら温和な犬司さんでも
これはさすがに怒り心頭に達しまして、烈火のごとく怒ったわけです。

「この死にぞこないめ!焼き鳥よばわりしやがったなこのやろう!
 お前のほうこそ今ここで火葬してやる!
 もう怒ったぞぉ〜。コケコッコォォォ〜!」

最後がニワトリになっていたのはご愛嬌。
とにかく激怒の雄たけびをあげたかとおもいきや
自分でもびっくり。出たんですよ。火が。
それも耳から。

いやぁ、ほんとうに驚きましたよ。
この私に『火の鳥』としての素質があったなんて。
怒りに我を忘れて「コケコッコ」と叫んだら、右の耳から炎が噴き出すんですから。
ほんと犬司さんたら、あまりにも多彩な才能をいろいろと秘めているものですから
自分でもまったく把握しきれませんよ。己の才能を。
で、まぁ私が新たに開花した『鳳凰』としての才能
つまり怒りながら「コケコッコ」と叫ぶと、右の耳から炎を吐き出すというこの才能を
さて、どのように活用すべきか思いをはせていると
さっき私を焼き鳥呼ばわりした例のじいさんが、私の右隣で火柱上げて豪快に燃えあがっているではありませんか。
なぁんだ、どおりでほんわかあったかいと思った。

するとさっきの黒ずくめの係員達がまた降ってわいたように現れては
みんな手に手に消火器をもってかけつけてきました。
そして「ここは文化遺産ですから!」とか口々に叫びつつ
慌てて火柱じいちゃんに消火器を投げつけはじめたのです。
ぼこっ。ぼこっ。どかっ。ぼぐっ。
日本とは消火器の使い方に若干違いがあるようですが、それもお国柄といったところでしょうか。
幸い、そのうちの一本がおじいちゃんに当たった拍子に安全ピンがはずれて
あたり一面に消化液を撒き散らし始めたので、これで結果オーライ。
しゅごぉぉぉぉ〜っとすごい勢いで白煙を噴き出しながら消火器がぐるんぐるんまわりはじめると
火柱じいちゃんはすぐに下火になり、やがては鎮火。
焼け跡じいちゃんへと姿をかえました。
しかし、ここでまたひと騒動。
消火器から吐き出された大量の白煙がするすると天井までのぼったかと思いきや
煙突からそのまま出ていってしまったわけです。

システィナ礼拝堂の煙突から白い煙がみえたら新法王決定のしらせ。

誰が決めたルールかわかりませんが
きっと消火器のない時代につくられたルールなのでしょう。
とにかく会場の中では火柱騒動で新法王どころの騒ぎではないのに
外では新法王決定で大いに盛り上がっているわけです。
やばい。状況は非常に切迫してきました。
誰だよ『法王』。みんな自分の割り箸をよく確かめてみろよ!
しかし、おじぃちゃん達は老眼鏡の奥で瞳をきょろきょろさせるばかり。
半数は老眼鏡でも割り箸の文字がよく見えず
残りの半数は漢字が読めないヨーロッパ人の集まりですから
まぁ、あたまりといえばあたりまえの結果です。
もはやこれまで。
あとはこの犬司さんが、『新ローマ鳳凰』として名乗り出る以外に手は有るまいと決意を固めた矢先
たまたま出口の扉に一番近い場所に座っていた
そそっかしいことで有名なおじいちゃんがやおら立ち上がり
「あっ!ごめん。俺だよオレ。オレの割り箸『法王』になってる!」
とか言うやいなや、そのまま扉を大きく開け放つと
ガッツポーズで外に走り出してしまったわけです。
どよめく観衆。
満面の笑みで答えるおじいちゃん。
そして…
新法王に名乗り出たこのおじいちゃんの割り箸には…




『法玉』



というわけで、初代ローマ法玉の誕生です。
ローマ法王に関しては、しばらく『空位』ということでいいんじゃないでしょうか。もうどうでもよいです。
とにもかくにも、これで決着がついたのですから。
めでたしめでたしです。
そんなことよりも犬司さんにとっては
右の耳からでる熱エネルギーの有効利用のほうがずっとずっと重要問題。
激怒→「コケコッコ」→右耳から火柱
これは新世代エネルギーとして注目をあびそうです。
また忙しい日々がつづくものと思います。

えぇ、久方ぶりの更新なのにいったい何が書きたかったのかよくわかりませんが
まぁ、いつものことですから。いまさら気にしないで下さい。
とりあえず本日はこのへんでおしまいにします。
コンクラーベも終わったので、もう少し真面目に更新しようと思っています。
それでは、また。近いうちに。








更新再開を高らかに宣言したにもかかわらず
かろやかに10日間ほど沈黙してみせた犬司です。こんばんわ。

原因はスギ花粉です。
ひどすぎるんですよ花粉症が。
犬司といえば皆さんもすでにご存知のとおり
『神ですら道を譲る』と賞されるほど美しすぎる存在なわけですが
にもかかわらず、あろうことか花粉症ですよ。もう、ありえない。
目はしぱしぱしてかゆいし痛いし
自分でも気が付かないうちに涙や鼻水がたれてるし
鼻のかみ過ぎで粘膜が荒れ果てて鼻血まで出てくる始末です。
もう無理。本当にありえない。
「びぇっっっっくしょいぃぃ〜。」
などと豪快なくしゃみとともに、血液まじりの鼻水でも垂れた日には
ある意味『神ですら道を譲る』こと間違いないわけですが
そうじゃない。犬司君はそんなキャラじゃないはずなんです。
ちっぽけな花粉ひとつで『人類の至宝』とさえ言われたこの私を
ここまでおとしめてしまうわけですから
杉という存在は本当に邪悪だと思いました。
そして杉の存在を許容している自然環境、ひいては地球それ自体が
非常に邪悪な存在であると断言できるように思います。
ですから思い切って言ってやりましたよ。地球に。
おまいはこの私を敵に回してまで、本気でひとりでクルクル回るつもりかと。
いつからそんなに偉くなったのかと。
それはもう朝っぱらから道端にしゃがみこんで
地べたをぺちぺちたたきながら小一時間説教してやりましたよ。
(おまわりさんに見つからなくて本当によかったと思います。)

で、ですねぇ。
そんなこんなで地球のやろうがふんぞり返っている矢先に
よりによって『愛・地球博』ですよ。万国博覧会。
開催地が愛知県だから『愛・地球博』。
したがってこのルールでいくと
開催地が愛媛県だったら『愛・姫博』。
………
愛媛のがよかったっぽいですね。
愛する対象としては『地球』よりも『姫』のほうがずっとよいです。
ずっと普通な感じだし、むしろ素直です。
もちろん『姫』の部分は、杓子定規に王族だの血縁関係だのこだわる必要はなく
『比較的きれいなおねぇさん=姫』くらいに拡大解釈していただいて
いっこうに差し支えないと思われます。
愛する対象としてこれほどぴったりくるものはないでしょう。
しょせん地球なんて、どれほど愛情を注いだところで
『例年に比べて30倍ものスギ花粉』とか地味に邪悪なものを撒き散らすだけですから
ほんと無意味。地球なんていくら愛しても無駄ですよ。
愛情の大安売り。
かたや相手が『おねぇさん』であれば
注いだ愛情に対して何らかの『見かえり』が期待できますし
愛情だけで足りないときには『若干の金品』などを注ぎこんだりするだけで
びっくりするほど『見かえり』が期待できるわけですよ。
非常に回収率が高いわけです。

まぁ、今回は残念ながら名古屋開催の『愛・地球博』。
名古屋近辺在住の方は
しがない地球相手にせいぜい地味に愛を語らって過ごしていただきましょう。
毎朝目覚めては、うっとり地べたをながめつつ
「うぅ〜ん♪地球ぅ〜。ちゅきぃ〜。だぁいちゅき♪」
とか愛をささやいてください。
地球、そして自然、ひいては杉花粉なども全てひっくるめて
「だぁいちゅき」と声高らかに愛をさけんでください。世界の中心で。
きっとこのイベントは
花粉症になったことものない人間が企画したのだと思います。
非常に悲しいことですね。

もちろん、過去の歴史をひもとけば
人類が地球にたいして、ひどい仕打ちをしてきたことは確かです。
世界各地で生態系を破壊し、工業排煙で酸性雨をふらせ
土壌を汚し、河川を汚染し、フロンガスでオゾン層に穴をあけ
過剰な二酸化炭素の排出が、地球温暖がを招いている。
人類が自ら肥え太り、己の欲望を満たすことばかりに目を奪われ
地球環境のなかで全く調和しない異端児になり
あらゆる生態系、自然環境を徹底的に破壊してきたわけです。
これは確かに反省しなければなりません。

しかぁし。
もう少し古い歴史をひもといてみれば
地球だってけっこうやりたい放題やっていたわけですよ。
ずっとずっと大昔、まだ地球がやんちゃばかりしてた頃なんて
たとえば、いきなり氷河期とかいって
当時、健気にがんばっていた恐竜たちを根こそぎ氷漬けにしてみたり
火山の噴火だの、地殻変動だの、大洪水だの、ノアの箱舟だの
それなりにつっぱってた時期もあったわけです。(ノアの箱舟は違うと思います)

要するにあれです。五十歩百歩。
人類がしでかしたことも、地球がしでかしたことも、五十歩百歩ですよ。
いや地球は五十歩なら人類は百歩だとか
人類が百なら地球だって百二十くらいいってるはずだとか
そういうみみっちくも不毛な論争はとりあえずおいといて
とにかくお互い様なわけです。
地球も人類も、お互いやりたい放題やってきて
とうとうお互いの不満がギリギリいっぱいのところまできたわけですよ。
人類の地球に対する仕打ちはひどくなる一方だし
かたや地球も、異常気象だの、直下型地震だの、大津波だの
必死に応戦してきています。
ただ、お互いの関係がここまでこじれてしまったにもかかわらず
いきなり『愛・地球博』
というのは、やはり無理ではないかと思います。

例えばみなさんが彼女(彼氏)とけんかになったとするでしょ。
きっかけはほんのささいなことだったかもしれません。
でもそれが次第にエスカレートしていって
やれ、あんたが先に浮気しただの
いやお前が先に嘘ついたからだの
どんどんお互いの言い分が噛み合わなくなってきて
ついに刃傷沙汰にでもなりそうなギリギリの状況になってきて
そこでいきなり手のひらを返したように
『愛してるよ』
とか言っても普通は無理ですよ。絶対に無理。むしろ最悪。
よりが戻る戻らないのはるか以前に
顔の形が変形するまで殴られるのがオチです。

いうなれば人類と地球の関係も
もうこのあたりまできているのですよ。
ですから、今更手のひらを返したように『愛・地球博』などと
地球相手に愛をささやくのは、さすがに無理だと思います。
ここまで関係がこじれてしまったら、普通は『冷却期間』ですよ。
お互いの距離を微妙におきつつ
ほんの少し『俺も悪かったよ』的な余韻を残す。
お互いの関係を冷却しつつも、スキあらばいつでも頭を下げちゃう。
あわよくばどさくさにまぎれて抱きしめちゃうみたいな。
そういう関係を、人類と地球の間で模索していく必要がありそうです。

そこで犬司さん恒例のグッドアイデア。
私が万博の企画者だったなら
メイン会場は思いっきり活断層の真上できまりです。
地球がその気になればいつでも直下型地震で壊滅させるがよいと。
あんたの好きにすればいいさと。
そこまで開き直って人類の弱点をさらけだしたうえで
正々堂々と『愛・宇宙博〜地球なんて無視の方向で〜』
これで決まりだと思います。
いたずらに地球に媚はうらない。でも、弱点はみせちゃう。
こういった微妙なかけひきで地球との冷却期間をおきつつ
10年後くらいをめどに
『愛・地球博〜やっぱ、俺にはお前しかいないから〜』
みたいなそういうベタな方向で解決に持っていくのがセオリーかと思います。

というわけで今回は
花粉症に悩まされつつも
愛知万博開催という時事ネタでひとコラム書かざるをえなかった
犬司さんの苦衷を読み取っていただければ幸いです。
最も最悪な時期に復活宣言をしてしまった犬司さんの間の悪さに
みなさま盛大な拍手をもって嘲笑していただければよいと思います。

さてさて、なんとなく愚痴っぽいコラムになりそうで恐縮ですが
最後の最後でブログっぽく
有益な情報などをご披露しておわりといたしましょう。
本日の有益情報はこちら↓

http://www.kenko.com/product/item/itm_8330330072.html

『スギ花粉飴』です。
想像を絶するほどすごい飴です。
なにがすごいってスギ花粉飴とかいいながら
花粉症とは全く無関係なところがすごい。花粉症対策など微塵も意識していません。
たんに、花粉に含まれる栄養価の高さにのみ着目した健康食品です。


花粉(ポーレン)はミツバチが自らの餌として花蜜と一緒に集め、体内の酵素を加えたものです。
その成分の多彩さから「パーフェクトフーズ(完全な食品)」とも呼ばれています。
アミノ酸のほか、ビタミンやミネラルをはじめ多くの成分が含まれ
欧米では40-60年前から健康食品として用いられてきました。
未だ解明されていない成分も多く、今後の研究に期待が高まっています。
「杉花粉飴」は、杉花粉入りのおいしい飴です。
シソエキス配合。1日2-3個。携帯に便利な分包タイプ。


今後の研究を期待されるような、未確認の栄養素を含んだ『パーフェクトフーズ』。
やばいくらいに胸がときめきます。
スギ花粉を『健康食品』という方向で無理やり克服していこうという姿勢が
思いっきりまだ終わらんよ的で非常に素晴らしいと思いました。
私は絶対に食べたいと思いませんが、試食する勇気がある方は
ぜひお試しのうえ、感想を聞かせてください。

ではでは、また。いずれ。(←ぉぃ)



  更新再開のごあいさつ 2005/03/17(木)



えぇ、まぁなんといいますか…
そのぉ…えぇと…
たいへん言いずらいことで恐縮ですが…






明けましておめでとうございます。


(注:本年もよろしくお願いできますかはどうかは
 今後の展開を見極めた上で、読者諸賢のご判断にお任せします。)





さて、唐突に更新がとどこおってから
はや半年以上が経過したような気がしますが
きっと気のせいだと思います。私は気にしてません。
みなさんも気にしなければよいと思います。
(こういう開き直った私の態度も含めて、気にしないでください。)

ただ、最近たてつづけに
『更新していないようですが…どうされましたか?』
という更新を催促するメールを2通ほどいただんですよ。
それがまた判で押したように
『…ていうか、生きてますか?』
という文末でしめくくられておしまして
なるほどさすがにやばいなと。
私の生死にかかわる大問題をびっくりするほど軽いタッチで書かれるようでは
いいかげんやばいなと。犬司ピンチだなと。(≠泉ピン子)
香典が届くまえに更新だなと。
こうして、この度の更新再開とあいなったわけです。
(くれぐれも泉ピン子は聞き流す方向でお願いします。反省)


まぁ、それ以前から若干の伏線はありまして…
常連のカラスさんから何度か更新再開希望のメールをいただいてたんですよ。
で、せめてメールの返信くらいしなければと思いつつも
でも、いざ返信してしまえば必ず更新しなくてはならないし…
という愚にもつかないジレンマにおちいって返信が滞っていたわです。(←無礼者)
そんなさなか
私の携帯に登録されていない見ず知らずのアドレスからメールがとどきました。

『今から木更津行って飲むんだけど、久しぶりに会いたいな!』(全文)

あなたは誰ですか?
川崎在住で品川勤務の私を『久しぶり』に木更津に呼び出すあなたは誰ですか?
もちろん、返信などしませんでした。
どこかの出会い系サイトからのメールだろうと思い
常識的に黙殺処理しておりましたところ、その数日後…

『たまには遊ぼうよ〜』(全文)

ですからあなたは一体誰なんですか?
まぁ、この手のメールは相手にしないかぎりたいした実害はないですから
ひきつづき放置しておきましたところ、さらにその数日後…

『しょういちさんがメールの返事こないと嘆いています。
 返事してあげてください。カラスより』

あんたかよ!しょういちさん!
まぁ、あれです。
いきなり更新が途絶えて音信不通になる私もどうかとは思いますけど
『音信不通』の私を相手に
『正体不明』の方向から奇襲攻撃をかけるあなたのほうが
よっぽどどうかしているように思います。笑
コミュニケーションは成り立ちませんから!
だいたい見ず知らずのアドレスから、上の二通のメールをもらって
すぐにしょういちさんだと見ぬけるようなら
きっと私は人間を超えた別の存在だと思います。
少なくとも、はみだしコラムなどを書いてる場合じゃないでしょう。
もっとこう…超能力者だとか、教祖様だとか
せめておでこに1円玉が七枚重ねでくっつくくらいの職業につくべきだと思います。
(注1:それは職業ではありません。)
(注2:そもそもはみだしコラムニストが職業ではありません。)



というわけで、本日はこのくらいで撤収です。
とにかく

・まだ終わらんよは、当面、まだ終わらないらしい。
・犬司の生存が確認されたらしい。
・出会い系と思われるメールの3通に1通くらいはしょういうちさんの仕業らしい。
・しかもやっかいなことに悪意はないらしい。

以上のことが確認されたことで
この度の更新再開のご挨拶にかえさせていただきます。
まぁ、相変わらずの不定期更新とはなりますが
こんごとも、よろしくお願い申し上げます。

ではでは、また。近いうちに。



追伸:いつのまにやら、HPが華麗にリニューアルされたようで。
   わたしのページがへばりついてるのが異色ですね。申し訳ない。




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